いけない団地妻 (3)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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いけない団地妻 (3)

15-06-14 10:12

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「いけない団地妻 友美」へ

山田さんはお喋り好きだから簡単です

山田さんの横に座って『主婦なのに大変ですね…』と話をすればこちらから聞かなくてもグループ内の話をあれやこれや始めます

例えばグループでも独身と既婚者では話も…って具合に…

『じゃ山田さんと堀さんは同じ主婦だから仲が良いの?』と僕が振れば…

山田さんは『仲いいわよ…』と前置きをしてでも堀さんは一匹狼で昼の休憩も一人で買い物に行っていると話していました

それでも堀さんも前に比べれば…と前に比べれば?山田さんは私の耳元で『絶対にここだけの内緒よ』と前置きして『噂だけど…』と過去に堀さんがデパート内の課長と不倫をしていたと私に耳打ちをしました

『ヘェ―!!堀さんも山田さんと同じ主婦でしょ…?』山田さんは自慢気に僕にウェイトレスの中では社員より主よと言わんばかりに何でも知ってると胸を張りながら

堀さんも昔に比べれば大人しくなって…皆と一緒に行動する様になってと…
僕は心の中で山田さんに゛いやいや堀さんは全然変わってないですよ゛と教えてあげたくなりました

有力な情報をGetして
『ヨシ!!』と握り拳を作って堀さんの事が見えて来ました
堀さんは人妻なのにデパート帰りに家庭の不満を課長と忍ぶ恋に至り今はその寂しさを帰りの電車の中で…僕にもまだチャンスがあると確信しました

つづき「いけない団地妻 友美(4)」へ


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