この話はつづきです。はじめから読まれる方は「堕ちて行く日々(1)〜消せない過去」へ
『もう忘れたいのに…』
ベットの上で深く溜め息をつく、この頃は毎日のようにあの頃の夢を見る。
AV女優【歌恋】として生きていた自分、当時はセックス漬けの日々だった。
撮影はもとより営業としてのセックス。
名も知らぬ男達何人もと寝た。
この娘、日向華恋【ひなた かれん】はそんな過去の記憶に苦しむ毎日を送っていた。
はたから見れば長い黒髪の似合う幼顔の娘。
しかし、もう一つの顔は過去の淫靡な夢で股を濡らす雌……
『もう…しなきゃ収まらないよ…』
そう言いながら華恋は化粧台の引き出しを開け、中から黒光りする肉棒に似せて疲れた玩具…【バイブ】を取り出す。
つづき「堕ちて行く日々(3)〜止まらない衝動〜」へ
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