あなたに恋なんかしてないんだからねっ! 1_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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あなたに恋なんかしてないんだからねっ! 1

15-06-14 10:13

 私は大野晴美。今年、女学園に入学した。気分はわくわく。そう、あの噂を聞くまで・・・。

「はるん(晴美)!噂、聞いた?」
「噂?」
 女優志望の友達、水嶋美穂が登校途中、話しかけてきた。噂、か・・・。
「ここって、GLばかりだって!!先生もねっ!!」
「ええ!?ど、どういう意味?」
「知らないの?女性同士の恋愛よ!」
「う~ん・・・」
 元々、恋愛に関しては疎い私。疎すぎると文句も言われた。
「はるん!手紙、来てるよ」
「ええ?」
 靴箱を開けると、3通入ってた・・・みたいだが、すべて美穂が見ていた。
「へえ~。あの美人に・・・。みーとさおりんとゆうゆうかあ・・・」
「誰?」
「ああ、そっかー知らないんだねー」
 私は記憶力も悪いし、他人に興味がない。そんなとき

  美穂がキスをしてきた。

つづき「あなたに恋なんかしてないんだからねっ! 2」へ


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