この話はつづきです。はじめから読まれる方は「義父と嫁の淫行 1」へ
由香が入社して初めての忘年会に破廉恥な出来事が起こった!友達と飲むお酒はそれなりにいける口だが、会社でのお酒は、口が進まない。総勢40名を超す人数のドンチャン騒ぎが肌に合わない。次から次に色んな課の上司や先輩方が由香ちゃ~ん、仕事なれた?と注ぎにくる。
お酒が入ってるせいか!性か?はおじさんにも慣れてね♪とセクハラギャグを浴びせられる。由香は文科系の出身であるため、体育系のノリは不慣れであった。
助けを求めようとしたら、数名いる筈の女子社員は既に居なかった。居るのはお局様の隣の課の典子だけだった。
経理課の優子と営業1課の彩は同年代の男子社員達と会場を一足先に出ていた。
由香が標的になってる隙を見て、由香には悪いと思いながらも逃亡したのだ。
すっかり逃げるタイミングを失った由香は、宴会の終盤で酔っ払い上司達から酒を廻されていた。すると其処に救世主が現れたのだ!その救世主が自分の上司である部長だった。由香くん、大丈夫かい?
部長~皆さん、お強いので私もう駄目です。
ちょっと待ってろと言い席を立つ部長。
戻ってきた部長の手には氷入りのグラスが…水だよ!これ飲んで落ち着きなさい。
周りの社員達は部長の評判は悪かった。
けれど由香はそれほど嫌悪感は抱いていなかった。水をわざわざ持ってきてくれたこと、しかも氷入りと手がこんだ介抱に、キュンとなる。
少し外の空気を吸ってきたら良いな、冷たい風を浴びにと部長に促され、席を立ち上がるが、足が縺れてしまう。
大丈夫か?由香くん!
私がタクシー呼ぶから家まで送るよと言われた。由香も流石に電車で帰れる気力は残ってなかった。
忘年会はもう、ただの酔っ払いの集いとかし、誰が帰ろうも解りはしない。
由香は部長に支えられながら会場を出てタクシーに乗る。酔いもあって、部長の胸に項垂れ寝てしまう。
タクシーは酔いながらも由香が発した住所に着くが何処が自宅なのか判らない。
とりあえずタクシーを降りてはみたが、由香に問いかけるも完全に睡魔と酔いに犯された由香は歩くことすらできない由香を抱き寄せながら真冬の道を歩く。
真冬の夜道の寒さは部長である館石の酔いをスッカリ冷ましていた。
館石も限界にきていた。
寒さの中、酔った人間を抱き寄せながら歩くことは体力のいる。すると路地裏にビジネスホテルを見つけた。
真面目である館石は介護の為だから由香が酔いから目を覚ましてビジネスホテルなら話も伝わると思い入館した。
つづき「義父と嫁の淫行 5」へ
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