籠絡 ろうらく17_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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籠絡 ろうらく17

15-06-14 10:14

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「籠絡 ろうらく…」へ

かおりはおねだりをするように丸い尻を持ち上げた。Oが背後からインサートしやすい角度だ。

「むぅ~ん」と青柳のペニスを咥えながらかおりが呻いた。
一度、射精されたかおりのヴァギナは、じゅるじゅるとOの太いペニスを難なく飲み込んでいく。
『同時に2人のおちんちんを受け入れるなんて…私、本当に変態になっちゃう…いやらしいことされて、悦んでる』
貞淑な人妻を自負していた。そのプライドが快感に押しやられた。Oの腰の動きが憎らしいほど淫靡な感覚を高めるのだ。
けものじみたセックスだと、かおりは思った。しかし、今までのノーマルな夫婦生活では味わえない刺激的なセックスだった。

「ほら、しっかりしゃぶらんか」
かおりが快感に耐えきれずに口を開けてしまっていることを知っていて、わざと青柳が叱責する。
いじわるな青柳の表情を見て、Oはますます腰を動かす速度を上げた。
「んああ!」かおりは苦悶の表情でペニスを咥え直していた。
青柳がかおりの乳首に巻かれた紐の端を引っ張ると真下を向いていた乳首がそろってツンと向きを変えた。

痛みと快感が複雑に絡み合って、かおりの思考力をどんどん鈍らせていく。

Oが2度目の射精を終えると、そのまま青柳が挿入を始めた。
何度、気を遣ってしまったのだろう…。くたくたになったかおりは、もうそれ以上の刺激を欲してはいなかった。
ただ、熟したかおりの肉体は従順に反応を示し続ける。
「もう、おかしくなっちゃいます、、やめて、、」と訴えながらも、青柳の腰の動きに反応してしまった。
ヴァギナを責められながら、自分の乳首を捏ねてしまっているのも全くの無意識のうち…。

「もっと、もっと、もっと、、」かおりはうわごとのように、催促する言葉を続けた。
青柳のピストン運動はOのように激しさはなかったが、巧みにかおりの膣内のポイントを突く。
「気持ちいい、またいっちゃいそう!」とうつろな目をしてかおりが言った。

「本当に女は底なしだな」鼻息の荒い青柳がOに余裕を見せる。
「まったく、スケベな女ですよ」無精ひげのOがにやついて答えた。

青柳は深くかおりの股間に身を沈め、角度を変えてスパートをかける。
「あ、あふっ、あふっ、ああ」かおりの方が先に艶っぽいイキ声を上げ、青柳が続いてううんと唸った。

二人分の精子が膣いっぱいに広がり、納まりきれない量の白濁した粘液がドクドクと溢れだした。


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