隣人(3・地獄の始まり1)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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隣人(3・地獄の始まり1)

15-06-14 10:15

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「隣人(あらすじ)」へ

村井隆弘とエレベーターで別れてから10日が過ぎた深夜10時、早苗の部屋の前で村井は起っていた、10日前と違い扉は直ぐには開かなかった

「ご、ごめんなさい、ちょっと、ゴタゴタしてて」時間は掛かったが扉が開き中から憔悴し窶れた早苗が出て来た

「夜分遅くにすいません、あのこれ約束した佃にです」村井が差し出した紙袋を震える手で早苗は受け取った、早苗の表情は明らかに窶れ村井の企み通りに進んでいた、村井は紙袋を渡し直ぐに立ち去ろうとした時早苗が声を掛けた

「村井さん、明日って、お休みなの?」

「はい、休みですよ、早川さんは?」

「わ、わたしも、休みなの、もし良かったら、お茶でも飲みませんか」早苗の言葉に村井は想定していた通りの言葉に内心焦った、自分の夢心地の考えが候も簡単に進むのかと正直驚いた、内心最悪は力尽くで早苗を自分の物にしようと考えていたのだが手間が省けたと腹の中で小躍りした

「良いんですか?」表面上は謙虚な姿勢を示した

「こんなオバサンとお茶するの嫌?」早苗も今自分が何を言っているのか内心混乱していた、しかし言葉が出てしまい後に引けなくなっていた

「いえいえ、とんでも無いです、じゃあ今着替えて着ますから」

「良いわよ、そのままで、さぁ早く中に入って」早苗はそう言うと扉を大きく開けた、村井は中に入った、早苗は冷蔵庫から350竓の缶ビールを数本出し食卓テーブルの上に置いた、村井は早苗の向に座った

「いや、俺はビールはちょっと」演技で嫌がる村井の言葉など知る筈も無く早苗は言葉を強めに言った

「良いじゃない!付き合ってよ!」早苗は缶ビールのリングプルを開け村井に渡し自分も手に持ち強引に早苗は乾杯した、村井は缶ビールを一口飲み大袈裟に咳き込み

「いやあ、やっぱりビールはちょっと、俺帰ります」そう言って席を立ち早苗に背中を向けた時早苗が声を掛けた

「待って、お願い待って、」早苗の言葉に村井は振り向くと早苗の瞳は潤みTシャツから乳首が勃起しているのが判った、更にスカートから伸びる細い脚が不自然に開きスカートの中から半透明の愛液が糸を引きながら雫が床に落ちていた、早苗のギリギリ保っていた理性が外れた

「村井さん、こんな、おばさんじゃ、いや?」早苗は両の手の平を臍の前で重ね合わせ下唇を噛み顔を朱く染めた、村井は自分の本性をジワジワと表す行動に出た

つづき「隣人(3・地獄の始まり2)」へ


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