隣人(2・悪魔との出逢い3)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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隣人(2・悪魔との出逢い3)

15-06-14 10:15

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「隣人(あらすじ)」へ

村井隆弘は翌日から再び長期の出張に出た、しかしその出張も村井が計画する為の1つの行動でもあった、1ヶ月後村井隆弘は出張から帰り早川早苗の部屋の扉の前に居た、時間は深夜10時を過ぎていたマンションに入る前に早苗の部屋に灯りが付いている事を確認しての行動であった、村井の前の扉が開いた早苗が出て来た、村井は少しハニカミながら手に持つ手提げ紙袋を差し出した

「あ、あのこれ、もし良かったら食べ下さい」差し出された紙袋を見て早苗は少しキョトンとした

「わたしに?」

「あ、はい、口に合うか判らないけど泊まったホテルで食べたら美味しかったから」少し照れ臭そうに笑う村井に早苗は直ぐに笑顔で応えた

「これ、美味しいんですよね!わたしも何年か前に行った時食べました、すいませんありがとうございます」早苗は深々と頭を下げ礼を言った、村井は手渡すと直ぐに扉を閉め部屋へと戻った、早苗は中身を出し早速味見をした、村井が渡したのは特製の煮汁で煮込まれた牛肉を辛味が少し強い特製味噌で絡んだ佃にであった、早苗は上機嫌で食べ冷蔵庫から缶ビールを出し酒の肴にした、翌朝早苗がエレベーター前に居ると村井が声掛けて来た

「おはようございます」村井の声に早苗は笑顔で振り向いた

「おはようございます、昨日はご馳走様でした、あの後早速ビールと一緒に食べました!」

「早川さんってビール飲むですか?」

「沢山は飲めませんけどね嗜む程度は飲みますよ、村井さんはどうなんです?」笑顔で聞く早苗に

「僕は実は下戸でして殆ど飲めないんですよ、飲むと直ぐに寝ちゃうんですよね」ハニカむ村井に早苗は悪戯っぽく笑った、エレベーターの中でも以前と違い話が弾んだ、そして10日程した朝にエレベーター前で早苗にあった村井はいつもの様に早苗に声を掛けた

「おはようございます!」村井の声に振り向いた早苗の顔を見て村井が言った
「早川さん、どうしたんです顔色悪いですよ!どっか具合でも悪いんですか?」心配そうな顔で聞く村井に早苗は作り笑顔で答えた

「あ、そうかなあ、ちょっと疲れが溜まってるのかな最近夜寝付きが悪いんですよ」

「なんか早川さんって無理しそうなタイプだから、頑張り過ぎてるじゃないですか?」村井は早苗の体調の変化に内心ほくそ笑んだ
「あっ、実は今日からまた出張でこの間と同じ所に行くんですよ、またあの土産買って来ますね!」村井の言葉に早苗は遠慮したが村井の好意に甘えた、そしてその日の夜早苗は今まで感じた事のない躰の火照りに戸惑っていた、夏でも無いのに全身から汗が噴き出し躰が異常な程に敏感に成っていた、翌朝早苗は会社に行くために支度をしようにも乳首が異常なまでに勃起しブラジャーを着けたくても乳首がブラジャーに擦れ痛い程に感じ、更に困った事にパンティーを穿きたくてもクリトリスが勃起しパンティーを穿くことすら出来ない状態に成っていた、早苗はブラジャーを何とか着けパンティーを穿く事は諦めガーターベルトにストッキングその上に何時ものビジネススーツを着た、会社でも躰の火照りが収まらず乳首がブラジャーに擦れ躰の火照りが異常なまでに興奮状態に成っていた、早苗の陰部からは恥ずかしい程に愛液が流れ落ち人に知られないように拭うのが大変であった、この躰の火照りは日増しに強く成り自慰行為をすれば収まるので有ろうが、過去の忌まわしい記憶が邪魔をして早苗にはどうしても出来ずにいた逆にその事が早苗を生き地獄の様に苦しめた

つづき「隣人(3・地獄の始まり1)」へ


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