籠絡 ろうらく7_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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籠絡 ろうらく7

15-06-14 10:16

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「籠絡 ろうらく…」へ

Oが帰った後、すっかり日が落ちてあたりは暗くなっていた。
かおりはようやく正気を取り戻し、破られた衣服やパンストをゴミ袋に入れて処分した。だが、なかなか体の火照りが収まらない。
浴室でシャワーを浴びることにした。ボディーソープで体中を隈なく洗った。

「!」
股間を洗おうとしたとき、脳天を突き抜けるような刺激が走った。まさか…。
かおりは手鏡で自分のアソコを恐る恐る覗きこんだ。Oがクリトリスに仕込んでいった小さなゴムの輪が見える。
外そうとすればするほど、ぎりぎりと締め付けがきつくなった。剥かれたままのクリトリスは少し触れただけで、全身がビクつくほど敏感になっている。
『困ったわ。こんなのがあの人に分かったら…』
Oの思惑通り、もともと淡泊な夫婦のセックスは完全にレス状態になった。

翌日、かおりはクリトリスにリングをつけたまま出勤した。
スーパーの事務のパート勤めだが、ふとした拍子にショーツにクリトリスが擦れる。その度にOとのことが脳裏によぎった。
「Yさん、どこか具合でも悪いの?」年下の女性社員に気遣われることもしばしばだった。
赤ら顔をして、時折うずくまっているかおりを見れば熱でもあるのではないかと思われたのだろう。
ズキズキとクリトリスが疼き、熱いため息ばかりが出ていた。
『このままじゃ、本当にオカシクなっちゃう』
Oから連絡があればすぐにでも外してもらおうと思った。だが、なかなか連絡は来なかった。

数日後、休みの日にかおりはやむなく自分からOに連絡を取った。
「あんたの方から電話してくるなんて、どういう風の吹きまわしだい」Oはとぼけて見せる。
「とにかく、アレをなんとかして下さい。仕事にならないの…。お願いだから、外しに来て…」かおりは懇願した。
約束の時間にOが自宅に現れた。
待っている間、ジンジンと疼きが増していく気がした。
Oはかおりに下着を取るように命じ、かおりの局部に顔を近づける。かおりは両足を拡げてOが作業しやすい姿勢を取った。
「いい匂いしてるな…どれどれ…3日でこんなに腫れるもんなんだな…」Oはぶつぶつと独りごとを言っている。
「早くして下さい!」キッとした目つきでかおりが言った。
「るせーな、、じっとしてろよ」
そう言うとOは剥きだされたクリトリスに舌を這わせた。
「あひっ!」堪らず声を上げたが、かおりは懸命に耐えている。
Oは唾液でリングを滑らせて抜いた。普段、皮を被っていたクリトリスの形状は明らかに変貌している。
「ちょ、ちょっと、、もうやめ、、て、、」かおりの声が上ずった。
元に戻ることのないクリトリスをOが舌で転がしたのだ。指と舌でねぶられて、かおりは軽く気を遣った。
「アンタの方から呼びだしといて、何もしないで帰るわけねぇだろ」
「もう、、これで、、、あ、、あ、ああ、、」かおりの台詞はすぐに喘ぎ声に変わった。

この日、かおりはOの精液を口で受けて飲みこんでいる。

「良いもの見せてやるよ」
Oは自宅のPCを立ちあげて、何やらネットを検索しはじめた。

つづき「籠絡 ろうらく 8」へ


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