籠絡 ろうらく5_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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籠絡 ろうらく5

15-06-14 10:16

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「籠絡 ろうらく…」へ

かばんから縄を取り出し、Oはかおりの両手を縛った。素直に両手を差し出し、とろんとした目で麻縄を見つめている。
SMという世界があることは知っていた。しかし、あくまで別世界の出来事だし、自分には無縁のことだと思っていた。

次に黒い布で目を覆われた。視覚を奪われ、男がかばんから何かを取り出している物音だけが聞こえる。
かおりは仰向けに転がされ、脚を拡げられた。Oの頭が股間に入り込み、襞をかき分けられた。
襞の中心に何かが当たり、ズズッと異様な感覚がした。Oはかおりのクリトリスをスポイト状の器具で吸い出した。
透明のプラスチックの小さな筒の中に、剥き出しにされたクリトリスが伸びている。
筒先にしこまれた小さな黒い輪ゴムを滑らせて、クリトリスの根元につけた。

「はぅっ!」
黒いリングで締め付けられた、剥き出しのクリトリスは少し触れられただけでとんでもない刺激を伝えた。
ヴィーンと低いモーター音が聞こえる。Oは安物のローターをかおりの熟れた乳首に当てた。
「あ…ああ……」
予測できない突然の刺激に、かおりは身をよじらせる。見えないことで神経が敏感になっている証拠だ。
Oはローターの先を乳首から徐々に下へと移動させていった。
やがてそれがクリトリスに到達する。へそのあたりを過ぎたときに、かおりは耐えられなくなった。

「も、もう、、堪忍してください…」ピンク色に染まった体をよじらせてOに許しを請うた。

無言の時が過ぎた。それがOの答えだった。

「アギィッ!!!!!!!!!ああぁあああああ」
ローターの振動がクリトリスを直撃した瞬間、かおりは獣のような咆哮を上げた。
体が跳ね、ローターも的から外れる。

「ちっ!」Oは舌打ちをし、もう1本の縄でかおりの両足を固定した。
再び責めが始まる。かおりは閉じられない脚を懸命に閉じようとする。わずかに内股の間隔が狭まるだけで、今度は逃げられない。

「腰が、、腰が抜けちゃう、、、変になる、、、変になっちゃう、、、」うわ言のように繰り返し、がちがちと震える歯が音をたてた。
かおりは失禁した。
Oは汚れた床を気にする様子もなく、かばんから新たな道具を取り出した。「肥後のずいき」という一見握りこぶしのような形状のものだ。
完全に失神しているかおりの膣に、その「ずいき」が挿入された。ずいきはかおりの膣内で、愛液に混じって特殊な成分を滲みだした。
それが粘液に付着すると、痒みを伴った刺激を放つ。膣内は燃えるような感覚で一杯に満たされていく。

かおりの膣内から取り出された「肥後のずいき」はぐっしょりと湿って今にも湯気が出そうだった。

「私に何をしたの?!」
体の火照りが止まらない。かおりは体の奥から湧き出てくる情欲に戸惑っていた。

つづき「籠絡 ろうらく 6」へ


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