籠絡 ろうらく 3_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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籠絡 ろうらく 3

15-06-14 10:16

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「籠絡 ろうらく…」へ

男の指を口に含みながら、かおりは時折体を震わせていた。一度昇りつめた快感の余波が、ざわざわと未だ体内に残っているのだ。
かおりはもう十分だと思った。しかし、Oの股間の膨らみはそうはいかない。

「夫以外の男を受け入れることは…できない」意識の向こう側の自分の声がかすかに聞こえる。

「上手にねぶれるじゃねぇか」突然、Oの野太い声がした。
Oはいつの間にか下半身を露わにしている。そり返る太くて長い立派なイチモツがかおりの顔に迫ってきた。
「こいつもだ!」
余りにサイズが大きい。大きすぎて… 考える猶予もなく、いきなり口に含まされた。
口の中でさらに膨張していくOの分身。のどの奥深くまで、挿入されている。Oはかおりの髪の毛を掴み、強引に前後にゆすり始めた。

「苦しい… 息ができない…」涙目でOに訴えかけるかおり。もちろん声は出ない。

「ぐぅっ ぐえっ」喉が鳴った。と同時にイチモツが引き抜かれた。男の体液の混じった粘っこい透明の唾液が、だらしなく口元から溢れた。
拷問といえる行為を何度となく繰り返された。体中の力が抜け、視線が定まらない。

ぐったりと放心状態になったかおりをあざ笑うかのように、Oは余裕の笑みを浮かべてかおりの顔を眺めた。
無抵抗の女の股を開き、十分に屹立したイチモツの先をあてがう。硬い亀頭でかおりのクリトリスを擦る。
入口で愛液をすくい、ぬめぬめとさせた亀頭をさらにこすりつける。
男が避妊具を装着していないこともわかってはいたが、さんざん焦らされては堪らない。

「もう、どうなってもいい」生身のオンナの性。一度、火が付いてしまったら後戻りはできない。
「早くなんとかして欲しい」かおりの牝の部分が意識を支配してしまったのだろう。
Oのイチモツがヴァギナを分け入ってくるのと合わせるように、かおりは口を開いて「あぁ…」と吐息混じりの甘い声を出した。
「旦那のよりデカイだろ … どうだ! いいか! いいか!!」腰を前後に振りながら、Oは叫んだ。

イヤイヤを繰り返しながらも、中途からは「いい、、いい、、いいです 気持ちぃ ひぃ」とかおりはわが耳を疑うような返答をしていた。
肉と肉がぶつかりあう乾いた音がパンパンパンと部屋中に響いた。異常な性欲の持ち主だった。果てしなく、いろいろな体位で責め抜かれた。
最終的にOが勢いよくかおりの膣内に精液を放つと同時に、かおりも完全に気を遣った。
荒い息のまま、Oは精液にまみれたイチモツをかおりの口できれいにさせた。

Oはかおりとの性行為を動画と静止画に収めていた。
画像の一部を見せ「誰かにチクったら、全部ネットでばらまいてやる。近所や旦那の会社に知れたらどうなるかわかってるだろうな」
そうかおりに告げると、Oは「また来る」と言い残して出て行った。

つづき「籠絡 ろうらく 4」へ


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