籠絡 ろうらく 2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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籠絡 ろうらく 2

15-06-14 10:16

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「籠絡 ろうらく…」へ

かおりはOに脅されてソファーの前で胸を隠してうずくまっている。Oはかおりのあられもない姿をデジカメに収めた。
Oの要求はどんどんエスカレートしていき、かおりが耐えきれずに拒絶しようものなら、容赦なく平手が飛んできた。
やがて、かおりの意識は完全に麻痺しはじめた。
Oのデジカメのメモリーには色濃く茂ったクレバスを自ら押し広げ、ヴァギナを露わにしている「かおり」が保存された。

一通りの撮影を終えると、Oはかおりの顔に手を伸ばした。何度も平手で打たれ、かおりは反射的に顔をそらした。
Oはかおりの顎を掴むと、ぐいっと顔を引き寄せてキスをした。
目を閉じ、口元をぎゅっと引き締めていたが、口を吸われた挙句に容赦なく男のざらついた舌が挿入された。
唇を舐められている感覚と、平手打ちされた頬の痺れが交差して、ついにOに舌を許してしまった。
かおりのショートヘアを撫でながら、男が唇を首筋に這わせた。ぞくぞくして思わず、身が震える。

『このまま、犯される…』

かおりの意識がそう覚悟していくのを見定めるように、Oはさらに下方へ愛撫を進める。
量感のある乳房を麓から押し上げて、先端の乳首を指で挟み刺激を加えた。かおりは白い喉をのけぞらせ、同時にびくっと肩をすくめた。
刺激は快感となってかおりの理性を責め立てる。「感じてはいけない」それはかおりのせめてもの抵抗だった。
適度に熟したおんなの乳首は、かおりの気持ちとは裏腹に尖っていく。そしてさらに男の刺激を敏感に伝えた。
「あっ」
乳首を口に含まれ、甘噛みされた時、ついにかおりは声を漏らしてしまう。
吐く息吸う息のリズムが整う間もなく、乱れていった。

それでもかおりは大事な部分に男の手が伸びるのを押し止めようともした。だがそれは男のいらだちを招き、荒々しく指を挿し入れることになった。
かおりのヴァギナは十分に湿っていた。その潤いは2本の長い指で掻きだされた。激しく掻きだされるほどに、奥からどんどん愛液が溢れてくる。
淫靡な音をさせながら、飛沫となって勢いよく飛んだ。かおりは上体を大きく仰け反らせて、絶頂を迎えた。
Oはびしょびしょに濡れた自分の指をかおりの口元に持っていき「舐めてきれいにしろ」と命じた。

挿し込まれた指をねぶりながら…
かおりは「征服された」被虐的な悦びを感じ始めていた。

つづき「籠絡 ろうらく 3」へ


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