相姦の一族5_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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相姦の一族5

15-06-14 10:17

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「相姦の一族1」へ

母の志津子は布団に仰向けになった。息子の勇が覆い被さってきた。
再び二人は舌を吸い合う。
唇が離れ、息子は母を見つめる。

「好きだよ…母さん…」
「勇…お母さんも好き…」
息子は母の豊満な胸を両手で揉みながら、母の乳首を吸った。
赤ん坊の時に母乳で育った勇だが、それ以来である。
「ああ…勇…」 志津子は感じている。
勇が上手なわけではない。
勇は童貞で、愛撫はまだぎこちない。
息子の童貞を奪う事に母は興奮していた。
勇の手が母の女の秘所に触れた。
そこはもうびしょびしょに濡れていた。
勇は母のそこを見つめた。
母の美しさとは正反対で、そこは非常に卑猥な形をしていた。
メスの生殖器と言うにふさわしいオスをそそるものである。
…俺はここから産まれてきたんだ…
勇はじっくり見つめた。
懐かしい感じがする。
勇は両手で割れ目を引き裂いた。
淫靡な香りする。
勇は鼻を押し付けて匂いを嗅いだ。
それは男を狂わす匂いだった。
でもその匂いも懐かしく感じる。
勇はその匂いを嗅ぎながら、母の割れ目から頭を出し、初めて光を見た。
そして、これから再び母の体内に戻っていくのだ。
勇は興奮していた。

つづき「相姦の一族6」へ


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