あなたに恋なんてしてないんだからね! 2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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あなたに恋なんてしてないんだからね! 2

15-06-14 10:20

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「あなたに恋なんてしてないんだからね! 1」へ

「美穂・・・?」
「あ、ごめん・・・。あの3人の内誰のものになるかと思うと怖くて」
「大丈夫だよ?私、断る」
「ええ!?ど、どうして!?」
「わからない相手だし。興味ないの」
 私は笑って、3枚ともバッグにいれた。

「江理、来て」
「んもう・・・。もうすぐ朝の会なのに」
「いいでしょ?キスぐらい」
「仕方ないわねえ」
 私、里山江理。今年の1年生と2年2組と4組の英語担当と1年2組担任。ただ、密かに3年生の英語担当の橋本美幸と付き合っている。
 ここは、全員完全に女子生徒と先生。結構、カップルは多いらしい。
 ちなみに私は27歳独身で、美幸は45歳既婚の人妻である。
「ん・・・」
 豊かな体の美幸は、最後に異性とSEXしたのが25年前、娘を作って以来してなかったらしい。
 でも、2年前。私とした。私は少し太っているから、どうだろうと悩んだけれども。
「んふ・・・・・・。ちょっと、胸はダメよ・・・」
「いいじゃないの・・・」
 いつの間にか私は本気になっていた。でも、あと5分。私は諦めた。
「またあとで続き、ね?」
「いいわよ」
 美幸はイタズラっぽく笑った。

「う~ん・・・。返事、出すべきなの?」
「さあね?でもさあ。里山先生、少し衣服に乱れあったよねえ?」
「え、そうなの!?」
「誰かと軽くヤッたってことだね。誰かなあ?」
「そんな妄想やめようよ・・・。先生に気の毒・・・」
 私がおろおろしていると、女子がたくさん来た。
「ねえ、吹奏楽きて!」
「陸上よ!」
 ああ、部活動か・・・。私は決めていない。入る気ない。
「やっぱり、私は~♪」
 美穂は乗り気。そして、とてつもないことを言い出した。
「はるんと一緒に百合百合部!!」

つづき「あなたに恋なんかしてないんだからねっ! 3」へ


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