同愛4(六)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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同愛4(六)

15-06-14 10:23

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「同愛」へ

あの人がぐにぐにとうちのお尻を弄ぶ。
うちの小さなお尻を指で押して、手の平で掴んで、あの人がうちの小さなお尻を弄ぶ。

変な感じがうちの背中にまとわりつく。
おかしい。
ほんまに変や。
お尻なんて触られたって、全然。
全然やのに。
なのに、あの人がうちのお尻を触るたんびに。
あぁん、なんて。
か細い声がどこからか上がりよる。
どこからか知らんけど、けったいな媚びた様な女の嬌声が上がりよる。
うちの着るピンク色のスウェットシャツの下にモゾモゾと手が入る。
あの人の大きな手が入る。
四つん這いのうちの上に被さってあの人がうちを抱きしめた。
直にうちの肌に触れるあの人の手が、女のそれを触る様に、うちの胸を撫で回す。
そしてまた、どこからか女の嬌声。
うぅん、とか。
はぁあぁんっ、とか。
涎を垂らして気持ち良さそうな声を上げる。
うちの首筋にあの人の生の息。
うちの耳をあの人の舌がねっとりとなぶりよる。
もうそこでうちは理解してた。
あの人の堅く大きなこん棒がスパッツ越しにうちのお尻に攻めかかっていたから。
小さく幼いうちのとは大違いなそれ。
それをお尻に感じた時、うちのお尻の一番敏感な場所がキュンと鳴いたのだ。
ここや。
あの人がうちを責めるとしたら、ここなんや。
そう思った瞬間にあの人がズボンも突き出させるこん棒でスパッツ越しにうちのお尻の一番敏感な場所を小突いた。
びくんと跳ね上げたうちのお尻。
それでも、続けてあの人のこん棒は小突くのを止めない。
強者が弱者を虐める様にあの人のこん棒がうちのお尻を虐め抜く。
やっぱり、変。
うちはおかしくなっていた。
だって、あの人にそうされるたんびにうちのお尻は喜びの舞を踊り始めたのだから。
びくん、びくんびくん、びくん、と絶え間無くうちのお尻はあの人に虐められるたんびに鳴いて踊る。
それから、すりすりとあの人の堅くて逞しいこん棒様にお尻を擦り寄らせた。
涙で濡れた情けない顔をあの人の方に向けてうちはあの人を見詰める。
するんやろ?
ここで。
女みたいに。
うちのここで。
ニヤッと笑ったあの人の顔が堪らなく愛しくてうちは身を震う。
して。
してして。
うちを女に。
うちを貴方の女に。
露になったあの人のこん棒様がうちのお尻の穴に突き刺さる。
ずり下げられたスパッツで両足と身動きが取れないうちを、あの人のこん棒様が容赦も無く責めて弄くる。
んあぁん、と、また、女の嬌声が聞こえよる。

つづき「同愛4(七)」へ


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