私、優子。今高校3年生だけど、10も年の離れたお兄ちゃんがいるの。私はそのお兄ちゃんが大好きなの!
「優子、少し出掛けてくる」
「え、お父さんどこにいくの?」
「雅明(優子の兄)が新作ゲームが欲しいと言っててなあ」
「またあ?」
そう、お兄ちゃんはゲーマーで、高校を卒業したら家から出なくなっちゃった。しかも食事は1日に1回。太ってないのはそのおかげ。
お父さんが出掛けていくのを見送ったあと、お兄ちゃんの部屋にこっそり入った。
「お兄ちゃん~!」
「うわわっ!な、なんだ・・・優子か・・・」
「ふふふ。驚いた?」
「今してたんだぞ。邪魔するな」
「いいじゃない!ねえ、私にもなんかさせてよ」
「わかったわかった」
改めてお兄ちゃんの部屋を見回すと、ゲーム関連のしかない。攻略本もあるし、ファミコンもある。はあ。どうしようかなあ・・・♪
ちょうど、私の目の前にはお兄ちゃんの背中。襲っちゃえ!
「お兄ちゃ~ん!」
「!?ど、どこ触ってんだ!」
お兄ちゃんは怒ってるけど、私はやめない。だって気持ちよさそうだから・・・。
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