「もう!小百合!やる気あんの!」
国民的アイドルグループ、TYO19のメンバー、高橋小百合。小百合は、TYOの専属教師、RISAの厳しいレッスンに、限界寸前だった。
(ああ。せっかくTYOのオーディションに受かったのに。毎日毎日RISA先生からは怒られてばっかで。私、アイドルなんて、向いてない!)
その時、小百合の携帯が、不意に鳴った。電話の主は今を時めく男性アイドルグループ、wild kidsの岡村周一。
「あっ・・・。周一君・・・」
「小百合ちゃん、昨日のメールさ、心配してたよ。突然アイドル辞めて実家に帰りたいなんて」
「周一君、ありがとう。実は今レッスンの休憩中で・・・」
小百合は堰を切ったように、電話口で泣いてしまった。
「小百合ちゃん・・・」
「周一君・・・。休憩時間終わりだから、じゃあね」
「小百合ちゃん、今、どこにいるんだ」
「いつもの、Kスタジオ・・・」
「今からKスタジオに向かう。小百合のレッスン終わるまで、待ってる。小百合、頑張り過ぎるんじゃないぞ」
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小百合のレッスン終了後、周一と小百合は、同じ車の中にいた。
「ねぇ、周一君。こんなとこ写真週刊誌に撮られちゃったら、どうするの?周一君、今を時めくwild kidsのリーダーなのに・・・」
周一は小百合の目をじっと見詰めながら、堰を切ったように話し続けた。
「小百合、自分を大切にしたことあるか?小百合だって、辛い思いたくさんして来たんだろう?なのに、レッスンでちょっと上手く行かなくなったからって自分まで見失うのかよ!もっと自分を大切にしろよ!」
小百合の、瓜実顔の白い頬を、涙が伝った。
「ゴメン・・・。さすがに、言い過ぎだよね」
「いいの・・・。周一君、トップアイドルなのにこんなに小百合のこと愛してくれて・・・。ねぇ、ここで、抱いて!」
周一と小百合は、同じ車の中で、お互いの舌が絡み合うほど情熱的に唇を重ね合わせた。
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小百合は周一の鍛え上げられた筋肉に覆われた首に腕を這わせながら、最愛の男性に抱かれる幸せを感じていた。
「あ・・・。周一君、やっぱり上手いんだ。私、中の方が感じるの。周一君の指で、かき回して・・・」
「小百合、手、握ってあげるから。昔の男には大切にされなかったのかな?・・・凄い・・・。小百合のここ、物凄い濡れてる・・・。指、入れて、みるね」
「あ・・・。周一君の指、凄いあったかい・・・。奥までかき回して・・・。指、もう一本入れて・・・。あ、私、もうダメ・・・。周一君が欲しい!」
「小百合、凄い、愛してる・・・」
周一は自らの肉棒を小百合の小陰唇をこじ開けるように挿入した。深い深い、愛の下に結ばれた二人。二人は、SEXの快楽を超越して、深く深く愛し合った二人が一つになれた幸せに酔っていた。
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「幸せだった・・・。大好きな周一君とこんなに幸せに・・・」
周一は小百合のサラサラのロングヘアーを優しく撫でながら、囁いた。
「小百合、やっぱりTYOは、辞めるのか?」
「周一君と共演したいから!周一君といつでも会いたいから!周一君にふさわしい女でいたいから!アイドルは続けるよ。どんなに辛いことあってもね!」
「頑張り過ぎるなよ!」
周一は小百合の細い肩に腕を絡ませて、小百合の唇に顔を近付けてみせた。周一と小百合は、再び舌を絡ませ合うほどの情熱的なキスをしながら、永遠の愛を誓い合っていた・・・。
水色シンフォニー
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