堕ちる・・詩織 〔5〕_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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堕ちる・・詩織 〔5〕

15-06-14 10:28

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「堕ちる・・詩織」へ

『私の中の淫らな女・・もう一人の私・・』

詩織は 小さな声で呟いてみた

キッチンの調理テーブルには 夕食用の生肉が置かれている
詩織は 椅子に座り頬杖をついて それをボンヤリと眺めていた

あの夜・・
あの日から 一週間が経とうとしている

“私の中に・・いる・・あの女は・・”

“心の中の暗闇に ひっそり隠れていた・・淫らな女”

“私・・おかしくなりそう・・”

詩織は 一方で自分自身の中の狂気に脅え 他方では何かを期待している自分がもどかしかった

あの日以来 淫乱な分身が飛び出しては 詩織を支配する
それは 日常生活に不都合であり コントロールしようと試みたが 上手くはいかずに翻弄されるばかりだった

“どうしたらいいの・・私・・どんどん変態になっていく・・”

ただ 一つだけ確実なことは “あの女”は現実の誰かがいる時には 消える

そして 詩織が一人になった時だけ 深い水の中から浮かび上がるように現れる

専業主婦であり夫は不在がち 一人で過ごす時間は理性が崩壊し 狂喜の扉を開く

しかし 詩織は現実生活の崩壊は 望んでいない

それゆえに 目の前の生肉に舌舐めずりをする“あの女”と 今この瞬間も戦っているのだった

“怖い・あの女が・・壊れそう・・でも・・”

“生肉に興奮するなんて・・私・・異常だわ・・”

詩織は 形の整った鼻腔から ゆっくりと深く息を吸い込み 呼吸を止めて目を閉じた

そして 自分の頭の中へと語りかけてみる

“いるでしょう・・そこに”

詩織の呼びかけに もう一人の詩織が姿を現した

“ハン・・快楽を求めてる癖に・・私をコントロールできる訳ないわよ・”

見透かしたように 鼻で笑う

そして 頭の中で互いの声が響きあう

“困るのよ・・普段の生活が”

“フン・・何を気取っているの?・・求めて・・よがり声を上げてる癖に・・”

“それは あなたでしょう!”
“そ~よ 私は詩織・・私がオナニーしてるのを ゾクゾクしながら 見てるでしょう・・知ってるわょ・”

詩織の耳朶が 紅く染まった

“ホ~ラ・・私はあなた・・あなたは私・・これが本性だよ・・マンズリ好きの・・”

“そんな・・・”

“奴らのお蔭で 閉じ込められた詩織だよ・・私は・・思いだすがいい・・”

“奴らって・・・”

詩織の脳裡に 両親や教師の顔が浮かぶ

詩織の父親は 法曹界の重鎮で 祖父は高名な国文学者だった
そして 母親は 古来より続く貴族の家系・・財閥の出身だった

知性や気品を重んじる 厳格な家庭で育ち 学友達も一線を画し接する 上流社会のお嬢様・・
それが 詩織の顔だった

友人達の自由を横目で眺めながら 両親や教師の理想に従って生きてきた
そして 母親の姿に自分を重ねて 理想の良妻賢母を目指してきた

“何が 良妻賢母よ・・上流だって?・・笑わせるないで・・奴らだって二重人格よ・・見たでしょう?・・あの写真・・”

“ママの・・・”

“そう・・縄で縛らて・・股を開いて・・”

詩織が恍惚に震えた

“あのママ・・あんな姿で・・見たことのない顔・・今は・・羨ましい”

“その奴らが 何をした・・思い出せ・・厳格を押しつけて 私を閉じ込め続けた・・”

当時 中学生に上がって間もない詩織は 母親の本棚で数枚の写真を偶然に見つけた

写真には 縄で縛らた母親のあられもない姿・・・
母親の女性器に 真っ赤な蝋が滴り 何人もの男達が眺めている中で 犯されていた

その時 詩織は恐怖に硬直したが 下半身には熱い何かが広り恍惚感に襲われた

その時 母親が部屋に突然入って来た

そして 気づいた

目をつり上げて 母親は鬼の形相へと化し 側にあったほうきの柄で 詩織を打ち据えた

何十発 いや百発をゆうに超える殴打が続き ほうきの柄は折れ 詩織の躰には真っ赤なみみず腫ができ 所々から出血していた

そして 詩織の意識は恐怖と痛みの底に沈んだ

以来 詩織は 母親の監視と折檻により 自由を剥奪され 良家の娘となる洗脳を受け続けた

“思い出したわね・・”

“えぇ・・”

“恐怖の繰り返し・・あの折檻で・・心が二つに割れた・・・だから ずっと隠れて 眠っていた・・・”

詩織の心に 解放されたような思いが湧き上がり 激しい目眩に襲われた

“本性・・淫らな・・淫乱な女・・それが・・それが・・詩織”

二つのシルエットが重なるように 一つなっていく
激しい目眩は続き 幾つもの光景が流れては消える
動悸と呼吸が激しさを増して 頭の中で嵐が荒れ狂った

“どうしたら・・イヤ・イヤ・・なれないわ・・恥ずかしい・・”

“淫らな女・・それが・・望みよね・・”

拒絶と甘受の間で 詩織の意識が激しく揺れる

“だって・・だって・・恥ずかしい・・”

“欲しい・・欲しい・・この躰に・・そうよね?疼くわ・・”

詩織の秘裂に 熱いものが走った

“欲しい・・・”

“欲しい・・欲しい・・あぁ・・あっあっ・・あぁ~ん”

秘裂から背骨を抜けて 頭の中へと閃光が突き抜けて 眩い輝きと身震いするほどの快感が全身に降り注ぎ 詩織は性の快楽を受け入れた

『ふぅ~ふぅ~はぁ~・・やっと鎖が・・やっと・・ちぎれた・・』

桜色の頬に淫靡な笑みを浮かべ 歓喜の涙が零れる

『嬉しい・・良かったのよ・・これで・・』

左手で乳房を鷲掴みにして 右手で股間を揉み回す

詩織の両手の動きは 次第に激しくなっていく

『アァ~ン・・アン・・何か・・何か・・イレタイ・・』
『あっ・・アレが・・イイ・・ハァハァ・・イレタイ・・』

視線の先には 解凍中の生肉があった

詩織は 淫汁で透けたシルクの下着に指をかけ 足元に落とした

半開きの襞から 糸を引く牝の汁が太股を伝い溢れる

包丁を握り まだ冷たい生肉を切ると サクッと音がした

『太いの・・アン・・太いのが・・イイ・・』

ブロックの生肉を 6センチほどの角状に切った

『ウウ~ン・・イイ感じ~・・』

詩織は 生肉の塊に頬ずりをすると 床に座りこんだ

『詩織・・今から・・ハア・・』

詩織のプョプョの肉襞が 指先で開かれる
クリトリスの包皮を剥き 膨らんだ陰核が露出した

詩織のクリトリスは 小さな真珠ほどの大きさで綺麗な球状で さらに皮を剥くと 小さなペニスのようだった

『イヤラシイ形・・私のクリ・・オチンチンみたい・・イヤラシイ~』

手鏡に 股の間を写しながら ゆっくりと指先で弄ぶ

陰毛は 口髭のように周囲を覆い 長く濃い
下着からは 人知れず常にはみ出している
そして 詩織はそれが密かな悦びだった

『卑猥な陰毛・・ハアハア・・私ヤッパリ・・変態よね・・イヤラシイ女』

あまり使っていない女性器はピンク色で 尿道口がヒクつき 膣口からは白濁した汁が アナルまで流れ落ちている

『恥ずかしいなぁ・・ピンクなんて・・ハアハア・・もっと黒くて・・アッイャ~・・使い込んだ色になりたい~』

詩織の指の動きが激しさをます

クリトリスに あふれる淫汁をつけて指を回し 膣の中に指を入れる

『アン・・クチュクチュ・・音が・・』

指先が濡れて光る

『欲しい・欲しい・・ヤリタイ・・貴方・・もうダメ・・私・・浮気するわ・・他の男に・・ヤラレル・・恥ずかしい人妻に・・なりたい~』

握りしめていた生肉の油が溶けだす

鏡に写った詩織の濡れた穴に 極太の生肉の先が当たった

『ヤン・・アァン・・イヤラシイ・・丸見え~・・アッアッ・・お肉・・お肉・・ハアハア』 グロテスクな生肉の塊が ゆっくりと膣に挿入されていく

『イヤラシイ~・・ハアハア・アッアッアッ・・・イャ~』

生肉の冷たい感触に 詩織のアナルがヒクヒクと開いては閉じる

『イャイャイャ~・・ハアハア・・・硬い~太~い・・イィ~』

ズチャズチャと 汁を吹き出しながら 詩織の膣を生肉が出入りしている

『ヤラレテル・・お肉・・お肉に・・イャ~肉棒・・キモチイィ~・・肉棒・・肉棒・・イヤラシイ・・』

生肉の刺さった卑猥な女性器を丸出しにして 詩織は悦びの声をあげている

『イィイィイィ~・・詩織のオマンコ・・詩織のオマンコ・・キモチイィ~』

詩織は 快楽に染まりながら 母親の恥態が目に浮かんできた

『お母様・・貴女のオマンコ・・忘れない・・ハアハア・・私も・・貴女みたい・・・オマンコ女・・イッパイ・・ヤラレテル・・ハメラレテ・・お母様みたいな・・真っ黒なオマンコに・・真っ黒な・・・オマンコに・・ハアハア・サレタイ~』

母親のオマンコの真っ最中の姿・・・

詩織には 羨ましかった

『お母様・・イッパイ・イパイ・・ヤラレタノネ・・オマンコ・・ハァハア・・・イッ イッ イクワ・・・詩織・・イクイク・・アァ~』

母親の性行為の光景に酔い 詩織は絶頂を迎えた

つづき「堕ちる・・詩織〔6〕」へ


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