この話はつづきです。はじめから読まれる方は「堕ちた天使 1」へ
「アイウォンチュウ~――――♪」
吉沢扶美は今井幸子とカラオケで盛り上がっていた。
「ねえ、扶美、今晩私ん家、泊まりなよ?」
「えっ、どうして?」
お互い次に入れる曲を迷いながらページをパラパラめくっている時だった。
「いいじゃん。一緒に見たいDVDもあるし、久しぶりに夜中までおしゃべりしようよ」
「う~ん、急に言われてもなあ。お母さんが何て言うか」
扶美は曲を探しながら少し困った顔をした。
「それに・・・相談に乗って欲しいこともあるし・・・」
「何よ?改まって。相談なら今聞くよ」
「ここではちょっと・・・ねっ、いいでしょ?今晩家に来てよ」
幸子は両手を合わせて扶美に懇願した。
「んん~、ちょっと待って。家に電話してみる」
扶美は携帯を取り家に電話してみた。
プルルルル、プルルルル、プルルルル、プルルルル、カチャ
「あっ、私。ねっ、お母さん。急なんだけど、今日友達ん家に泊まってもいい?」
「・・・う゛っう゛ん、ああ、いっ、いいわよ。・・・フンっ・・・ハぁ」
「・・本当にいいの?今井さんの家に泊まるから」
「・・・フンン・・・フウ・・・」
「??」
携帯から声を詰まらせては乱れた鼻息のような音が度々聞こえる。
扶美は電話を通じて伝わってくる母の異様な雰囲気を感じた。
「聞いてる?お母さん、どこか悪いの?」
「別に何ともないわ゙ぁっ・・・こ、こっちは心配ないから・・・フンっ・・・
楽しんで・・・らっしゃい、ぁっ」
「本当にだいじょ」
プツン、プ―――ップ―――ップ―――ッ
扶美が言い終わらないうちに電話は慌しく切れてしまった。
「何よ!勝手に切っちゃって。もう。まっ、お許しが出たなら別にいいけど・・・?」
扶美は少し引っかかったが、あまり気にも留めず携帯をしまった。
「サチ、泊まってもいいって。サチの家に泊まるの久しぶりだね」
「やったあ!!」
幸子は心の中でホッと胸を撫で下ろしていた。
「扶美は好きな人っている?」
「えっ?」
二人は幸子の部屋でポテトチップスをつまみながら、
借りてきたラブストーリーのDVDを見ていた。
「扶美の噂、殆ど聞かないんだけど、片想いの人とか」
「うん、いないよ。さびしい事に。あっ!もしかして相談って、
サチ、好きな人いるの?」
「・・・うん」
幸子は恥ずかしそうに頷いた。
「えっ、誰々?私の知ってる人?」
「・・・」
扶美の質問に無言でいることによってそれは肯定を示していた。
「ふ~ん、で、付き合ってるの?」
サチは首を横に振った。
「じゃあさ、思い切って告白しちゃえば」
「そんなこと・・・絶対に出来ない」
幸子は悲しそうな表情を浮かべた。
「ダメだよ、恥ずかしがってちゃ。そんな消極的じゃあ、そのうち他の人に
取られちゃうよ。それとも既に彼女持ち?」
「・・・実はそのことで悩んでるんだ」
真由と久美子はベッドの上でお互いの陰部同士を擦り合わせるように
激しく腰を振っていた。
「イッイイ~、ダメッ、またイっちゃう~、ああ~、スゴくイイ~、
ハアっ、ハアっ、こんなの初めて」
「あっ、ああ~、私もおお~、久美子さん素敵ぃ~」
久美子はもう何時間も真由との情事に浸っていた。
それこそエクスタシーは何度も何度も久美子を襲い肉欲もエンドレスに続いた。
娘の扶美のことなどすっかり忘れ、真由に脅迫まがいに犯されていたことなど、
もうどうでもよくなっていた。
プライドも年齢も社会的立場もなく、ただ体が悲鳴を上げるまで貪欲に求め合った。
体力が限界を迎えるとしばらく食事をしたり休憩したりして時を過ごし、
そしてまた体が疼いてくると欲望のまま貪り合った。
久美子はこのエンドレスな快楽に身も心も奪われていた。
しかもどこから見ても娘と同じ年頃の少女なのに、真由は久美子の知らない
様々な技巧を駆使して彼女を翻弄し、虜にした。
マンネリ気味だった夫のノーマルなSEXに慣れてしまっていた肉体は
数時間前に目覚めた未知の快楽にどっぷりと溺れてしまったのだ。
「こんなものもあるんだけど」
そう言って真由が取り出したのはペニスバンドだった。
(高校生が何でそんなイヤらしい物を持ってるの?)
とはもう思わなかった。
久美子は初めて見るその異形の物に新たに股間が濡れてきていた。
(あんな大きな物で突かれたら私どうなっちゃうのかしら?)
興奮を抑えられなかった。
真由が装着して自慢げに久美子の顔の前にその巨根を突きつけると
自らむしゃぶるように頬張った。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
バックから黒い巨棒を打ちつけられる。
真由は片膝をつき、リズム良くバネのある腰使いで、まるで自分の股間から本当に
生えているように偽装ペニスを自在に操った。
久美子の子宮が降りてきてるところにドンドンと巨根が容赦なく突いてくる。
その鈍い痛みすらも全身打ち震えるような快感に変わった。
「フンンン~っ、フンっ、フンっ、当ってるでしょ。奥に」
「ああっ、ああっ、スゴイっ、気持ちイイ、奥に響くう~、ああっ、あああっ」
「もう久美子さんも気付いてると思うから白状しちゃうけど、
このおちんちん、残念だけど童貞じゃないの。
どれぐらい経験してるかは内緒だけど、皆イイって言ってくれるわ」
圧倒的重量感と女性の腰使いとは思えぬ激しい律動は、ボテッとお腹が出てきた
夫のものとは比べ物にならない程、久美子に女の悦びを味わわせてくれる。
「私の偽ちんちんと旦那さんの本物ちんちん、どっちがいいですか?」
「いやっ、今、夫のことは言わないで、あんっ、あんっ、あんっ」
真由は腰をグラインドしながら右手でクリトリスを刺激する。
「ひゃうっ」
思わず達しそうになって久美子は前のめりに崩れてしまった。
「まだまだですよ」
うつ伏せでぐったりする久美子のお尻だけを高く持ち上げ、
真由は腕立て伏せするような格好で腰を振り始めた。
巨根を生かした長いストロークで、せり上がったお尻目掛けて腰を打ち込む真由。
おでこに血管を浮き上がらせ、連続で何度も何度もイっては、大きな声を布団に
向かって叫びながらシーツを両手でギュっと握り締める久美子。
「旦那さんとどっちがいいの?」
「ああああ~、こっちいいい~、こっちのちんちんのがイイイイ~~」
「あ~あ、とうとう言っちゃった。旦那さん、可哀想。そんな淫乱な久美子さんには
キツ~イお仕置きよ」
真由のストロークがスピードを増す。
彼女の愛撫によって全身性感帯になっている久美子の体は、
激しいペニスバンドの責めにもう耐えられなかった。
くぐもった声で最後の断末魔の叫びを上げる。
「死ぬううう、うぎゃあああああ~~~」
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