この話はつづきです。はじめから読まれる方は「堕ちる・・詩織」へ
下腹部のひんやりとした感覚が 詩織を夢うつつから揺り起こした
うつ伏せに横たわり スカートはくびれたウエストまで捲れ上っている
白くふっくらとした尻の二つの丸みの谷間は 大股を開き下着は細く食い込んでいる
シルクの布は紐のように秘裂に挟まり ふさふさの陰毛に覆い隠されている
白い紐と黒々とした陰毛の隙間からは 色褪せた生肉のような襞がはみ出して 牝の匂いを放っていた
詩織の意識が ゆっくりと覚醒していく中で 昨夜の光景がフラッシュバックを繰り返す
うっすらと開いた瞼の隙間に リビングのカーテンが映る
しかし その現実は直ぐに崩れ落ちた
滴る愛液・大股を開く女
鮮烈な光景が蘇る
床の冷たい感触が 詩織の全身に伝わる
『寒い・・』
その虚ろな声を押し退けて 次々にフラッシュバックが襲いかかってきた
意識は朦朧として 現実に戻ることを拒む
女の唇・・性器を吸い上げる音・・
詩織は フラッシュバックの中へと引き込まれていく
睾丸の匂いを嗅ぐ鼻先・・
挿入された女性器・・
濡れた男性器の匂い・・
詩織の豊満な胸の大きめの乳首は硬くなり 床に当たり痛かった
そして 詩織の肉襞の秘裂からは 熱いものがほとばしり始める
『アッ・・フゥ~ン・・』
唇から 吐息が零れる
『フゥ~・フゥ~・ウウ~ン』
鼻腔からの呼吸が 荒くなる
『熱い・・火照る・・ハァ~ン』
発情の吐息が漏れる そして 長い睫毛がゆっくりと重なり 瞼は閉じていった
暗闇の底から響くような音が 耳に届く
ヌチャ・ヌチャ・グチャ・グチャ・ジュ・ジュル・・・ピチャ・ピチャッ
“この音・・なんて・・イヤラシイの・・”
ジュボッ・ジュボッ・・・ジュジュボッ・ジュッジュボッ・・
“タマラナイ・・”
詩織の白い頬が みるみる紅潮していく
『ハァ~ン・・ウゥ~ン・・』
目を閉じた闇の中 詩織の吐息が激しさを増していく
『ハァハァ・ハァハァハァ~』
そして 理性を破壊する二つの音が 脳裡で交錯する
“アン・ア~ン・・サレテルミタイ・・イヤラシイ音・・ワタシ・・突っ込まれてるの・・イィ~~”
尻を突きだして 後背位で腰を振り始めた
詩織は 膣に男性器がズボズボと挿入されている妄想に酔う
『恥ずかし~い・恥ずかしいの・・でも・・でも・・感じる・・アァ~ン』
嗚咽をあげ 激しく腰を振る
『アンアン・・ハァ・・アァ~』
突然・・
陶酔した詩織の耳に 昨夜の女の高笑いが響いた
『ホッホッホッホッホッホッ~・・・野良犬・・牝犬・・』
詩織の耳朶が真っ赤に染まる
味わったことのない屈辱感に襲われ クラクラと目眩がして倒れ込んだ
あの時の女の蔑む目が浮かび いいしれない敗北感に脱力する
しかし 詩織の胸には 何故か素直な想いが湧き上がってきた
“羨ましかった・・本当に羨ましかった・・”
詩織は ヨロヨロと躰を起こし 大きな瞳をしっかりと見開き 覚醒した意識の中で呟いた
『悔しいけど・・羨ましいわ・・・・』
その時 自宅の電話が鳴った
詩織は我に返り リビングの片隅の受話器を取る
『はい 久世でございます』
いつもの口調に戻って応じる
『私です』
夫からだった
『貴方 おはようございます』
『九州は台風で 帰れません・・飛行機も 新幹線もストップです』
『左様ですか 気をつけて下さいね こちらは 大丈夫ですから・・』
『そうかですか・・では 出発する時に電話します』
『承知いたしました お気をつけて お帰り下さいね』
用件を済ませると 夫は直ぐに電話を切った
家柄の良い夫の言葉使いは とても丁寧で上品だった
そして 詩織もそれが気に入っている
明治時代以来の名士の家系で 資産家の父親の財産を 一人息子の夫がすべて継承した
詩織は玉の輿に乗ったと 周囲の誰もが感じるのに十分な条件を満たしている
小高い丘から 市街を一望できる華奢な洋館
広々とした庭の緑の芝は詩織のお気に入りで 安穏の象徴に感じられた
余分な近所付き合いも少なく 血縁も絶えて親類・縁者も近隣にはいない
人付き合いの煩わしさもない この生活は詩織の安心でもあった
今 そのお気に入りの家のリビングで 詩織はあられもない姿で 立ち尽くしている
置いた受話器を握りしめて 窓ガラス越しの陽光に目を細める
“私・・おかしくなってる・・でも・・羨ましい”
着乱れを直そうともせずに 詩織は浴室へと向かった
木製の厳めしい引き戸を開き 脱衣場の大きな鏡の前に立った
『イヤラシイ女・・他人のSex覗いて興奮して・・変態・・』
鏡に写る詩織に 罵声を浴びせる
鏡の中の詩織が 淫らな瞳で見つめ返してくる
その挑発に応えるように 鏡の前の詩織が叫ぶ
『私は久世詩織 38才 身長164㎝ 52㎏ バスト96 ウエスト59 ヒップ98 人妻・・鏡の中の貴女は・・誰・・』
鏡の中の詩織が 答えた
『私は・・牝犬・・』
詩織の中で 再び何かが弾けた
鏡の中から
『ごらんなさい・・』
淫らな詩織が 妖しく微笑む
そして・・・
ブラウスの胸のボタンを外し ブラジャーをし下げて乳房を取り出し露出する
スカートをたくしあげると そこには割れ目に食い込んだ白いシルクの下着の両脇から陰毛がはみ出している
『どう?・・服をきたままオッパイだす気分は・・』
Fカップの乳房の先端のピンク色の乳首は勃起している
『恥ずかしい毛・はみ出して・・』
詩織の陰毛は 艶やかで濃く長い
恥丘の膨らみは 黒々としている
『アン・・我慢できない・・』
詩織は 鏡の中の自分に酔った
服を剥ぎ取り 全裸になり豊満な肉体を露にする
『あの女みたいに・・全裸でした~い・・・』
そう叫ぶと 鏡の前に大股を開いて座り 乳房をゆっくりと揉み始めた
『ヤダ・・気持ちいい・・』
『オナニーなんか・怖かった・・イケナイことだと・・アン・・思ってた』
ツンと先の尖った乳房を 下から揉み上げる
乳首が硬さを増して 膨らんでいく
『アァ~ン・・・』
指先が乳首に触れた瞬間に 詩織の躰を快感が貫いた
『私・・狂ったみたい・・ハァ~・・おかしくなって・・・』
乳首を 両手の指先で摘まみ 捻るように引っ張り始めた
『ヤダ・ヤダ・・キモチイィ~・・』
『私・・自分が・・ハァ~ン・・こんな女だったなんて・・知らなかった・・気持ちい~ぃ』
指先の動きが 激しさを増す
『ア~ン・・イヤラシイ割れ目・・ヌルヌルの・・ヤン・・おつゆ~・・』
詩織は 開きだした肉襞を見つめて興奮した
『ア~ン・・もう我慢できない・・私・・・壊れちゃったみたい・・もう・・ハァハァハァ~・・どうにでも・・ア~ン・・ナッチャ~ェ~・・』
半開きの唇からよだれが 糸を引いて零れ落ちた
詩織は 愛液の滴るを肉襞を指先で開いた
パックリと割れた詩織のヴァギナは ピンク色で陰唇は厚く大きかった
大きめのクリトリスは皮を被り その脇の割れ目に白い恥垢がたまっている
ヴァギナの周囲は ぐるりと濃い陰毛が密生していて アワビというよりも栗の実をイガごと真っ二つにしたように見えた
しかし キュッとしまった肛門の周囲にはまったく毛はなく ヴァギナの卑猥さがより強調されていた
『ア~ン・気持ちぃ~・・』
『ヤダ・・バックリ割れて・・汁が垂れて~・ハァン』
クチュ・クチュ・・クチュ・・
『恥ずかしい・・音・・ウ~ウ~ン・・』
『でも・ハァハァ・・でも・・こんなに・・恥ずかしいこと・・嬉しいなんて・・アン・・』
詩織は 悦楽に震えた
つづき「堕ちる・・詩織〔4〕」へ
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