蘇る快楽の記憶、まさか我が子の肉体に溺れてしまうなんて…。1_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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蘇る快楽の記憶、まさか我が子の肉体に溺れてしまうなんて…。1

15-06-14 10:31

 聡子は40歳。今年高1になる祐介と2人暮らしで、幼い祐介を連れて夫と離婚して故郷に戻ってきてから12年になろうとしている。離婚後は祐介の成長だけを楽しみに懸命に働き、その間も何度か再婚の話を親類から勧められたりもしたが、祐介が独り立ちするまでは…と自分自身の幸せを後回しにしてきていた。

 祐介には保育園時代からの幼馴染の良一という親友がいて、もちろん聡子も家族ぐるみで付き合ってきていたため良一を息子同然に可愛がっていた。その後、良一の両親が離婚し、良一は父親に引き取られたため、隣町に引越してしまってそれまでのように頻繁に遊びにこれなくなってしまっていたが、高校からまた同じ学校に通うようになり、再び聡子たちの家にも遊びに来るようになったのである。
 聡子と良一は数年ぶりの再会であったが、祐介は意外と定期的に交流を続けていたようで、良一の悩み事の相談を受けたりして強い友情を維持してきていた。良一の母親は数年前に再婚し、遠く離れた再婚相手の故郷に行ってしまっており、父親も再婚し、その後年の離れた兄弟が誕生したりして徐々に居場所を失っていったことで、高校進学後は暇を見つけては祐介の家に遊びに来るようになり、時々は泊まりに来るようにもなっていた。
 そんなある日のこと、週末の土・日にかけて良一が泊まりに来ることになり聡子も了解していたのだが、この時、聡子は気付かなかったが祐介と良一にいつもとは違う微妙な変化が見られていた。
実のところ、良一は数年ぶりに聡子と交流するようになってから、昔とは明らかに違う感情を持ち始めていた。最初のうちは母親に対するコンプレックスのようなものを感じていると思っていたが、徐々に自分が聡子の笑顔やタンクトップに短パン姿で家事をこなす溌剌とした姿に見とれるようになり、そのうち、短パンから伸びる素足やタンクトップの胸元や脇の間から時折見えるブラジャーや緩んだ豊満な胸を横目で見ては明らかに興奮する自分に気が付き始めていた。さすがに幼い頃から世話になっている上、親友の母親ということで何度も自分の感情を抑えようとしてきたが、日に日にそれも難しくなってきて、祐介と聡子との付き合いを避けるようにし始めたことで祐介に不審がられ、何度も聞き質されているうちに思い余って聡子に対する想いを白状してしまったのであった。
 良一は当然祐介から軽蔑されるものと覚悟していたがそのような反応はなかった。その代わりに祐介の口から思いもしなかった言葉を聞くことになったのである。
 祐介は成長するにつれ自分のある点について深く悩むようになっていたという。それは、母親である聡子に母とは違う感情を持っていることであった。自分を女で一つで育ててくれている聡子に対する申し訳なさと感謝の気持ちは当然強かったが、それとは別の感情も確かに存在し、消えることはなかったというのである。事実、中学に入って当然女性の体への興味などから同級生たちと同じく本格的にオナニーを覚え祐介も毎日のようにするようになっていったが、同級生達が学校の女子生徒や好きな女子をネタにしていたのに対し、祐介は母親である聡子の裸を対象としていたのである。
 聡子が入浴中に聡子の使用済みの下着などを見たり触ったりして行為することもあったし、風呂上りのバスタオル一枚の状態や幸運な時には、ほぼ全裸に近い姿を見て一段と激しく自慰することもあったというのである。
 良一は祐介の意外すぎる話に暫く聞き入っていたが、聡子の風呂上りの姿や祐介が語る聡子の裸の様子などを聞いている時には迂闊にも下半身が固くなってしまった。そんな良一の姿を見て祐介は意を結したかのように、ある計画を良一に持ちかけたのであった。良一が週末に泊まりに来たその日、正にその計画が実行されることになっていたのである。


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