この話はつづきです。はじめから読まれる方は「『繁殖熟女』 プロローグ」へ
「静謐と狂乱の狭間で」(絵美子)
4・二穴攻略
(ううっ、ひっくぅ、ウ○チ漏らすなんて……他人に見られるなんて……死にたい……)
目を覆うばかりの悲惨な状態に絵美子はすすり泣いた。子供でもないのに排泄する場面を観察されたのだから普通の感性なら恥じ入るだろう。浣腸液に押し流された糞便はすっきりと大腸から一掃され心地よさすら覚え羞恥に赤面する。
「どれだけ出せば気が済むのですか、豚でもここまで撒き散らさないですよ、絵美子さん」
「そ、それはあなたが……したからじゃない。何を考えて浣腸なんてするの……変態にも限度があるわ」
「……アナルセックスするには清潔にしないと後が大変だからこうしてあなたのお腹の中を洗浄しているのですよ。人の気も知らないでよくもまあっ、こんなに気持ち良さそうにウ○チをして……」
「アナル……セックス……ま、まさかお尻でするつもりなの?」
そういう行為の存在は知ってはいたが、老齢で性に淡白だった夫がそのようなアブノーマルな淫行をするはずもなく、彼女の肛門は現在でも処女だった。
「お尻なら生理でも関係無くファック出来ますから都合がいいですよ。主に海外の方々に好評を博しています。大概、奴隷として買われたかたはオマ○コとアナルを好き放題にされますから……、今の内に慣れておかないと裂けて大変なことに……」
「そ、そんな汚いところでするなんて……病気になったらどうするの」
「だから浣腸をして綺麗にしているんです。私もお尻に挿入するのは好きですけど、スカトロの趣味はありませんから。絵美子さんのこんな臭いウ○チ、喜ぶと思っていたんですか」
暗闇でも己の垂れ流した汚物の臭いと肛門周辺にこびりついた不快感は確かに感じられるだけに口を噤むしかない。被害者なのにどうしてここまで居た堪れない気持ちになるのか絵美子も困惑している。
「取り敢えず、この汚物を綺麗に掃除しないと……、おいっ、やってくれ」
「はい、旦那さま……」
唐突に第三者の存在を感知し絵美子は声のしたほうを振り向く。自分より上の年代で落ち着いた雰囲気の男の声にいままで気付かなかったことも合わせて首を傾げる。途中でここに来たとも思えず、その隠密のような気配の殺し方に若い男以上の凄味を感じ、同時に自分の醜態まで目撃されていたことに思いがいたり再び赤面して沈黙する。
「では絵美子さま、シャワーで洗い流しますのでしばらく我慢して下さい」
奴隷候補として拉致してきた自分に対し、敬称を付けて名前を呼んだもうひとりの執事のような存在に絵美子は興味をそそられた。
(もし、この人が味方になってくれれば……助かる可能性が……)
狂気を孕んだ若者より常識を弁えた年長者の理性と良心に絵美子は望みを繋ぐことにした。排泄後の不快感に異論はなかったので、洗浄をしてくれるのなら彼女に弄いは無く、おとなしく洗い流されるままに身を任せる。
泡だてたブラシで擦られるのは快感と屈辱を毎度ながら突き付けられる。
「綺麗になったところで次の試練といきますか……準備を」
「こちらに……」
主人に仕える従者の台詞を合図に絵美子の身体が浮き上がり移動する。吊るされたままフラフラと動くと気持ち下へと落ちる。足首のところで固定されているので大股開きではあるが、弾力のあるマットのようなものに膝があたり中腰で停止した。
「な、なにが始まるの……これ以上無理よ。もう、身体も限界だわ、少しでいいから休ませて」
「そうもいきません、期限に余裕が無いので梯子で調教しないと最後に泣くことになります」
男の声が自分の真下から聞こえ驚いて仰け反った。こんなに近くとは予想もしなかっただけに密着と云ってもいい場所取りに息を呑んでしまう。
「どうして……、本当に何をする気なの、これ以上されたら気が狂ってしまうわ」
「気が狂うのはこれからですよ……絵美子さん」
「ひっ、んふっ、んあああ……は、入ってきたぁ……あっあっあっ、奥に……当たってるぅ!」
剥き出しで陰毛が皆無の割れ目に狙いをつけると一気に肉棒によって拡張した。粘膜に敏感なシンボルが包まれ男も溜息をつく。吊るされた状態のまま騎乗位で串刺しになった絵美子は頤を上向けて絶叫した。みっちりと割れ目に埋め込まれた肉棒は彼女の子宮口まで到達しており、否応無く強姦されていると実感させる。
「中々の名器……年老いた夫のフニャチンでは満足出来なかったでしょう、いい締りですよ、絵美子さん」
「はあっ……あっ、ひきぃぃっ、う、動かさないでぇ……すぐにやめてぇ、ひぎっ、ぐ、くふ、うぅああっ」
「いい感じに湿ってます、とてもスケベなオマ○コですね。見知らぬ他人に犯されて喜ぶなんて変態です」
「や、やめっ、やべてぇ、ひぅぅっ、く、狂う、狂っひゃうぅぅうううっ、あぁぁ、お、おっきぃ……」
膣の奥まで差し込まれた並外れた肉棒は絵美子の肉襞を擦り上げ喜悦の声を叫んでしまう。媚肉を嬲る巧みな腰遣いは久方ぶりの肉交に溺れ始めた未亡人を更なる快楽へと導いた。肉棒を根元まで咥え込んだ淫裂は泡を吹き零しながら上下に派手に動き、つられて乳房も淫猥に揺れ動く。
「下から見ると絵美子さんのオッパイが飛び跳ねてすごいことになっていますよ」
「はうっ、あぁんっ、ダメぇ、オマ○コ……壊れちゃ、うぅうっ!奥に、奥に……オチ○ポが、奥にぃいっ、おかしくなる、おかしくなるぅうっ、いやあぁぁぁぁぁぁっ!」
容赦無く突き上げられた囚人は涎を垂らしながら激しい責めに許しを請う。逃げようと足掻くが膝頭を掴まれて肉棒のシャウトは蜜壺に馴染んだのか大胆かつ絶妙のタイミングと角度で出し入れされる。美しい黒髪を振り乱して抗う彼女の姿は見る者に被虐感を想起させるものだった。
「フフッ、肉襞がうねって最高のハメ心地……オナニーより気持ちいい。それにこのオッパイの揉み具合……手に吸い付いてくる」
「イヤぁ、抜いてっ、ダメぇ、夫以外に……犯されてっ……ううっ」
リズミカルな腰の動きで悶えさせながら、細身の体躯に似合わない巨乳を両手で鷲掴みにして揉みしだく。痛いくらい乳房を握られ呻いてしまう。夫は年下の妻を細工物のように扱ったが、この男は性欲を処理する穴としか考えていないようだった。
(夫に……あの人に抱かれるよりすごい……)
吊されて便器代わりと通告されたあげく赤の他人に陵辱される災難。それにも関わらず、絵美子の蜜壷からは愛液が止め処なく湧きだし肉棒全体に滑りと潤いを与える。男を喜ばすために腰を動かす己の浅ましさに無意識に夫との性交と比較してしまい顔を左右に振って脳裏から打ち払う。
「くぅっ、絞り撮られそうだ。絵美子さんもセックス奴隷の気分が味わえたでしょう。好きでもない男のチ○ポを自分のオマ○コに咥え込んで奉仕する……そんな惨めな人生がこの先ずっと続くのですから嬉しくて涙が出るんじゃないですか」
「イヤっ、そんなこと云わないでっ……ゆ、許してちょうだい……ひぃ、んあぁ、あ、あんっ」
「生で犯されて絵美子さんのここ喜んでいるみたい。どうですか、夫と比べて……」
「……お、お願い……避妊をしてぇ……せめてコンドームを……そろそろ危ないの、本当よ」
鉄の杭かと錯覚しかねない肉棒の硬度に恐れ戦き懇願する。夫とは比べものにならない肉の凶器にいまさらながら妊娠の恐怖が頭を過ぎる。子宮に届くこれほどの逸物からなら女を孕ますには十分な特濃の精液を射精するだろう。生命力の溢れた子種汁は放たれた瞬間、絵美子の卵子を目指して殺到するのが容易に想像出来る。
(膣内で出されたら……妊娠しちゃう……赤ちゃん、出来ちゃうじゃない)
望まぬ妊娠を強制されているのに媚肉は女として快楽を貪ってしまう。蜜壷をこねくり回す肉棒を襞が優しく愛撫する。自分の意思に反して陵辱者を受け入れ奉仕する浅ましさに頭を垂れた。
「まだ、出さないから安心して下さい。それより……準備は整ったか?」
「準備万端にございます……初めてですので弛緩潤滑剤を使用します」
「あれか……感度が鈍くならないか」
「裂けるよりは……本来でしたら慣らしてからですが、時間の問題もありますので……」
「ひいっ、な、なに……どうしようというの」
悠々と腰を動かしながら指示を出す男たちの会話に不穏当な影を感じ不安に駆られ弱味を見せてしまう。分かっていることは彼らの性癖は絵美子の想像の斜め上をいく外道な代物であることだ。今も力任せの結合ではなく、作業としての性交を淡々とこなす有り様に敗北感を覚える。年長者であろう自分が年少の陵辱者に反抗すら出来ず好き放題いたぶられ、快感に仰け反って騎乗位で腰を振り続けているのだから話しにならない。
「では……絵美子さま、呼吸を吐き出して力を抜いて下さい。下手に緊張すると裂けてオムツの世話になりますから……」
「えっ、な、なに……ど、どこ触っているの……い、イヤっ、ちょ、ちょっと、そこ違うっ、ひ、ぎっ、痛いっ、ひぎぃぃぃ、は、入ってくるぅ……ぅう、あがががぅぅぅ、ぎ、あ、あっ」
目隠しされてはいるが、絵美子は目を見開いて悶絶した。もうひとりの男が尻肉を掴み割ったかと思ったら尻穴に肉棒を宛い先端を捻り込んできた。若い男が肛門性交を匂わせていたが、まさか予告も無しに挿入してくるとは思わなかった。
「あぎぃ、痛ぁ、あぐっ、痛あぁ……む、無理っ、裂ける、裂けちゃ、うぅ……ひぎゃぁぁぁぁぁぁ!」
「どんな塩梅だ、未亡人のアナル処女の具合は?」
「素晴らしいの一言です、旦那さま。これなら顧客の方々も納得かと……、ただ外人の需要も考えますと、もう少し拡張に力を入れたほうが安全かと思います」
「なるほど……それは重要な課題だ、覚えておこう」
「あぁぁ、お、おっきぃ……こ、壊れ……ちゃうっ、ひぅ、ひぎぃ、お尻……、壊れちゃ、うぅうっ!」
全身に珠の汗を噴き出して泣き叫んで身悶える未亡人。その犠牲者の哀願もそよ風のように無視して、ふたりは上下から貫き、まるで餅つきのようにタイミングを合わせて腰を動かしまくる。後背位で犬のように組み伏せられ、色素の定着も薄い、儚げな窄まりは肉棒を丸々、根元まで呑み込んでいる。排泄の時を遙かに凌駕するほど拡張された尻穴に未亡人は呼吸困難に陥り、金魚のように口を喘がせて悶え苦しんだ。
「絵美子さん、オマ○コとアナルに挿入されたチ○ポが肉襞越しに擦れているのが分かりますか」
「イヤ、ゆ、許してぇ、ふはっ、はぅっ、オチ○ポが、奥、にぃいっ!」
「初めてにしては腰の動きといい、締め付けといい合格点でございますよ、絵美子さま」
経験したことの無い大きさの肉棒に膣奥を突き上げられる。媚肉のもっとも繊細な子宮をノックされ思考が混乱し言葉が意味を成さない。さらに肛門を嬲り蹂躙する凶器は前に挿入されているモノよりひとまわりは大きい。排泄のために設計された穴に無理矢理、押し広げ侵入し延々と抜き差しされるのだから恥も外聞も無く、泣いて許しを乞うのもいたしかたのないことだった。
「はぁ、はあっ、はぁ、う、動かさないで……ふおおおぅぅぅ、お、お腹、裂けるぅ……ふ、ふといっ、ふぐぅ、あぎぃ……んふぅんんんっ」
「取り敢えず最初の種付けをしますか……」
前後の粘膜を限界まで拡げ味わう、憎い陵辱者たちに許しを願い、あまつさえ責めに耐えきれず突き上げている男に乳房を擦りつけ涎まで垂らしている未亡人を覚醒させるには十分な意味を持った言葉だった。
「ダメぇ、いやあああっ!赤ちゃん、赤ちゃん、ダメぇ!ゆ、許してぇぇっ、お願いだからぁ……」
犯罪者の子種を膣奥で受ける、悪魔の宣告に顔面が蒼白になった。男たちの言葉に嘘が無いのなら自分には排卵誘発剤が投与されているのだ。妊娠のリスクは通常の危険日を越えている。顔も知らない陵辱者の精液を子宮に受け入れる恐怖と現実味を帯びた妊娠の二文字に思考が錯乱する。
「もっと締め付けてっ……くぅっ、たっぷり出しますから」
「お尻でも特濃の精液を味わって下さい」
「イヤぁぁぁぁぁぁ!くぁ、あぁぁぁっ、あっあっあっぁぁぁんっ、死ぬぅ、死んじゃうぅ、イク、絵美子、オマ○コに精液出されて……イクぅぅぅぅぅぅっ!」
ドビュ、ビュク、ビュルルルルルルッ!ビュビュ、ドプッ、ビュククゥッ!
絶叫と供に前後の肉棒が痙攣すると熱い迸りが膣内と直腸に放たれた。下腹部がまるで失禁したかのように液体に浸され、精液が充満しているのが分かる。絶頂による脱力で崩れ落ちると二穴からそれぞれ肉棒を引き抜かれ同時に精液が音をたてて零れ落ちた。言葉にならない呻き声を上げる未亡人を余所に男たちは次の調教へと思いを巡らし陰茎をそそり勃せて微笑んでいた。
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