その男の人生を狂わせたのは、遠い昔彼がまだ小学生の頃のある出来事だった。
とある雨の日曜日、彼は一人で買い物の為電車に乗りY市の中心地Y駅に向かう途中であった。
最寄り駅から二つ先に有るターミナル駅からかなりの乗客が乗り込んで来た。
彼はドア付近に立っており、一番最後に乗り込んで来たのは女子大生位のお姉さんだった。
彼は傘を杖の様に持っていたのだが、電車の揺れでそのお姉さんの股間に上手い具合に挟まってしまった!
だがお姉さんは拒む事もせずに、いやむしろそれを楽しむかの様に、有ろう事か腰をくねらせ始めたのだ。
何をされてるのか、その時点では彼にはまだ理解出来なかった。
しかし彼は異様な興奮を感じていた、稲妻の様な衝撃が走った事をずっと忘れる事が出来なかった!
つづき「痴漢師 第二章」へ
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