この話はつづきです。はじめから読まれる方は「奥原という男(磨美の章)」へ
綾
綾はかわいい顔をしている。
少し太めであるが、それも彼女の
健康的なつやのある顔をさらに
かわいくしている。
少しでっぱであり、彼女もそれを
気にしているようだが、
なんとなく容姿に自信がある様子が
伺える。
髪はショートカットで、少し茶色に染めている。
一時期は変な髪形になっていた。
(ボブカット?あるいは日村?)
今は髪を後ろに束ねるかたちにしており、
穏当であり、似合っているとも思える。
彼女が奥原を気にし始めたときは、
とても慎重なやり方で奥原を観察するように
なったことから、かえって分かりやすかった。
偶然、綾の視界に奥原がいたかのように装い、
あくびをしながら奥原を眺める。
やはり明らかに気づいたのは、
彼女も2号室をもっぱら使用していたが、
奥原を観察するようになってからは、
1号室に、探りを入れるかのように現れるようになった。
最初は壁際に目立たないように座る。
それから、奥原の右斜め前の席に座る。
気が付くと、談話室では
奥原の真後ろに座ったり、右斜め前、
左隣り、左斜め後ろ、右のはずれ等々、
いろいろなところに座り、奥原を観察している。
2号室のガラス越しから、
大胆にも何度か奥原をじっと眺めている
ところを目撃したこともあり、むしろ
恐怖を感じたほどであった。
綾は忍者だろうか、
あるいは忍者のいる郷から来たのであろうか。
咳が止まらないため、マスクをして
顔をしかめている振りをして、
1号室の出入り口で奥原をじっと
見ていることもあった。
執務室では、奥原がうつむいて何かやっているときに、
あえて奥原の前の経路を通って退室をする、
ということを繰り返す。
普段は遠くの席に着くが、
奥原の右斜め前の席に、大胆にも2回座った。
また、綾は太目の体にもコンプレックスが
あるようだ。その割には、朝、缶コーヒーを
飲んだり、ペプシコーラを習慣的に飲んでいる
ようであり、女の子にしては珍しく、印象的だ。
ともあれ、その太目の体がコンプレックスで
あるため、ほぼ必ず、尻が隠れる上着を着てくる。
私は口惜しがっていたが、
2回ほど尻の見えるジーパンで歩いていた。
そのときもできるだけ人に見せないように
していた。
ただし、談話室で他の数名の女の子が
奥原に対してやるように、綾は、かばんに書類等を
しまうのにかこつけて、
奥原の顔の間近に尻を突き出してきたのを
目撃したことがあった。
尻にコンプレックスがあるはずの女が、
奥原に対してこのような姿勢を取ることについて、
私は深く印象を受けた。
そしていつもどおり、出入り口では
奥原のほうを眺めて退出。
奥原は女の尻を観察している男である。
きっと女性所員たちもそれに気づいているのだろう。
綾は、服をある程度ルーティンでまわしている。
暗めの服が多い。磨美の色彩センスに比べると、
はるかに服のセンスは劣っている。
素朴な感じの田舎娘ではあるが、
頭が良い自覚があり、少し高飛車な
雰囲気も持っている。
綾は内股で椅子に座り、
奥原が通り過ぎるときは、少し
背筋を張り、うつむき加減で姿勢をよくしている。
私のこれまでの観察から、
綾の肌は30歳ほどで、座っている姿勢からして、
オナニーをする女であること、そして処女であること
が明らかである。
上記における、奥原に対して尻を
突き出す行動もその証拠といえる。
私は綾に、自分でオナニーをするよう命じた。
綾は最初恥ずかしがり、
内股にして膣を隠して指を挟んでもぞもぞしていた。
そして上目遣いで私をちらちら見ていたが、
息が少し荒くなってきた。
やがて綾は気持ちよくなりだしたようで、
毎晩自宅でやっているように、
大股を開き、指でクリトリスを
こすりだした。そして綾は腰を気持ちよさそうに
回しだした。
綾の指の動きがとてもいやらしい。
そんなにいやらしく自分のクリトリスを、
綾は毎晩刺激していたのか、と思うと
私はたまらず勃起してきた。
私は綾の顔に、びんびんに勃起した
ペニスを突き出した。
綾は迷わず口にペニスをほおばり、
うめきながら、吸った。
丸型のつやのある頬が、
ペニスを吸引してくぼんでいる。
これもまたいやらしい速度で、
私のペニスを刺激し、
綾の舌は亀頭を這いずり回っている。
私はたまらず、彼女の口から
ペニスをはずし、
綾の鼻っ柱に射精した。
綾は興奮し、
「あん、あん、いくっ」と
言いながら、痙攣した。
私は綾を四つんばいにさせ、
綾のでかい尻を私は押し広げて見た。
この白い尻の間には、案外小さい薄桃色の
肛門が隠れていた。
両手の親指で、肛門の襞を両側に
開くと、
肛門の少し盛り上がった裏側が見え、
その恥ずかしさで、綾の膣からは
さらに粘液があふれてきた。
私は綾の肛門の臭いを嗅ぎ、
クリトリスを舌で舐めた。
鈴を揺らすように舐めた。
すると綾は私を横たわらせて、
精液のべっとりと付いた顔のまま、
私のペニスを再び加えた。
私のペニスはすぐに復活してきて、
彼女の口の中を膨らませているに違いない。
私は綾の肛門を指で継続的にいじっていたが、
やがて舌で舐めた。
綾は、
「ああん!」と叫び腰を回した。
私は両手で、綾のでかい尻をつかんで
固定し、押し広げ、舌で舐め回した。
そして、私は綾の肛門の中に舌を入れた。
綾は興奮して、
さらに叫びながら、ものすごい力で、
尻を私の顔に押し付けてきた。
私は顔に大きな圧を感じながらも
よく耐え、舌を綾の肛門から
出したり入れたりした。
綾の肛門も私の顔も、
べっとりと濡れた。
綾の膣の愛液、私の唾液、そして
おそらく腸液が混じっているのだろう。
私は綾の口の中で射精した。
綾はすこしびくっと震えながら、
深い息遣いとともに精液を飲み干した。
つづき「奥原という男(かすみの章)」へ
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