この話はつづきです。はじめから読まれる方は「妻へ 1」へ
妻は身体を倒してそそり立つ肉茎に唇を被せた。
「奥さん、ご主人の方を見て・・」
妻は肉茎を口にしながら目線をこっちにやったが、直ぐに目線を外した。そして頭を上下させ始めた。
「ああ・・気持ちいいですよ・・それを付けて下さい」
妻は口を離し膜を被せはじめた。
私ですら妻にこんな事してもらった事がないのに・・。
慣れない手付きで江川の肉茎に膜を装着し終えた。
「ありがとう・・じゃあ今度は奥さんが上になってくださいよ」
妻は肉茎を握ったまま江川の身体を跨ぎ、腰をゆっくり下ろした。そして、亀頭の先端を蜜壺にあてがった。
「そのまま入れて下さい・・」
妻はゆっくりと挿入するように腰を落とした。
「はん・・」
根本まで挿入されると小さく声を上げた。
私の視線を感じながら他人の男の肉茎に膜を装着し、身体に跨り挿入を果たした妻はどんな気分だったのだろうか?普段は学校の教壇に立ち、生徒達に道徳を教える立場にある妻が・・。
「さあ、自分で気持ち良くなってくださいよ」
妻に腰を動かすように促す江川。下から手を伸ばし乳房を包み込む。
妻はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。江川の肉茎を味わうようにして前後だけでなく左右にも動く。私との営みでは決して見せる事のない妻の妖艶な腰使い・・。
「とても上手ですよ・・」
妻と江川の結合部から淫汁が溢れだしているのがよく見える。肉茎を濡らし、陰嚢までも汚していた。
「奥さんが気持ち良くなるの・・お手伝いしますよ」
江川はベッドのスプリングを使うようにして下から突き上げた。
「あんっあんっあんっ」
突き上げられる動きに合わせて吐息が漏れた。
「ご主人、食い入るように見てるからズッポリ入ってるところを見せてあげましょうよ」
膝を曲げて妻の身体が前屈したところを抱き寄せた。二人の結合部が露になった。膜に覆われた肉茎が淫汁溢れる蜜壺を押し広げ突き刺さっていた。江川は妻の臀部を掴み肛門と秘肉を左右に開かせ、更に見えるようにした。
私は二人の結合部に見入ってしまった。
ブチュブチュと卑猥な音を立てて蜜壺を出入りする江川の逞しい見事な肉茎を離さんとするように秘肉がめくれ上がる。
これ見よがしに江川が出し入れを大きくした時だった。肉茎がヌルリと蜜壺から抜けてしまった。肉茎が抜け去った蜜壺は今までの結合を現すようにポッカリと開いていた。
「奥さん、逆向きになって跨って下さい」
それは妻に私の方を向けという指示だった。
「えっ・・」
「さあ、早く」
妻は江川の言葉に戸惑いを隠せずにいた。が、私の方に向き直し肉茎を握り位置を決めた。
「そう、そのまま・・」
言葉通りに肉茎を蜜壺に沈めていった。
「ああ・・」
挿入が果たされると妻は目を瞑り顎を上げて声を漏らした。
江川は膝を立て妻の括れに手を廻し再び下から突き上げた。その度に妻は声を上げ、見事な形の乳房を揺らした。
「ほら、ご主人が見てますよ・・とても興奮してるようですよ」
妻は薄目を開けて私を確認する。
「ああん・・貴方・・」
私を見て何かを言いかけた。
「歩美、感じてるのか?」
私の問いかけに妻は頷いて答えた。
「とても綺麗だよ・・歩美、俺も凄く感じてるよ」
妻は江川の膝頭に手を付き、突き上げられる身体を支えながら
「良かった・・」
と、一言呟き再び声を上げた。
江川は乳房を包み、形を変える。そして妻の身体を抱き寄せ仰向けに重なるようにし、自らの膝を開き妻の脚を開かせた。私の目の前に先程とは違う角度で挿入される結合部が露になった。
下から巧みに突き上げ、肉茎を包む膜から陰嚢は妻の淫汁で白く汚された。
「ご主人に丸見えですよ・・」
「はん・・言わないで」
妻の胸元に汗の球が浮かびあがっていた。
江川が一旦、結合を解くとそのままの向きで妻を仰向けにさせ両脚の間に割って入り挿入を果たす。
腰を打ち付ける度に乳房は官能的に揺れ、妻も官能的な声を上げた。そして妻に覆い被さるようにして唇を奪い、舌を恋人同士のように吸い合い、絡ませ合った。
二人の身体は汗にまみれていた。江川が身体を動かす度に結合部からグジュッグジュッと卑猥な淫音が聞こえた。妻は官能的な声を漏らしながら江川の背中に手を廻していた。江川が妻なか快感を与えながら耳元で何かを囁いた。
そしてクライマックスに向けて身体を起こし妻の太腿の付け根を掴み激しく動き始めた。妻の声は大きく吐息は叫びに近くなっていった。乳房の動きが江川の激しさを現すようにして動いた。
「あっあっ‼奥さん・・そろそろイカせてもらいますよ」
激しく動かしていた腰を密着させ奥深くを突いた。その瞬間に妻も身体を痙攣させた。そして、奥深くを突いた江川は肉茎を引き抜き手早く薄い膜を外すと中腰になって妻を跨いだ。
つづき「妻へ 7」へ
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