K氏は社内でも有名な真面目な男である。ただ、その真面目さは周囲にあまり歓迎されてはいない。
K氏の妻M子も、K氏と同様にオクテな感じの女だ。特に美人でもないし、どこにでもいるふっくらしたメガネおばさんと言った感じ。
そんなM子にちょっかいをかけたのは「他人の妻を寝取る」ことに異常な興奮を覚える自分の特異な性癖からである。
K氏は社内でも影の薄い存在で親しい友人もいなかったから、K氏を介してM子に近づくことは難しくなかった。
数回、帰宅途中でK氏を飲みに行き、K氏の自宅でウチ飲みをすることになった。会社での人間関係の希薄な夫が、初めて友人を連れて
来るということで、M子は私を歓待してくれた。K氏とM子には高校生の娘と中学生の息子がいる。M子は彼らの子育てと家事に専念して
きた。今時、珍しい主婦だった。
安穏とした、平和な家庭生活。傍目にはそう見えるかもしれないが、M子は内心焦っていた。外で働く同世代の女性が輝いて見える。こ
のまま、年を取って行くのが寂しい。おそらくそんな感じだったろうと思う。
私というオトコに、自分がどんな風に見られているか… 異性を意識しているのが手に取るようにわかった。
2度目にK氏の自宅を尋ねた時、手土産の安いチリワインと小さな花束をM子に小さな花束を手渡した。M子のぽっちゃりした頬が淡い
ピンクに染まり、白い歯がこぼれた。3人で酒を飲んでいると、酒に弱いK氏は早々に酔いつぶれてしまった。M子も酔いにまかせて饒舌
になった。
M子は会社の様子を聞きたがった。K氏は会社の話を全くしないのだそうだ。私は面白おかしく、会社の人たちの話を聞かせてやった。
K氏の寝ている横でコトを始めるような三文小説みたいな展開にはならない。現実とはそういうものだろう。
さんざんM子のリクエストに応えてやり、私が帰るそぶりを示すとM子が言った。
「またお話聞かせて下さいね。それから、聴いてほしいこともいーーっぱいあるしぃ」
「ご主人には内緒ですよ」と前置きして、携帯のメールアドレスを交換してその日は帰った。
私自身も大して取り柄のない男ではあるが、M子にとって特別の存在になることには成功したようだ。
昼下がりに、ほんの数行のメールを交換するうちにM子は私と2人きりで会うオンナになっていった。
つづき「勝手に改造 知人の妻 2」へ
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