この話はつづきです。はじめから読まれる方は「触診 1」へ
聴診器から聞こえる初枝の鼓動、四十代とは見えない乳房の張り、大田の下半身がムクムクと疼きだすのであった。
「いいですよ、それでは背中を出してください」
初枝は膝を崩しながら背を向けて浴衣を肩から下ろした
白い背が腰まで見える、腰のくびれと尻の大きさが対照的に大田に見えた。
「大きく息を吸い込んで・・・吐いて、そうです」
初枝は指示どうりに大きく深呼吸すると胸が更に大きく膨らんだ
「おかみさん、乳がんの検診はされるのですか」
大田は初枝の背の方から聞いた
「いいえ、何でも触診でいくらかは分かるそうね」
「そうですが、おやりになるのですか」
「よく分からないのよ、わたし胸が大きいでしょう・・・大田くんなら分かるかしら」
「やってみましょうか」
大田ははやる気持ちを抑えながら聞いてみた
「そうね、ちょっと恥ずかしいけどやってくれる」
初枝はそう言って大田の方に向きを変えた
腰まで脱いだ初枝の腹にはやはり脂肪が付いて臍はその影で見えない
大田は目を逸らしながら両手の指を脇から乳房を押しながら触診を試みた
柔らかな感触が指に伝わって心地よい、つい親指が乳首に触れた
初枝は目を閉じて じーと 感触を味わっているようにも見える
大田は更に指で乳輪をなぞりながら乳首を摘んだ・・・・
乳首がすでに硬くなりつつある事が大田は感じた
「いけないわ・・・」
初枝は目を閉じながら蚊の鳴くような声が漏れた、しかしその言葉は拒否しているようには思えない
大田はそーと唇を乳首に寄せた
「ぁぁ 大田くん いけないわ」
しかし初枝の体は言葉とは裏腹に身を寄せてくる
「おかみさん・・・・」
大田は大きく口を開けると乳首をすすり上げた
初枝は大田を抱くように布団に身を崩して倒れこんだ
つづき「触診 4」へ
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