この話はつづきです。はじめから読まれる方は「勝手に改造 知人の妻」へ
ダイニングからは死角になる狭い廊下で、私はM子を抱きすくめて口を吸った。キスというロマンチックな行為でないことは想像がつくだろう。
M子も自宅で夫以外のオトコとこうしていることに異様に興奮しているのがわかった。M子の方から舌を絡めてくる。
セーターの裾から手を入れて乳首を弄んでやると、私の舌を吸い返してくる。
ギンギンに硬直したチ●ポをM子に押しつける。M子は瞳を潤ませて、ほんのわずかな時間の愛撫に浸る。
私はM子にキッチンに帰るように促した。女の芯の部分に火のついた状態で、旦那の元へ行くM子。こころなしかフラフラした足取りだった。
M子が熟れ熟れの肉体を制御できなくなるのは、時間の問題だ。
私は自分の耳の裏に媚薬クリームを仕込んできていた。K氏がトイレに立ったとき、M子のツルマンの襞にこのクリームを塗っておいた。
さきほどのM子の反応は媚薬が徐々に効き始めている証拠だった。
K氏夫妻のいるダイニングキッチンに戻ると、K氏はかなり酔いが回った状態だった。とろんとした眼差しで、眠気が差している様子だ。
「すみません。こんなに遅くまで、お邪魔してしまって…」私がそう言うと、K氏は泊って行けという。
「本当に申し訳ないけど、終電の時間もアレなんで…甘えさせてもらいます」K氏にそういわれて止むなく…という体で計画通りにお泊りが決まった。
気を良くしたK氏は、私を座らせて饒舌に話し始めた。私は冗談めかしてM子との夫婦生活について水を向けた。
出会った頃のことや子供たちのこと、思い出話は楽しそうに話をした。M子は複雑な表情であまり話には加わらなかった。
「でもさ、最近はめっきりHの回数が減っちゃってさ」
酔いに任せて、K氏が夜の夫婦生活について語り始めた。私がM子と肉体関係を持ち、その上、K氏とのセックスを禁じていることなど知る由もない。
「たまにこっちがその気になっても、なんだかんだではぐらかされちゃうんだ…」
私が「どこかに好い人でもいるんじゃないですか」と煽ると、「家内に?あ~、そりゃありえない ありえない」と卑屈に笑うK氏だった。
「お? M子 あっちに座ってお酌でもしろよぉ」とK氏は私の横にM子を座らせた。
M子がK氏をキッと睨んだようにも見えたが、私との関係を邪推されていないことへの安堵もあったのだろう。M子は私の横に座ると、酌をしながら会話に加わった。
会話の中で笑いが起きるたびにM子は私を軽く叩くふりをして、大胆に体を密着させてきた。
夜がさらに更けていき、K氏も眠気も限界に近付いてきた。何度もかくんと頭を垂れては、酒を飲む。呂律も回らないK氏。
私は机の下でM子の腰に腕を回し、体をまさぐり始めた。
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