寝取られ催眠(8)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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寝取られ催眠(8)

15-06-14 10:38

この話は続きです。はじめから読まれる方は「寝取られ催眠」へ

突き刺さる異物に真奈美は健気にも堪えようとする。
訳も解らないまま、言葉も交わした事の無いだろう男に身体を蹂躙され、心まで良いようにされてたまるかと彼女は気を確かに持とうと気丈に考える。

(ご主人さまなんか…に、ご主人さま…なんか、っあぁ、違うぅ…だんな、旦那さま…そう、だ、ご主人さまは…ご主人さまから、旦那さまになって…まにゃ、まにゃみをお嫁さんにしてくれて?え?あれ?あれれ?)
しかし、そんな真奈美の思考は定まる事なくぐるぐると掻き乱れていく。
何だっけ?何かを忘れている?何だっけ?と、ぐるぐる、ぐるぐる、彼女の頭は混乱していく。
「んひっ、んっ、んっ、んっ、んんっ…んひひぃいんっ!?」
そして、そんな混乱する真奈美を容赦なく猛朗は己の欲望にまみれた肉棒で彼女を責め上げていく。
ニタニタと気持ちの悪い笑みを浮かべ、キュンキュンと己の肉棒を切なく一生懸命に締め上げて吸い付いてくる真奈美の膣内を抉りほじくる。
「真奈美…いいよ、真奈美ぃ、ぐふっ、こんなに真奈美のマ○コの具合が良くなるなんて、人知れず調教してきた甲斐があるよ僕もぉ…」
「っ、っ、ッひ!?ありがとう、ごじゃいましゅう~、まにゃみぃ、うんんっ、嬉ひぃいっ!?」
人知れず?
と、猛朗の言葉に真奈美は少しずつ頭に巣くった氷の疑問が溶け出していく。
あぁ、そうだ、私はこの人に調教されていた。いつからだったか、ただ毎日、毎日毎日、猛朗は自分を蹂躙して、色々な事を教え込んでいった。
初めてのキスも初めてのセックスもあげる筈だった勇治ではなく、この猛朗に捧げたのだ。
そして、私はそれが最初は嫌で嫌で嫌で仕方ながった。
でも、勇治になんて相談出来ず、ずるずるとずるずると私は彼に…。
(あぁ、なんて事…ごめんね、ごめんね、勇治…私、私…)
拒んだ筈だった。
何もかも全てを拒んだ筈だった。なのに、猛朗が、猛朗があの日、急に止めるって、止めるなんて言い出したから。
それからが切なかった、堪らなかった、寂しかった。勇治には話せない。勇治には見せられない。だって、あんな卑猥で淫らなこと…。
猛朗のせいだ。猛朗があんな調教を私にするから…。
だから、私は、私は…。
「ぐふふ、我慢出来たご褒美だからねぇ、んちゅう~」
「あん、はい、旦那さまぁ、ちゅっ♪」そうだ。
我慢すれば、約束の日まで我慢して今までの様に振る舞っていれば、この人は私を…。
私をお嫁さんにして犯してくれるって…。

つづき「寝取られ催眠(9)」へ


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