「もしもし、久美だけど。久しぶりにこっちきてんのよね。飲まない??」
久美から連絡があるのは久美の結婚後初めてだった。
2年ぶりか。
一樹は懐かしいような不思議な感覚を覚えつつ待ち合わせ場所に向かった。
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一樹と久美は元々同じ大学の学生であった。久美のほうが2年年上だったが、よく気が合って夜中まで話しこむ仲だった。
体の関係はなかったもののきわどい話しもかなりした。一樹はオナニーの時によく久美を妄想したが、あるとき酔った
勢いでそのことをしゃべってみると驚くべきことに久美もまた一樹との行為を妄想して果てたことがある、と告白された。
しかし2年前に久美は当時の彼氏と学生結婚、他県に引っ越した。会うのは実に結婚式以来だ。
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「よっす!」
「おぉ久美じゃん!・・・あんま変わってなくね笑」
「まぁねぇ」
久々に会った久美はそう大して変わっていなかった。
出張できただけにスーツを着ているとはいえ、ボート部で鍛えたがっしりとした肩、浅黒い肌、肩までもない短めの髪など特にイメージチェンジはしていないようだ。
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2年分の話を一晩で片付けるのは用意ではない。あっという間に午前2時になってしまった。
「もう明日じゃん!!じゃ一樹の家で飲みなおそうぜ!近いじゃん」
「久美、明日会社ないの?」
「明日は休みなんだよ!もっと一樹としゃべりたいしね。」
「オーケー、じゃうちこいよ」
「片付いてる?」
「いや全然笑」
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久しぶりにに一樹の部屋に入った久美は大学時代に戻ったかのような感覚に浸っていた。
一樹はまだ大学生だから当たり前か。ここでよく話したなあ。一樹が運んで来たビールを飲み干しながら久美はそう思った。
「一樹彼女いねえの?」
「いるよー」
「あたしここにいちゃやばいじゃん!!」
「大丈夫だよ。ばれやしないさ。それより久美は吉夫さんとはどうなのよ」
久美は一瞬心が痛くなった。あまりそれをきかれたくなかったのだ。
久美の様子に気づいた一樹が心配そうにのぞきこむ。
「・・・久美、どしたの?」
「実は・・・あっちのほうがね・・・」
「久美の性欲が強すぎる?」
「ぶっ飛ばすよ笑 いや、簡単にいや、レスなんだよ」
「!!!!信じられん!」
「どういう意味よ笑」
そう、久美は決して性欲が弱いほうではなかった。
それどころか大学時代は毎日でも大丈夫だったし、セックス自体がかなり好きだった。
しかし、共働きでお互い仕事が忙しくなるうちいつしか夫婦間の行為は途絶えていた。
「でも吉夫さんと体の相性いい!って言ってたじゃん。」
「よかったんだけどね・・・最近1年以上ないや。」
「もったいない・・・じゃ一人でするの?」
「一人もあんまりだなあ。たまにいいAVみるとするけどね」
「久美らしくもないね・・・って言ったら失礼か」
「はははは」
そのとき久美は体の奥でなにかが疼くのを感じた。巨大な性欲だった。
いつしか心の奥深くしまいこんでいたそれは今まさにあふれかえり奔流となって久美の中を駆け巡った。
さらけ出してしまいたい。久美は一瞬自分が恥ずかしくなったが、まあ一樹なら慣れてるだろうとも思った。
「一樹、まだあたしで抜いてる?」
「い、いきなり何を訊くんだ!」
「そんな動揺しないでよ笑 気になったのよ」
「・・・まあ、たまにはお世話になりますが・・・」
「あっはは!やっぱり」
「久美は最近は俺でしてるの?」
「あんまりだなあ」
「ひでえ笑」
「ねえ、昔のあの写真見せてよ」
その昔、一樹と久美はお互いの当時のパートナーとの行為をカメラに収め見せ合ったことがあった。
久美は1つの写真に写った一樹の男根をよく覚えていた。
巨根ではないが、上にきれいに反って亀頭は赤黒く大きかった。入ったら気持ちいいんだろうな、と思った。
久美は今何故か無性にその写真達が見たいと思った。
「おおー久美、覚えてるの?まだ持ってるぜ」
「あたしPC買い換えてなくしちゃったんだよね」
「印刷して絵葉書にして送ってあげよっか」
「 や め ろ 」
久々に写真を見て久美は息を飲んだ。覚えているとおりだ。気持ちよさそう・・
PCの画面は次々と一樹と当時の彼女の痴態を映し出す。久美は自然と高まってくるのを感じた。
「実は久美が送ってくれるのもまだあるんだよ」
「まじ!!見せてよ」
画面にうつる3年前の自分はいまの性生活からは程遠いものだった。
そこには自分から男性のそそりたった根に体を押し付け、喜悦に顔を歪める自分がいた。
騎乗位で体をえび反りにして叫ぶ自分を見て、久美は我慢が出来なくなりつつあった。
「一樹、これみて抜いてるんでしょ」
「だって、ねえ笑」
「ねえ、あたしもほしくなっちゃった。。どうしよう」
久美はとっくに勃起している彼の股間に手を伸ばした。あの赤黒い反り返った棒を自分に入れて欲しかった。
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一樹は一瞬躊躇したが、久美のブラウスのボタンをはずし胸をもみしだいた。
久美の手はズボンの中に入りボクサーパンツの上から彼の棒をしごく。
一樹もまた無性に久美が欲しかった。大学時代から欲しいとは思っていたが、常にお互い別のパートナーがいた彼らにはまだチャンスがなかったのだ。
何回妄想で犯したか分からない久美と今しようとしてる、と思うだけで彼は勃起がさらに激しくなるのを感じた。
激しいキスの後久美はスーツを脱ぎ捨て下着だけになった。
何の飾りもない濃紺のセットだったが、久美らしい。そして素晴らしくセクシーだ。
「一樹、もう下着きついくらい勃ってるじゃん。脱いでよ。」
久美に誘われるまま一樹は素裸になり、椅子に座る久美の前に男根を突き出した。
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久美はその瞬間性欲の奔流に自分が崩壊するのを感じた。15人以上と寝てきた久美だが、こんないやらしい根ははじめてみた。
15センチくらいのものだろうか。そんな大きくはないがもうすでに亀頭は怒張しきって赤黒く光り、茎は激しく反り返り天をさしていた。
もう前儀も何もいらないからすぐ欲しい。そう思った久美の心を読んだかのように一樹は久美をベットに押し倒した。
下着を剥ぎ取りコンドームを急いで着け一気に正常位で男根を突き入れる。その瞬間久美は淫靡に喘いだ。
「あぁぁぁぁぁーん・・・・すっごいおちんちん・・とうとうひとつになったわね・・」
「ああっ、久美のおまんこ気持ちいいよ・・」
「一樹、激しく突いてあたしをものにして」
久美が足を一樹の腰に絡ませると、一樹はゆっくりと突き始めた。しばらく探った後一樹の男根は久美のポイントを捕らえ、
丁寧に、しかし激しく突き上げる。久美も一樹が突くタイミングにあわせ腰を動かし始めた。
これこそは久美が長い間渇望してたものだった。久美は全身を彼の男根で支配されているような快感に満たされた。
「ああっ!ああっ!あぁぁ、一樹のちんちんが当たってる!」
「久美、どう、痛くない?気持ちいい??」
「すっごいいいわ!!もっとして!」
「もっと何をどうして欲しいの?教えて」
「一樹のでっかいおちんちんをあたしのおまんこに突き入れて欲しいの。その赤黒いのであたしをイかせて!!」
「俺のちんちんはどう??」
「お世辞でもなんでもなくすっごいいいわ・・・でっかくて強くて、あたし狂っちゃう」
「狂っていいよ久美。俺のちんちんで狂って」
「じゃあもっと激しく突いて!!!!」
一樹は時には激しく、時には丁寧に久美を攻めた。10分もしないうちに久美は自分がもうすぐ果てそうなことに気づいた。
久美は突かれるたび一樹の腰に絡ませた足で彼の腰を自分に押し付けた。
「一樹、いま止めちゃだめよ、あたしもうすぐイっちゃいそう・・」
「ここを突かれるのがいいの?」
「あぁっ、うん、そこを激しく攻めて!」
「こう?こうなんでしょ?ああっ、はあっ」
「あああっ、あああっ、一樹、あぁぁぁ!!」
「久美、もうイキそうなの?何でイクの?」
「あああっ!一樹のでっかい真っ赤なちんちん!!!はぁぁっ、ああっ、すっごい!!あたしをその赤黒いちんちんで征服して!!!」
久美は右手で一樹に突き上げられている自らの秘所を触り、左手で胸をもみしだいた。
一樹の男根はいっそう激しさを増していく。一樹の赤黒い棒で征服されてる!そう思った瞬間久美はすさまじい快感とともに腰を激しく突き出して絶頂した。
「あぁぁっ、ああっ、一樹、もっと、もっとして、もうイク、イっちゃう、あぁぁぁっっ」
「久美、イって!すっごく気持ちよくなって!!」
「ぁああっ、はぁあああっ、突いて!!!ああっ、ちんちん!!!!あああああっ、ああああぁぁぁぁーーーっっ!!」
その後久美が正常位で2回果てたあと、二人は今度は鏡の前の椅子に手を突いて立ちバックの体勢でセックスした。
一樹も久美も野獣のように相手をむさぼった。一樹は久美の腰を持って男根を突き入れたが、久美もまた自分から壷を棒に押し当てた。
テーブルランプに暗く照らされる部屋を2人の激しい喘ぎ声が満たした。
「ああっあぁぁっすごい!もっと突いてあたしを満たして!」
「あああっ久美のおまんこがすごい締め付けてくる!気持ちいいよ!!!」
「ああん!あああっ!!はああっ、ちんちん!もっと頂戴!」
「おまんこ!すごい!!」
「ああぁぁん!・・・ああ、ああ、こんな大声で喘いで大丈夫かしら?」
「大丈夫さ。隣は違う大学の学生が住んでて、こないだ彼氏か誰かが来てた時はすごい声が聞えたよ笑」
「じゃあお互い様ね。反対側は?」
「なんか、高校生らしいぜ。なんにしろ文句は言わないさ」
「じゃあ安心して叫べるわね・・・・ああそこがいい!あっあっあっあっあっあっ」
久美はまたもや自分が絶頂に近づくのを感じた。今度は自分が彼を征服したいと思った彼女はベットに彼を倒し彼の上に跨り腰をふった。
鍛えられた彼女の太股が彼の体の上をすべるたびに大きめの胸が揺れる。
「ああっ、ああ、ああ久美すごい、気持ちいいよ」
「あっ、ああ、ああ、あたしも!」
「ああ、ああ、すっごいえっちな胸だね・・・どうしよう、すっごい燃えてきた」
「一樹まだイっちゃだめよ!あたしに支配させて!!そのでっかいちんちんを突き立てて!」
そんな長くしているわけではないがもう久美はイキそうだった。一樹の男根はまるで久美の為にあるかのようにポイントを攻める。
一樹のあのちんちんを今支配してる!という快感に浸るとともに今までとは違う得体の知れない巨大な絶頂にどんどん昇りつめていった。
「ああっ、ああっ、一樹、ああああっ、あたしもう、あああっ」
「あっ、あっ、久美、イクの?イキそうなの?今度は俺を支配して?」
「あっ!ああっ!!一樹のおちんちん、でっかいちんちん、ちんちん、ちんちん、ちんちん、もっと、イク、イク、すっごい!あああっ」
「あああ!久美イって!!!」
「あぁぁ一樹!!!イク、イク、イク、イク、ちんちん!・・・・ぁぁぁああああああああああああああああああああーーーーーっ!!!!!!」
一樹が思いっきり突き上げた瞬間久美は果てた。すさまじいオーガズムだった。久美はもう何年もこれを欲していた。
久美は絶叫しながら両胸を自らはげしく揉み、壷を狂ったように棒に押し付け、全身で絶頂した。
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「あああっ、ああ、ああ・・・・一樹、ありがと、すっごかった。。。」
「久美、気持ちよかった?」
「すっごいよかった・・・3回もいっちゃった。『ちんちん』とか『イク』とかかなり叫んじゃったわ」
「すごいエロかったよ。久美がイクとこ。」
「一樹のちんちん、すごいんだもん・・・・今度は一樹の番だね。その赤黒いのをイカせてあげるわ」
久美はベッド脇に立っている一樹のコンドームをはずすとひざまづいて彼の根を口に含み、亀頭を舌で容赦なく攻め、
両手で反り返った茎を激しくしごいた。
一樹はすぐに絶頂しそうになった。もうずっと耐えていたが、もう無理だった。
彼は自分の男根がすさまじく怒張し、体の奥からオーガズムがこみあげてくるのを感じた。
久美は手は止めないまま口から亀頭を出し獲物を狙うような目で一樹を見る。
「こんなおちんちん大きくしてどうしたの?気持ちいいんでしょ?」
「ああ、ああ、ああ、久美、すごい!!俺もうイキそう!!」
「一樹、いいわよ、全部出して!」
「ああ、ああ、ああっ、かけてもいい?」
「いいよ!あたしに全部かけて!あたしをものにして!!!!」
「あぁぁぁ!!!イクよ、出そう!!!」
「出して!!!そのでかいちんちんぜんぶ頂戴!!!イッて!!!」
「久美、イク、あああああーーー!!!」
久美が男根を自分の胸に向けると同時に一樹は果てた。凄まじい量の精液を久美の体に発射した。二人はニヤっと笑いあった。
「久美、すごかった。。。ありがと。」
「すっごいでたね笑」
「しょうがないだろ笑」
「でもあたしもすっごいイッた。こんな気持ちいいの久しぶり。またしてくれる?」
「うん、またしなきゃね。」
もうこの快感は忘れ得ないということを悟った二人は今後も関係を続けていくことになる。
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