この話はつづきです。はじめから読まれる方は「淫彩」へ
「うぅっ、はぁぁぁ、いいっ・・・あぁぁっ」
夜の公園の暗闇にこもった喘ぎ声が混じる。由紀の秘部をまさぐる男の手がゆっくりと、しかし確実に彼女を絶頂に導いていく。
「一樹、すごい、あたし声出ちゃうよ・・」
「だめだよ、誰かが通ったらばれちゃうよ?」
「あぁん、でも・・・」
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由紀は今年で31歳になる中学教師だ。近所に住み小学校時代の後輩に当たる一樹の存在は小さい頃から知ってはいたが、よく知るようになったのは今年まで職場にいた友人、久美を通してだった。
夫とのセックスレスに悩む久美が浮気願望を持っているのはどことなく知っていたが、実際の相手が一樹だと知って由紀は非常に驚いた。しかしもっと驚いたのは久美の口から出るその行為の激しさだった。久美と自宅で飲んだときにその行為を収めたビデオを見せてもらった由紀は興奮すると同時に思わず久美に嫉妬してしまった。様々な体位で激しく絶頂する久美を見て由紀は自分もそんな風にイきたい、と思うようになった。
そんな折、残業を終え駅から家に歩いていた由美はばったり一樹に出会ったのだ。友達と飲んだ帰りだという彼を由紀は夜の散歩に誘った。
夜の公園、林の端のベンチに腰を下ろした彼らは当初他愛もない話をしていたが、由紀の頭の中はもう淫らなことで一杯であった。
「かずちゃん、聞いたよ。久美ちゃんとしてるんでしょ?」
「おおっと?!なんで知ってるんだ?!」
「久美から聞いたの。あたしたちよく一緒に出かける仲なのよ。」
「まじかよ!!世界って狭いなあ」
「・・・・かずちゃん、すっごいんだってね。久美があんなすごいセックスしたら忘れられないって言ってた」
「久美だってすごいけどなあ」
「知ってるよあたし。ふふふ、実はビデオも鑑賞しちゃった」
「あいつ、ばらしすぎ笑」
「すっごいちんちんなのね。あたし興奮しちゃった」
「ほんと?なんか嬉しいな」
「かずちゃん」
「へい?」
「・・・・あたしもあんな風にして欲しい。」
由紀は一樹に覆いかぶさる。一応よけようとする一樹だが由紀の淫靡な魅力に逆らえないことを感じていた。由紀が彼の勃起した男根をさわると、彼は自分からそれを押し付けていった。
二人はベンチから林の中の影になる部分に移動した。由紀がブラウスの前をはだけ、ブラジャーを押し上げて胸をあらわにすると一樹はむしゃべりついた。一樹は由紀のスカートを脱がせ、パンティーを取り、指で由紀を攻め始めた。
「はあっ、一樹、もっとして、あたしイクから」
「いいよ、いって、でもさけんじゃだめだよ」
「うん、あぁ、はぁぁ、あっっっっっっっ」
絶頂ながら由紀は一樹の胸に顔を押し付け痙攣した。そうでもしないと叫んでしまう。
「ああ、あたし、いっちゃった・・・」
「どうだった?気持ちよかった?」
「うん・・・あぁ、もうちんちん入れて?」
「でもゴムがないぜ?」
「いいわよ、あたしピル飲んでるから」
由紀はブラウスとブラジャーを脱ぎ捨て、ストッキングだけの姿になった。一樹はとっくに素裸だ。由紀が林の木に手をついて尻を突き出すと一樹は猛り狂った男根を一気に突き刺した。
「あぁぁ、すごい、ゆっくりあたしをものにしてね」
「あぁ、俺までさけんじゃいそう・・・」
「あたしも、あぁ、あぁ、すっごいちんちん、あっあっあっ」
「もう聞こえてもいいような気になってきた・・・」
「駄目よ、この林の向こう生徒の家なんだから・・・あああでもいいいい!あああっ」
ここでじっくりとするわけに行かない事をよくわかっていた由紀は自分の左手でも秘所を刺激する。さっきまでは手でイかせてもらったし、ちんちんでイクのは次回でいいやとも思っていたが、後ろから突き上げる一樹の男根は彼女を淫らな獣にした。どうしてもこの男根で絶頂したかった。由紀はどんどん高まっていく。
「はっ、はっ、一樹、ちんちんであたしをイカせて・・・」
「由紀は後ろからでイける?」
「場合によるわ・・・でも今回は絶対イける」
一樹が動きを早めると由紀は一気に2度目のオーガズムに近づいていった。一樹は由紀のしめつけに男根がいっそう反り返るのを感じた。雲の間から漏れる月明かりに照らされる由紀の淫らな動きが一樹をもオーガズムに近づける。早くいってしまうことは少ない一樹だが、今回はやばいかもしれないと思った。
「はぁっ、あぁっ、ねぇ、あたし、もうイクかも」
「一気にイッて、俺ももうやばい!」
「あぁ、ちんちん、一樹のおっきなちんちんで突いて!!」
「すごい由紀が締め付けてくる・・・もう我慢できないかも」
「あぁ、あぁ、あたし絶対叫んじゃう!」
「由紀、由紀、俺ももう・・!」
「あっあっあっ、ちんちん、っちんちん、はあっ!イクぅぅぅ・・・・!!ああああっっっ!!!」
「由紀!!!あああ!!うっっっ」
ほぼ同時に達した二人は必死で声を漏らすまいとする。一樹は男根を引き抜いて由紀の尻に射精した。
由紀は快感の震えが収まると気にもたれかかった。
「あぁ、すごかったわ・・・久美がなんで忘れられないっていったかわかる・・・」
「満足してくれた?」
「とっても。あたし、どうだった??」
「すごかったよ。今度は部屋でゆっくりしよう?たくさん叫んでさ」
「もちろんよ、またしてね・・・」
相手が多くて大変ね、と笑う由紀を小突きながら一樹はやっと家へと向かっていった。
つづき「淫彩III 夕日の咲く窓」へ
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