この話はつづきです。はじめから読まれる方は「堕ちた天使 1」へ
「いやっ、もっ・・ぅ・・・」
「んん?」
久美子はそれ以上の言葉を誤魔化すようにフェイドアウトした。
上半身を中心に積極的なキスの攻撃と違って、未だにアソコに添えられた5本の指はパンティの上からかすめる程度にしか触れていない。
かすめるだけと言っても、感じるポイントは決して離さないから余計に性質が悪い。
「もう?もう何?」
久美子の失言を聞き逃すことなく意地悪く聞き返す真由は、コリコリになった乳首は甘噛みしながらも、既に分厚い生地の上からでもわかるほど暴発寸前のお豆は心許ないタッチでくすぐるだけ。
(そんなあ、とても言えない)
娘の扶美の顔が思い浮かぶ。彼女は娘の親友なのだ。どうにか出来ないかと腰をくねらせ脚を擦り合わして、真由を切なげな目で見つめる。今や完全に真由の右手が久美子を支配していた。
「ああうっ、くぅぅ~、はあ、ふぅん、ふぅ~、んふ~」
鼻息は次第に荒くなり、澄ました表情の真由とは対照的に久美子の顔は恨めしげに苦悶の表情を浮かべる。
5本の指はその潜在能力を秘めたまま裏切り続け久美子を追い詰めていった。そして、終には・・・
「ぉ願い・・・触って・・・」
消え入るような声で訴えた。久美子にとっては精一杯の言葉だった。
「えっ?聞こえない」
「触って」
「さっきから触ってるわ、ほら」
真由はニヤニヤしながらほんの少し今迄より強く薬指でクリトリスの辺りをサッと撫でた。
「あはっ!」
一瞬だが全身にピクッと快感が走り抜ける。欲して止まなかった物をチラつかされ久美子の何かが壊れた。
「お願い、もう、もう我慢出来ない」
そう言って真由に抱きついた。
「あらあ、うれしい。久美子さんから抱きついてきてくれるなんて。ようやく私達両想いになれましたね。こんなところ扶美ちゃんが見たらどう思うかしら」
「イヤッ、扶美のことは言わないで。お願い、早く」
「じゃあ、久美子のオマンコ直接触ってって言ってくれたら、してあげる」
「そんなあ・・・久美子の・・・オマンコ・・・直接触って」
「かわいい。あんまり虐めても可哀想だからとりあえず一度イカせてあげる」
真由は右手をパンティの中に進入させ、びちょびちょに準備できている穴へ中指を潜り込ませた。
「あううう」
「すごく熱い。うれしい」
入り口辺りを中心に出し入れして久美子の具合を確かめた。
「ああ、イイ~、ああ、そこっ、ああ、気持ちイイイイ~」
久美子はギュウっと真由にしがみつき腰を卑猥に振って今迄の欲望を思う存分ぶつけた。
「そろそろイキたいでしょ。もう一本増やすね。瞬殺させてあげる」
「ああ~、もうどうにでもしてぇ~、はああ、はああん」
真由は一旦指を引き抜くと人差し指と中指を久美子の口に頬張らせた。
「久美子さんのイヤラシイ味はどう?」
久美子は舌を絡め、すっかりメスの顔になっていた。
よく濡れた2本の指を再び膣に埋めるとザラザラした部分を擦り上げた。
「あっあっあっあっ、スゴイっ、イヤっ、イクっ、イクっ、ダメえェえええ~」
真由の背中に手を回し弓のように体をしならせ久美子は絶頂に達した。
文字通り久美子を瞬殺し、愛液でべっとりになった指を舐めながら真由は
天使のように微笑んだ。
つづき「堕ちた天使 5」へ
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