貧学生とおかみさん 2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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貧学生とおかみさん 2

15-06-14 10:41

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「貧学生とおかみさん  1」へ

「内田くんこの部屋よ、狭いけどごめんなさい」
恭平はようやく落ち着いた様子で初枝を見た。

白いブラウスに透けて見えるブラが豊満な乳房を想像するように膨らんでいた。
どうだろう、四十くらいだろうか・・・・丸顔で顔は艶ぽく、えくぼがとても印象的に感じた。
「内田くん、朝と夕飯は隣の母屋に来て時間は朝7時、夜も7時ね、私は母屋にいるから何でも聞いて」
そう言って初枝は部屋を後にした。

慣れない東京での下宿生活も夏休みを迎える7月頃にはすっかり慣れ親しんだ。
そして隣の先輩の学生とも打ち解けて、時には夜遅くまでゲームに夢中になることもしばしばあった。
 そんなある晩、四年生の飯島が恭平の部屋に入ってきた。
「内田、いい物見せようか・・・」
「何をです」
「へへへ、これだよ」
飯島が取り出したのは小さな女物のパンティーだった。
「誰のだと思う・・・ここの下宿のおかみさんのだよ、いい女だよなー、俺好みだよ」
恭平は胸をドキッとさせた、それは恭平も初枝にほのかな好意を抱き、まだ見ぬ母と重なっていたのだった。
「この間、あの酒ぐせの悪いオヤジに飲ませた代わりにこっそりくすねて貰ったんだよ、あのデカ尻にぴたり食い込んだ
パンティー堪らんよ、お前も嗅ぐか」
「ええっ・・・・」
「いやならいいぜ、新入生のお前にと思ったんだがな」
「いいんですか・・・」
「ほら、お前も嫌いじゃないんだろう、若い女よりおかみさんぐらいの熟れた女がいいぞ」
恭平は真っ赤な顔をして手に取った
「今夜一晩かしてやらあ、おかみさんの裸でも想像して慰めろフフフ」
飯島はそう言って部屋を出て行った。
たしかに飯島が言うように恭平も熟女好きである、ポッテリした体形と白い肌の初枝は魅力的であった。

一日おきの風呂は今日であった、初枝はいつも学生の後に入浴するのだが今夜は一番風呂を浴びて夕食の支度をしていた。
それは初枝の長い髪が濡れていた事と浴衣姿でわかった。
 今夜は丁度恭平の最初の入浴の日である、恭平はいそいそと浴室に向かうのであった。

まだ浴室は湿った湯気ですこし蒸し暑かった。
初枝が今しがたまでこの浴槽に身を沈め、そして洗い場の腰掛にあの大きなお尻を掛けていたと思うだけでたまらなく興奮した。
そしてよく見るとスノコの下の排水溝の蓋に微かなちじれ毛がひかかっているのが見えた。
恭平は指でつまみあげるとそれを大事そうに棚の上に置くのであった。

つづき「貧学生とおかみさん  3」へ


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