この話はつづきです。はじめから読まれる方は「妻へ 1」へ
蜜壺を薄い膜を通して味わい尽くす。
妻も柔らかい秘肉で肉茎を包み込み味わう。
江川がこれ見よがしに出し入れを激しく大きくすると、ずるりと肉茎が抜けてしまう。肉茎が抜けた蜜壺は江川の肉茎に開かれたまま、ぽっかりと穴を空けていた。
妻を身体から下ろすと
「奥さん・・奥さんが入れて下さいよ」
その言葉は、私にとって残酷な言葉だった。
妻は・・その行為をするのか?してしまうのか・・?
妻は髪を掻き上げながら私に背を向け、仰向けになっている江川の身体を跨いだ。
下腹部で脈打つそれを妻は握った。そして、自らの秘肉にあてがった。
私とのセックスでもそんな行為を見せた事無いのに・・。
妻はそのまま腰を落とした。江川の肉茎が私の前でズブズブと妻の中へ飲み込まれていった。
「はん・・」
江川を根本まで飲み込むと顎を上げて声を出した。
「そのまま気持ち良くなって下さい」
江川は下から手を伸ばして揺れる妻の乳房を包み込む。妻はゆっくりと腰を前後に揺らし始めた。江川の下腹部に自らの陰核を擦り付けるように艶めかしく動く。
「ああっ・・ああん・・」
妻の口から出る吐息が大きくなってくる。
「ああっ・・もうダメかも・・」
妻がオーガズムに近い事を江川に知らせるように口にした。
「いいですよ・・奥さん・・このままイっちゃって下さい」
妻のオーガズムを促すように言い、括れを掴んで妻の動きを激しくさせる。
「はあん・・ダメっ・・」
妻が身体を痙攣させた。
妻がオーガズムに達した時の行為である。
妻は江川の身体に崩れるように重なった。そして、濃厚に舌を絡める。
妻の蜜壺に江川の肉茎が突き刺さっているのが丸見えになった。陰嚢にまで妻の蜜液はまとわり付いていた。
「奥さん素敵ですよ・・」
江川はそう言って妻の臀部に手を廻し、浮かせると下から突き上げるようにして激しく出し入れを開始した。
「いやっいやっ‼‼まだ・・ダメっ」
妻の蜜液が飛んできそうな程の激しさで突き上げた。
肉茎が出入りすると共に陰嚢も妻へ打ち付けられた。
「いやっいやっいやっ・・」
妻は必死に訴えた。しかし、江川は突き上げを止める事はなかった。
「はぁ~ダメっ・・イクっ・・」
瞬間的に上体が跳ね上がり弓なりになって身体を震わせた。
妻の官能的な背中に玉粒のような汗が光っていた。
「奥さん、僕も・・」
江川がそろそろ限界に近付いている事を口にし結合を解いて妻を仰向けに寝かせ、膝を割って座った。
正常位で挿入を果たすと膝裏に腕を差し込み、腰を力強く動かし始めた。江川の背中にも妻同様、玉粒のような汗が光っていた。
「奥さん・・イキそうだ」
まるで獣が子孫を残す事を目的にしているためだけのように江川は激しくした。
私の目の前で妻の蜜壺に白く濁った蜜液が付着した肉茎が押し込まれ引き抜かれを繰り返す光景・・。私は我を忘れて再び自慰行為をするべく握った。
「ああっ・・もう、ダメっ・・イッて・・イッて」
膜を被せた肉茎の先からは精を吐くための先走りが流れ出しているだろうか・・そして吐精を求めるように妻の蜜壺は官能的に収縮を繰り返しているのだれう・・。
「奥さん、イクぞ!!」
江川が一番奥深くで動きを止めた。臀部の筋肉が精を撃ち出すように収縮を繰り返した。と、共に陰嚢も収縮を繰り返した。
「あっ・あっ・あっ・」
妻は薄い膜を通して精が放たれたのを感じたのだろう。再びオーガズムに達した声を上げた。
江川は長い吐精を終えると妻の身体へ崩れ落ちた。
二人は身体を密着させ濃厚に舌を絡めた。妻も余韻を愉しむように江川を抱き、背中に手を回す。
私の目の前で妻は他人の精を薄い膜越しに受け止めた。
「奥さん・・最高でした」
二人は繋がり合ったままで暫く時間を過ごした。
暫くの時を二人で愉しむと、江川は起き上がり肉茎の根本を握りながら結合を解いた。
「んん・・」
妻が肉茎を名残り惜しむように声を上げた。
江川は呼吸を整える妻の横に身体を倒し、寄り添った。肉茎を包む薄いピンク色の膜の先に放たれた精が溜まっている。
「奥さん・・外していただけませんか?」
妻は気だるそうに身体を起こすと自らの蜜液で濡れ光る肉茎の根本を握り、もう片方の手で丁寧に膜を外す。
「いっぱい・・」
妻は精液溜まりに溜まった精を見て、はにかみながら言った。妻は江川の精液を見て何を感じたのだろうか・・?
私は嫉妬と興奮の渦中にいた。江川が薄い膜を通してだが、確実に妻の胎内で精を放った事が証明されていた。
「僕は幸せ者です・・ご主人の協力で奥さんと・・」
江川は精液の溜まった膜を妻から取ると口を縛り、私に手渡した。
手渡された薄い膜は妻の膣と江川の精液の温もりがした。そして表面には妻の粘液が夥しく付着していた。それらは私をより一層興奮させた。
ベッドの上に力無く身体を横たえる妻に江川は身体を密着させて唇を重ね、舌を絡める。妻の身体の見事な曲線を撫でるように手を這わした。
「奥さん、もう一度・・」
江川が全てを言い切る前に妻は江川の首に手を廻し再び唇を重ねる事をせがんだ。妻はより積極的に江川の舌を吸い、求めた。
妻がこんな風になる事を想像もしていなかった・・しかし、これは私自身が望んでいた事なのだろう。その証拠に私の肉茎は天を向き、夥しく先走りを溢れさせたままでいた。息づく勃起は時間を追うと共に激しく脈打っていた。
口づけを解いた江川はベッドの端に腰掛けた。
「奥さん、僕のを旦那さんの見ている側で愛してください」
完全に妻を手中にするべく江川は私の目の前での奉仕を妻に命じた。妻は拒否するのか、それとも・・。
恥じらいながら妻は江川の横に腰掛け、肉茎を握る。そして、上体を折り亀頭に唇を近づけた。妻は愛おしそうに目を閉じてそれを口に含んでいった。江川は妻の髪を撫で、頬を撫でた。
私の愛おしい綺麗な形をした唇は私の目の前で他人の男の性器に犯された。妻が頭を上下に動かすと唾液で光る肉茎が目に入る。妻の口がまるで性器のように見えてくる。妻は肉茎を口にしながら陰嚢を指で包み、撫でるようにした。
みるみる内に妻の口内で再び肉茎が怒張していった。
つづき「妻へ 5」へ
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