妻へ 3_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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妻へ 3

15-06-14 10:41

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「妻へ 1」へ

長い夜

江川と妻はワイングラスを片手に、私は運転があるのでウーロン茶を頂いた。
「奥さんて呼ばれるのと先生って呼ばれるのどっちがいいですか?」
江川は妻の肩を抱き寄せながら聞いた。妻はクスクス笑いながら
「なんだかどちらもくすぐったいような気がするから・・江川さんにお任せします」
「じゃあ、やっぱり人妻女教師という事で・・奥さんにしますよ」
「そっちなんですか?」
妻は完全に江川のペースに嵌ってしまっていた。私はこの後の展開を想像しただけで・・。
「じゃあ、お近づきのキスをしましょうか?」

江川の吐いた言葉に私は胸を高鳴らせた。
「主人が見てるのよ・・恥ずかしいわ・・」
「恥ずかしがる必要なんて無いですよ・・私達はご主人が望んだ関係で出会えたんですから」
と妻に言い放ち、妻の顎を掴むと引き寄せ唇を奪った。妻は最初驚いた表情をしていたようだが観念したのか目を閉じて江川の口づけを許した。
私はこの時点で嫉妬の感情を抱き始め、どこにぶつけていいのか分からずにいた。
二人は唇を離し、江川は妻のタイトスカートから伸びる膝頭に手を置きさするように動かした。
「大丈夫ですよ・・奥さんを大事にしますから」

妻は膝をピタリと閉じて座っていた。江川の手が摩りながら閉じられている膝の内側へ入り込もうとする。妻は江川の手が滑り込む余地を作るように少し開いた。
「奥さん・・もう一回」
江川のその言葉に応えるように妻は江川の方を向いて口づけをする。江川の手は膝周辺から太腿の方へ移動し、これからの事を妻に予感させる。
口づけを終えると江川が妻に聞く。
「奥さん・・歩美さん・・いいんですね?」
妻の覚悟を確かめるように・・そして妻は俯きながら首静かに縦に振った。
「主人が望んだ事ですから・・よろしくお願いします」
私はこの後に及んで頭の中はグルグルしていた。妻の口からそれを聞くのは望んでいなかったのだろうか?

「分かりました。じゃあ、用意してきます」
江川は立ち上がりバスルームへ消えて行った。向かい合って座る妻との間に沈黙が訪れたが、それを破ったのは妻の方だった。
「本当にいいの・・?もう、後戻り出来なくなっちゃうわよ・・」
「うん、大丈夫だよ。僕が望んだんだから・・歩美も楽しむといいよ」
「分かった」
妻は、私に止めてもらいたかったのだろうか・・

江川がシャワーを終えバスローブ姿で戻ってくると江川は妻にもシャワーを勧めた。妻はゆっくり立ち上がり、シャワーへ消えて行った。
「原田さん、幸せですね・・あんなに綺麗な奥様が欲望を満たしてくれるなんて・・」
「いや、そんな・・」
「本当に大丈夫なんですか?私がシャワーを浴びてる間に心変わりしたんじゃないかと思って・・まぁデリケートな事ですから・・ね」
「妻を・・いっぱい悦ばせてあげてください」
江川は微笑を浮かべた。
「分かりました・・さて、そろそろ来ますかね・・」
そう言うと江川は立ち上がり、部屋の照明を薄暗くし布団を剥いだ。

「なんか、いきなりムーディに・・」
妻はバスローブを羽織って戻ってきた。その表情には開き直りすら伺えた。
「さあ、こっちへ・・」
江川は妻をベッドの上へ誘う。そして妻は私の方を見る事無くベッドに上がり江川に寄り添う。
ついに始まるのか・・
嫉妬と不安が交錯する。
江川と妻は再び口づけをかわす。江川が妻を抱き寄せ、舌を差し込み唾液の交換を始めた。妻は目を閉じて江川の舌を受け入れる。
ネチャネチャと唾液の交ざり合う音が響き渡る。そして、口づけを名残惜しそうに終えると江川の唇は首筋を這いずり廻る。妻のバスローブを脱がすと妻は白い上下の下着姿になった。品の良いレースあしらったそれは私が見たことの無い物だった。

「奥さん・・とても綺麗ですよ」
首筋から鎖骨の辺りに唇を這わせながら江川は妻を盛り上げようとする。
妻は愛撫を受けながら息を荒げてくる。
念入りに唇を這わせると丸く盛り上がる乳房を隠すブラジャーの上から触れる。
「大きいですね・・」
「恥ずかしい・・」
江川は盛り上がりの谷間にまで唇を這わせていく。
妻は大きく吐息を吐く。
「凄くいい匂いがしますね」
ブラジャーの肩紐を腕から抜き、形の良い乳房を露わにさせた。プリンと弾むように現れた乳房を掌で包むように触れる。
「ああ・・柔らかい・・想像通りの美しいおっぱいですね」
言ったとほぼ同時に江川は乳房を食べてしまいそうな勢いでしゃぶりついた。

「はぁ~」
江川が乳房にしゃぶりついた瞬間、妻は身体を反らせながら声を上げた。
私の乳房が・・私だけがしゃぶる事を許されていた乳房が、江川にしゃぶられている。
私の肉茎はスラックスとトランクスの下で言うまでもなくいきり立っていた。
江川が乳房から口を離すと妻の少々、色素沈着のした乳首が固く濡れ光っていた。江川は、妻の背中に手を潜り込ませブラジャーのホックを外し、妻から取り去った。
「奥さんだけそんな格好じゃ恥ずかしいですよね」
と、笑いながら自らのバスローブを脱ぎ捨てボクサー一枚になった。彼のボクサーは膨れ上がり、その興奮度を表していた。

江川の浅黒い肌が妻の白い肌に被さり、再び舌を絡ませ合う。江川の胸板に妻の乳首が潰された。長い唾液の交換をする間も江川は手を休める事無く妻の乳房を揉み上げる。再び、首筋から胸元、乳房へと唇を這わせた。江川は太腿を撫でながら脇腹へ愛撫を進め、妻の身体を横向きにさせた。
胸元に光るネックレスが目に入ったのだが、そのネックレスは私が去年の誕生日にプレゼントしたものだった。
妻は目を閉じたまま横向きから俯せになり江川のマッサージのような愛撫を受ける。
「ん・・うーん」
妻は控え目に鼻を鳴らした。
「奥さん、もっと声を出してもいいですよ」
背中に私の知らない性感帯があるのだろうか・・妻はたまに身体をピクピクと弾ませるようにしていた。

妻の臀部を隠すショーツは覆っている布の殆どがレースで編み上げられていて、肌が透けていた。
「奥さんのパンティとても上品にやらしいですね」
ショーツの上から臀部を撫でながら言った。太腿から膝裏、脹ら脛まで舌を這わしていく江川。どうやら全身を舌で愛撫するらしい。
美脚を曲げて足の裏から指を一本、一本丁寧にしゃぶりあげると
「嫌よ・・汚いわ・・」
口では嫌がっているが感じている様子だった。
妻を仰向けにさせ江川は妻から見えるようにして再び、足の指を口に含む。
「いや、恥ずかしい」
妻は腕で顔を覆う。

私からすればアブノーマルな愛撫に見えたが、妻は呼吸を荒げ耐えている様子だった。
江川は指と指の間まで舐め上げると両脚の膝を立たせ内腿に舌を這わせていく。徐々にだが近付いていく・・。
「奥さんの阿蘇アソコ・・透けて見えてますよ」
江川の言葉で初めて、妻の選んだショーツには小さなクロッチしか無いということが分かった。
「あん・・」
妻が小さく鳴いたのは江川がショーツの上から秘肉にしゃぶりついた時だった。
妻は腰を動かし逃げようとするが、江川に括れを押さえこまれ逃れる事を許されなかった。
そして、ついに江川は妻のショーツに手をかけ、それを引き始めた。

江川は躊躇う事無くショーツを脚から抜き取った。
「そんなに見ないで下さい・・」
「お会いしてから少ししか経ってないけど、僕は奥さんのここが見たかったんです」
太腿の間に顔を埋めながら妻に言った。
「そんな・・」
「もう・・こんなに濡れて・・」
「はうっ・・」
江川は妻の潤い滴る秘肉に唇をあてた。
私と妻の大事な部分が、他人に晒され舌と唇で犯され、妻はその愛撫を受けて身体を弓なりにさせシーツを掴んでいた・・。
私は、今すぐにでも江川と変わりたい気持ちだったが、介入は認められない・・。
堪らずに私はスラックスとトランクスを足から引き抜いた。

ズルズルと卑猥な音を立てて妻の秘肉を貪る。その行為の激しさを物語るように頭を上下に動かし、妻はその度にシーツを強く握りしめ与えられる快感に耐えていた。
「あっ・・ああ~」
この日初めて上げた妻の艶声だった。
妻が他人に快感を与えられ感じる姿を見ていると、悔しくて堪らない筈なのにその姿に酷く興奮し、肉茎が痛い程勃起させてしまっていた。勃起だけに留まらず先走りまで溢れ糸を垂らしてしまう始末だった。
尚も、江川の妻への口撃は続いた。妻はこれ以上大きな艶声をあげたくないのか唇を噛み締めていた。
「奥さん、ご主人とても興奮していらっしゃるようですよ」
江川が不敵な笑みを浮かべながら私を見て言った。

妻は私の姿を見ようとしなかった。
江川は乳房に吸いつくと片手で秘肉を攻め立てた。江川の手首の動きに合わせてクチュクチュと淫らな汁音が響く。
「あっあっ・・ダメ‼待って‼」
江川は妻の必死の訴えにやっと手を止め乳房から離れた。
「どうしました?」
「ごめんなさい・・私、これ以上されたら・・」
江川は妻に再び乳房を揉みながら舌を絡めた。
「奥さん、大丈夫ですよ。ご主人も見守っていてくれていますから・・解放しても大丈夫ですよ」
「でも、私・・」
「次は止めませんよ。じゃあ僕のも奥さんに愛してもらいましょうか?」

妻と江川が身体を入れ替え江川が仰向けになった。
妻は果たして私の前でどんな愛撫をこの男にするのか・・。不安、期待、嫉妬が渦巻く。
「髪、下ろしましょうか」
妻は髪留めを外し、髪を下ろす。
「やはり、こっちの奥さんも素敵ですね」
鎖骨に少しかかるくらいの長さは私の好みでもあった。
仰向けになる江川の身体に被さるようにして妻から唇を求めていった。妻から唇を吸い、舌を差し込み絡める。今までよりねっとりと濃厚に絡ませあった。名残り惜しそうに終え、顎から首筋、乳首に舌を這わせる。
「最高ですよ・・気持ちいい」
江川が妻の頭を撫でながら言った。

「あんまり上手くないから・・恥ずかしいわ」
妻が照れながら言う。
「そんな事無いですよ、いつもこうされているご主人がとても羨ましいですよ」
普段のセックスでは妻もこんな事はしない。殆ど受け身だった。
妻は身体を密着させ乳首を含み、吸う。同時にボクサーブリーフの盛り上がりを撫で摩る。普段は学校でピアノを弾く白く長い指は、他人の男の下着の盛り上がりを包み込んでいた。
「ああ・・堪らない・・奥さんの手で脱がして下さい」
この男は私ですらやらせた事の無い事を遠慮なく要求する。
妻は身体を起こしてボクサーブリーフの両端に手を掛けた。江川が腰を浮かせて助けると、一気に引き下ろし妻の手で肉茎を露わにさせた。

ついに姿を現した江川の肉茎はまさに卑猥そのものでした。茎の太さもさることながら茎の周りを幾本もの筋が、浮かび上がり赤黒い色をした亀頭は見事なまでに成長し、尿道口は深く抉られていた。
こんな物が妻に・・。再び巡る想い・・
「凄い・・」
妻がそれを目にして無意識に口にした言葉だった。それは私も同感だった。
妻は身体を下方へ移動させ、それを握り亀頭の尖端に顔を近づけた。
口にするのか・・やはりしてしまうのか・・どうする事も出来ない悔しさ、妻が他人の男に愛撫を始めようとする嫉妬が渦巻く。
そして、ついに妻は口づけを果たす。一度離し、もう一度。そして、唇を被せていく。開いた唇の両端から猛々しい茎がみるみる内に深くまで飲み込まれていった。

深く、浅く、深く、浅く。ゆっくりと肉茎の細部まで味わうように頭を上下させた。
「おぉ・・気持ちいい・・」
江川は妻の前髪を掻き揚げながら快感を口にした。
妻は舌を出し、舌先で裏筋をなぞるように上下させた後に陰嚢をねっとりと舐め上げた。
私でもそんな風にされた事が無いのに・・。
「あぁ・・奥さん・・」
妻は陰嚢を左右一つずつ交互に含む。更に、陰嚢の下部の前立腺まで舌を這わせた。江川の下腹部の上で勃起した肉茎がピクピクと跳ねた。
妻が、他人の男の股間深くに顔を埋める様は私をひどく興奮させた。いつでも精が放たれてもおかしく無い位に固く、激しく勃起していた。

妻は陰嚢と前立腺を舐めながら茎を上下に動かす。
「奥さん・・凄いな・・」
再び亀頭に唇を被せ、今度は激しく頭を動かし始める。ジュプジュプと卑猥に唾液を絡めながら・・。
「ん・・んんっ・・」
鼻で息をし、肉茎を口一杯に頬張りながら呻きをあげる。
「奥さん・・ダメだよ・・イッてしまいそうだよ」
江川はそう言って妻の奉仕を止めさせ、妻に自分の頭を跨ぐように促した。
妻は肉茎を握ったまま江川の身体を跨ぐと腰を下ろし、身体を密着させ亀頭を口にした。
妻と江川がシックスナインに耽る。唾液の音や呻く声、唸る声が部屋中に響き渡る。

雄と雌が結合する前段階の究極の愛撫。お互いの性器に口づけをする・・シックスナイン。妻が私の前でこれ程大胆になるとは・・。
妻は江川に自らの秘肉を晒し、自らの意思で江川の肉茎を口にしている・・その事実はを私は受け入れ難かった。貞淑、清楚だった筈の妻・・。こんなにも妖しく美しい妻がいたとは・・。
「奥さんの・・凄く濡れてますよ・・」
「いやん、言わないで」
「凄くエッチな眺めですよ・・奥まで丸見えですよ」
「そんなに開かないで・・」
江川は秘肉を左右に押し開いて妻の蜜壺を覗いた。
「奥からどんどんエッチなお汁が湧いてきますね」
「そんなに見ないで・・」

妻はそそり立つ肉茎から口を離し茎をシゴいた。
「奥さん、欲しくなりましたか?・・僕は早く奥さんの中に入れたいですよ」
「ああ・・言わないで・・」
江川が身体の上にいる妻を下ろし、私を見た。
「すいません原田さん、テーブルの上にあるコンドームを取ってくれませんか?」
江川はこの期に及んで残酷な事を告げた。間接的にだが私に避妊具を手渡させる事で挿入を許し、促すという行為だ。
私はテーブルの上に置かれてある包みを震える手で手渡した。
包装を破りピンク色のゴム膜をいきり立つ肉茎に装着した。そして、仰向けになりその行為を待っていた妻の膝を開かせ、間に割って入った。

ついに受け入れてしまうのか・・私は未だに妻が最後の最後でそろを拒否することをねがっていた。
江川は狙いを定めた。
「奥さん・・」
妻は目を閉じてそれを待った。
江川の腰が前方へ突き出されていく。
「ううっ」
妻はくぐもった声を吐く。
江川が更に腰を突き出し挿入を果たすと同時に身体を倒して妻と舌を絡め合う。
「奥さんの中は想像通りですよ・・素晴らしい」
江川はゆっくりと身体を揺するように動いた。それに合わせ妻の乳房も揺すられる。
「あぁ・・あぁ・・」
妻は江川の身体を求めるように抱きつく。

「ああっああっ・・」
聞き慣れていた筈の妻の艶声がまるで他人のもののように聞こえてくる。
江川は揺れる乳房を揉み、口にする。
「ああん」
乳首への攻めを敏感に感じた妻が少し高い艶声を上げた。
江川が身体を起こし、腕を立て腰の動きを激しく、短くした。小刻みな腰の動きに合わせ動く乳房の先は江川の唾液で濡れ光っていた。
江川は腕を膝裏へ通し、より深い挿入を果たす。
そうして初めて妻に肉茎が突き刺さっている結合部を目にした。江川の長大な肉茎が妻に刺さると同時に妻は艶声を上げた。結合部からズチュッズチュッと卑猥な水音がハッキリと聞こえてきた。
「ダメっ・・いきなり激しく・・ああん」


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