この話はつづきです。はじめから読まれる方は「制服DAY 1」へ
お腹の上にたまった白い体液を、指先でそっとさわってみる。
ヌルリとした感触と、なんとも言えないニオイがする。
「ちょ…さわらない、」
荒い息をしてた春日が、手を伸ばしてテッシュを数枚取ると、それをきれいにふき取っていく。
まるで腹部に塗りのばされてるみたいな感覚でそれをじっと見ていると、丸めたテッシュをぽいとゴミ箱に投げ入れた春日が、私の横に戻ってきた。
やたらと満足気な顔に、思わず聞いてみる。
「今日は…入れないの?」
私が言ってる意味がわかってるみたい。
「うーん…入れてほしい?」
すごいことを聞いてくるわりに、顔が真剣。
こういうところ、好きかも。
「わかんない、痛いし」
「じゃあ、ちょっと練習しよっか」
練習?
ドキリとした私を、春日がそっと抱き寄せて腕枕をしてくれる。
顔が近い。
「痛くなったり怖かったら、やめるから」
そう言いながら、あいた方の手が、もう一度私のアソコに滑り込んだ。
「足、ひらいてみて」
そう言われて、ゆっくり膝を立てる。
まだぬるぬるしてるそこにを、指が探るようにたどってく。
そしてこの前、激痛を覚えたその場所を探り当てると、春日の1本の指が慎重に押し込まれた。
「…っ!」
前ほどじゃなかったけど、確かに感じる、痛み。
「指先、はいったよ」
「うん、」
「もうちょっと、入れてみるから…」
そう言われて身体が固くなる。
「力ぬいて」
耳にそっと呟かれる。
私が目をとじて深呼吸すると、また、指が奥にすすんだ。
押し広げられる、鈍い痛み。
でもそれはすぐに止まって、私は目をあけた。
「全部はいった、」
春日が教えてくれる。
「この中、すっげーあったかい」
指が、探るように私の中で動く。
「痛い?」
聞かれてううん、と、首をふる。
私の返事を確認してから、春日の指がゆっくりと出し入れをはじめた。
さっきかなり攻められたせいか、まだまだソコはたっぷり濡れていて指がよくすべる。
何度も指を行き来させながら、
「ココとか、気持ちイイ?」
春日が壁をやさしく押す。
「わかんない…」
正直に答えた。
友達の話によると、その穴で感じ始めると他のどこよりも気持ちよくなるらしい。
でも私は、今はぜんぜんそんなことは分からなかった。
ただ、自分の一部じゃない、他のものが出入りしてる、っていう感覚だけだ。
しばらく春日は、指を動かしつづけた。
私はそんな春日のやることに、自分がどうなるのかもわからず、ただじっとそれを感じてる。
少しして、枕をしていた腕がそのまま胸をさわりはじめる。
「いいカタチしてるな、」
「他のも見たことあるの?」
ないと知ってて意地悪く、聞く。
「…雑誌とか、」
意地悪を言ったせいか、乳首をキュっとつままれた。
「ぁん…!」
思わず声をあげると、調子にのったみたいに本格的に乳首をぐりぐりと回しはじめた。
アソコを探ってる指が、さっきより早く動いてる。
「またぬれてきたよ、」
そんな言葉でささやかれた。
春日の指が、2本に増えた。
「…ぁ…」
今度は痛みは感じなかった。
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