制服DAY 5_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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制服DAY 5

15-06-14 10:42

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「制服DAY 1」へ

「それいい感じ…」
頭の上で春日のそんな声がする。
もう一度、舌で唾液をぬりつけてから、一度先端まで戻る。

「…ん…」
今度はもっと奥まで口に入れることができた。
何度も頭を上下させながら、これがさっきの私みたいに気持ちイイのかな?って考えた。
ついこの前までは名前も覚えてなかった男子のフェラしてる。
私って自分で思ってたより軽い女なのかもしれない。
今日、いよいよ処女じゃなくなるのかも。
「悠木、」
名前を呼ばれて顔をあげた。
「ココをさ…舌でもっと舐めて」
春日が指先で教えてくれる。
「うん、」
私はもう一度ソレを口に含んで、教えられた窪みに何度も舌先をすべらせる。
舌でそこを舐めようとすると、口を動かすことを忘れる。
結構むずかしい。
少しの間、私は口の中で春日のソレを頬張ってたけど、それが気持ちイイのかどうかわからなかった。
そのうち
「悠木、もういいよ」
ってベッドの上に引き戻された。
「ダメだった?」
私が聞くと、
「よかったよ」
って、春日が笑ってくれて、それがウソかもって思ったけど心の中ではホッとした。
ベッドの上に横になってる私を見ながら、春日が枕元の引き出しからゴムを取り出して、ソコにつけた。
「足ひらいて…」
根元を手で押さえたまま、春日が私の両足に身体をすべりこませる。
友達が前に話してた、結構痛かったよっていう話が頭の中に浮かんだ。
そこに、春日のソレがあたった。
「…いたっ!!」
私は身体に走った激痛に思わず大きな声を出した。
ただ先端を少し押し付けられた程度だったのに。
「ムリ…!!」
真剣な顔をしてる春日に目で訴える。
「しっ…!」
春日が私の気を静めようとして、いったんは身体を離したけど、しばらく呼吸を置いてからまた再挑戦する。
「…だめっ!ホント痛い!」
今まで感じたことのない痛みが体中を駆け抜けて、私は春日の肩を強く押した。
「痛いの、最初だけだから」
春日が強引に中に進もうとする。
私のアソコがギリギリと悲鳴をあげた。
「…やだっ!!」
気がついたら片足で思いっきり春日をベッドの向こうへ蹴りとばしてた。
怖い、はじめて心の底からそう思った。
「いってーっ…蹴ることないじゃん」
そう言いながら春日が少し怒ったように戻ってきた。
「ご、ごめん!」
私はあわてて謝ったけど、それと同時に涙がボロボロこぼれてきた。
「悠木?!」
ベッドに座り込んで、いきなり泣き出した私に、今度は春日がびっくりした。
「ごめん、ホントごめん…」
私はしゃくり上げながら何度も春日に謝って、春日はそれ以上に私に謝ってた。
この日は、もうそれ以上は何もなかった。

つづき「制服DAY 6」へ


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