熟女昭和 十一_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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熟女昭和 十一

15-06-14 10:44

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「熟女昭和一」へ

『アァ!アァ〜』
『もぅ〜アァ〜すごい!…』

隆夫は射精に向かいに激しい突き抜き動きで
『アァ〜アァ!』
『もぅ!ぅ〜だっめぇ〜…』
きよみは味わった事のない、快感続きに満たさ狂わされて、敬語さへ忘れてしまう叫び声になり
『アァ〜アァ!…』
隆夫の射精と同時に意識薄れる快感失神に落ち
ベッドに体を移され、正上位に再びきよみの肉壷は隆夫の男根が突き刺ささり
『アァ〜!お坊ちゃま』
『アァ〜アァ〜…』
快感叫びのよがり声を吐き上げており、部屋中に響き渡る事に気を使う意識もなくして、のた打ち舞う限りに隆夫に抱きつき、狂う姿で淫行の姦通快感に乱れていた。

隆夫の巨根の姦通快感に狂わされ、意識薄れる失神快感に心地よい疲れの中で、うたた寝してしまい
『あっ!大変…』
衣服を整えて慌てるが、隆夫の部屋に来てから二時間が過ぎており
…若奥様に…言い訳出来ない
…お暇を出されてしまう
きよみが途方に暮れて、床に伏せて、涙が流れ出した時に

「おきよさん?どうしたの?」
『あっ!お坊ちゃま…』
『どうしましょう…こんな時間になってしまいまして…』
『どうしましょう…若奥様に…なんとも…』
「(笑)大丈夫だよ!心配いらないよ」
『でも…』
「俺が話すから、大丈夫だよ!」
『お話しを…なんと話されますか…』
「事実を大丈夫だから!」
『そっ!それはいけません、ダメです!』
「大丈夫だよ!(笑)」

きよみは焦り慌て、きよみが隆夫の父親すすむと関係がある事が知れ、進も許さないし隆夫にもショックで、母親のおはるは絶対に許さないはずを察し隆夫を止めなくては、しかしこの二時間の言い繕いも出来ず、八方塞がりのきよみであった。

「おきよさん?何か困っている?」
「もしかして…オヤジと?」
『お坊ちゃま!申し訳ございません!』
『お坊ちゃま!ごめんなさい。本当に、ごめんなさい!』
「(笑)いいよ!謝らなくても、大丈夫だよ!」
「そうか!…でも、おきよの声は聞こえちゃっているだろうな?」
『えっ?聞こえて…』
そう言えばのおもいで振り返れば、叫ぶように快感声を吐き上げていた姿が思い起こされ
『お坊ちゃま…どうしましょう…』
「心配いらないよ…母さんが何とかするよ!(笑)」

隆夫が部屋を出て、戻ると
「母さんが呼んでるから、行ってきて!」
「大丈夫だよ!心配いらないよ!」

死刑宣告受けるような重い気分で、きよみは隆夫の母親おはるの部屋に入り

『若奥様!申し訳ございません!』
『申し訳ございません!お許し下さい!』
涙ながらに訴え

『おきよさん!』
『いいですわよ…』
『それより、おきよさんはどちらを選びますの?』『旦那様?隆夫さん?』『どちらかしら、二人ともダメかしら?』

『若奥様!申し訳ございません!』『本当に、本当に、ありがとうございます!』

『よろしいから…お答になって!』『旦那様?隆夫さん?…二人ともダメかしら?』

『滅相もありません、私など、若奥様!本当に、申し訳ございません!』
『なに仰ってるの…大丈夫ですよ!』『私より、おきよさんのが大変よね…』『おきよさんがよろしければ…隆夫さんになさって!それが良いと思いますの…』

『若奥様!ありがとうございます!…こんな私を…ありがとうございます』『若奥様の仰っる通りに致します…隆夫様で、よろしくお願い致します…本当に、ありがとうございます!』
きよみは混乱とおはるの暖かい配慮に泣き崩れてしまい…

おはるは、親の言いつけで嫁いで来たが、進に愛情をうます事が出来ず、産まれた子供達にも、母親の愛情がしっくりと生まれてはこず
おはるが嫁いで来た時には、きよみには子供を産ませており、男尊女卑の封建的な世界に生きる術しか学んで来なかった結果でした。

つづき「熟女昭和 十二」へ


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