この話はつづきです。はじめから読まれる方は「コンフェッション 第1章」へ
第6章 - コバルトブルー
車の中での自慰行為と階段の踊り場での激しいキスで全身の力が抜けてしまったかおりの身体を支えながら、階段を降りる。
屋上のエレベーターホールから1階と半分、そして踊り場からの半分を降りることで3階フロアに辿り着く。どこのモールであろうと建築構造に大差は無く化粧室は階段の脇に存在する。
男性用と女性用に挟まれる位置に多機能トイレがある。使用中を示すランプは消灯しているから使われていないはずだが、平日午前中の郊外型モールでは調教中のカップルが意図的にロックを掛けずに中にいる可能性はゼロでは無いはずだ。事実、これから中に入ったらロックを掛けずに、かおりを全裸にしようと目論んでいたからだ。
この日から三週間後にはプロジェクトの立ち上げのため約1ヶ月異国の地に滞在することになっていたためハイパーになっていた。ロックを掛けてない扉を開かれるリスクすら恥辱調教のエッセンスと感じていた。
そのことを伝えると、かおりは泣きそうな表情で懇願する。
「グレッグ様の命令とあらば、喜んで全裸になります。でも鍵だけはお許しくださいませ」
「そうだな、巡回の警備員が来る可能性もあるな、わかった、全裸は言い訳出来ないしな」
「我儘を許してくださり、ありがとうございます」
「かおり、服は着たまま目の前でオシッコを見せてごらん」
かおりの返事を待つこともなく多機能トイレのスライドドアを開き、中に押し込み後に続く。わざとらしい程大きな音を立ててロックレバーを降ろすと、そのまま音を立てずにレバーを引き上げる。
「さあ、座ってごらん。オシッコする姿を見て欲しいか?」
「あぁん、グレッグ様、かおりの恥ずかしい姿を見てくださいませ」
「その前に確認だ」
そう言って右手の指先をクレバスに伸ばす。吸い込まれそうなほど熱を帯びたクレバスはたっぷりの蜜を溢れさせている。脱ぎたての淡い水色のパンティは、深みのあるコバルトブルーに色を変えている。
「車の中の自慰と階段の踊り場のキスだけで、こんなにとろとろになってたのか?」
かおりは表情の変化により、水の滴り落ちる音より先に放尿の開始に気付かせる。その表情は、目を閉じたまま車の中で自慰命令を忠実に実行した時の表情と変わらない。排尿という行為すら感じているのだろう。
水の音が最大の勢いを知らせた頃を見計らって、再度指先に伸ばす。驚いたように目を大きく開き見つめ返してくるかおりを見ると、もっと感じさせ、また辱しめてやりたくなる。
「あぁんグレッグ様、指が汚れてしまいます。どうかお止めくださいませ」
「大丈夫だ、おまえを喜ばせてやりたいし、感じてるんだろ?」
「嬉しいです、こんな私のために。。。。嬉しい」
指先に打ち付ける水流が治まってなお、指先を自由奔放にクレバスで遊ばせる。かおりは両手で膝を強く掴みつつも身体を仰け反らせる。
「グレッグ様、ああああっ、いい、いくぅ。。。。お許し。。。ください。。。ませ」
消えかける声が聞き取れない程になると、新たな熱い水流が指先から手のひらに押し寄せた。
つづき「コンフェッション 第7章」へ
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