この話はつづきです。はじめから読まれる方は「[1]」へ

両手を縛られたサトコのそこが想像以上に濡れていることを知ったナオトは、すぐにでも自分自身のいきり立ったモノをそこに突き刺したい衝動にかられた。
まだ恥ずかしげに膝を閉じようとするその足を押し開き、その中心に自分を押し付けるのだ。

こんな明るい部屋で足を大きく開かれるのを、サトコは恥ずかしがり、そして嫌がるだろう。今までサトコは夜にでも明かりを消すまでは決してそこを開かなかった。
もちろん結婚するまでに何人かの女の秘所を見たことはあるので、想像がつかないことはない。ただ、サトコのソコは結婚してからもまだはっきりと見たことがなかったのだ。
…サトコ…
自然に息が荒くなる。
サトコのカラダに覆いかぶさったナオトは、口を押さえている両手を押しのけ自分の両手でサトコの顔を押さえ込み、もう一度強引に唇を合わせた。
「…はぁん…」
わずかな隙間からサトコの吐息がもれる。
激しく舌を絡ませあい、吸い、探り合った。
それでも足りないと言わんばかりにナオトはサトコのアゴを押さえつけ、もっと大きく唇をあけさせ、そしてむしゃぶりついた。
…ナオトさん…っ、すごい…っ！
必死でナオトの唇に応えながら、サトコも何度もナオトの唇に舌を差し込む。
太腿のあたりには、固く熱を持ったナオトのモノがドクドクと脈打ち、押し付けられている。
…ほしい…っ！
サトコはそう心の中で叫び続け、誘うように両足を開き始めた。
その動きに気がついたナオトは自分ももう我慢できないと思い、唇をはなしてサトコの顔をのぞいた。
荒い息をしたサトコの表情。
そしてその唇に目がとまった。
ぽっかりと開いた穴のような口元が、むさぼりあった時にあふれた唾液でいやらしく光り、サトコの柔らかそうな舌がそれを少し舐めたのだ。
…！！
突然ナオトはカラダを起こしサトコの顔の前にまたがり、片膝をその顔の横について自分の固くなったモノをサトコの口元に差し出した。
ナオトは肩で荒い息をしている。
「舐めて…」
今にも爆発しそうなそれを、いきなり口元に押し付けられたサトコは一瞬驚いたような顔をしたが、気がついたときには舌を出してそれを受け入れていた。
…ぁぁ…ナオトさん…っ
サトコはフェラチオをすると興奮が増す自分を知っていた。なぜだか唇から感じてくるのだ。
仰向けで、しかも両手を縛られた格好でフェラチオをしている。
それを感じるたびにサトコの両膝が知らず固く擦れあう。
思うように首を動かせない口元を助けるように、ナオトの片手がサトコの頭の後ろにまわされ、優しく支えた。
「…ぁ…ん、…はぅ…っ！」
時折呼吸が苦しくなるが、サトコは必死にペニスにむしゃぶりついた。
首をできるだけ動かして、舌でそのいきり立ったモノの敏感な部分を舐めあげた。
…深く、深く、もっと奥に…！
サトコの唇は喉元にあたるほどそれを受け入れ、ナオトはさらに押し付けた。
次第にナオトの腰が前後に揺れ、リズムをもった動きにかわる。
まるで妻を犯しているような気分さえしてきたナオトは、欲望のままその唇に出してしまいたい思いに駆られた。
…ダメだ…！
頭の隅に残る理性が必死にそれを押しとどめる。サトコがそんなことを喜んで受け入れるなんてことはありえない。
そう分かっているのに、熱さはどんどん駆け上がって腰の動きががさらに激しくなる。
サトコの頭を支える手に力が入った。
…ダメだダメだ…！！
熱い舌がとどめを刺さんばかりに何度も何度も必死に舐め上げてくる。
「…あっ…！」
間一髪のところで、ナオトの理性がサトコの頭を引き離した。
ペニスをサトコの唇から引き抜き、荒い息をしたままベッドの端に腰掛ける。自分を静めるように手で顔をおおった。
「…ナオトさん…？」
ぼんやりと、とろけるような顔をしたサトコがナオトの背中に呼びかけた。
ナオトのペニスは大きくいきり立ったまま、サトコの唾液でべっとりと濡れている。
ナオトは大きく息をついてからベッドの中央へに戻り、サトコの上にもう一度覆いかぶさった。
「ごめん、…イキかけた」
少し困ったようにそう言ったナオトに、サトコは黙って微笑んだ。
…それでも…よかったかもしれない…
夢中でナオトのペニスにむしゃぶりついていた余韻からか、サトコは心の中でそう思ったが言葉には出さなかった。
その代わり、サトコは身体の声を口にした。
「…ナオトさん、してほしい…」
言いながら、足をそっと開いた。

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