歪曲愛4_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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歪曲愛4

15-06-14 10:46

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「歪曲愛」へ

「それではそろそろ始めましょうか・・」
貴史を私達夫婦の寝室へ案内する。普段、妻と寝ているベッドのある部屋だ。

貴史は躊躇う事無くベッドへ上がる。
扉が開き、スリップ姿の妻が入ってきた。シルク地のスリップを纏った妻は恐らく控え目な化粧も治してきたのだろうか・・本当に美しい・・今すぐにでも私が抱いてしまいたいと思った程であった。
私は二人を待たせ、急いで自室からこの日の為に買ったデジタル一眼レフを手にして寝室へ戻った。
妻は既に貴史の腕の中にいた。そして微かな声で楽しそうに何かを囁き合った後にフレンチキスを数回し、貴史が強く妻の身体を抱き寄せると共に舌を絡ませ合う唾液の交換が始まった。
貴史の黒紫色をした舌と妻の鮮やかなピンク色の舌が絡み合った。
妻がスリップを着て現れたのは私にとっても嬉しい誤算だった。今まで見た事の無いスリップだったが・・。
貴史の舌は妻の口内の粘膜を味わい尽くすかのように動いた。
妻の鼻息も次第に粗くなり、貴史は妻の身体の感触を確かめるようにして背中からウエストに手を這わす。そして妻も呼応するように妻の身体を確かめるようにして手を這わせていった。
貴史の舌が妻の舌との絡み合いを名残り惜しく終え、耳を犯し、うなじから首筋へと移動していく。妻は目を閉じ愛撫を受け入れている。

いつの間にか貴史の手は妻のEカップを優しく撫でるように動いていた。
妻は溜め息を漏らすように息を吐いた。
妻は首筋や胸元に舌を這わせていく貴史の身体を抱き寄せるようにしていた。

つづく「歪曲愛5」へ


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