彼氏見つかりました4_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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彼氏見つかりました4

15-06-14 10:47

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「彼氏見つかりました1」へ

黙って運転していた彼が口を開いた。

「びっくりして見てたな」
「は、はい…恥ずかしかった…」
「お前、また濡らしたんじゃないのか?」

私は首を振った。本当に恥ずかしくて、それどころじゃなかったから。

「自分で触って確かめてごらん」

私は右手を足の間に差し入れた。そして指が割れ目に触った…私のそこは濡れていた。ヌルヌルになってたの。私は急いで右手を抜くと右手を左手で包み込んだ。

「濡れてただろ?」

恥ずかしくて私はまた首を振った。

「右手の指を見せて」

あそこを触った中指にはヌルヌルが付いてる筈、もし見せたら濡れてたのがばれちゃう。私は下を向いて首を振る。

「しょうがない、自分で確かめるよ」

彼の手が太ももに置かれ、私の足の間に入ってこようとする。私は足をぴったりくっつけてそれを防ぐ。

「美佳、触らせないつもりか?お前がそういう態度なら僕も考えなくちゃならないなぁ。どこのサイトに流すかな」

それを言われると私にはどうしようもない。ため息をつくと足の力を緩めた。待っていたように彼の手が足の間を下りてゆく。
そして、私の割れ目を撫でた。

「やっぱり濡れてるじゃないか、また嘘をついたんだな?」
「ご…ごめんなさい、で、でも…恥ずかしかったから…」
「ほぉ、恥ずかしかったら美佳はご主人様に嘘をついてもいいと言うんだな?」
「い…いえ、そういうわけじゃ…」
「自分の立場が分かってないみたいだから、お仕置きしなくちゃならないな」
「…」

突然車が左に寄って停まった。

「美佳、そこの自販機でコーヒー買ってきてくれるか」
「こ…この格好で…ですか?」
「早く行かないと誰か来るぞ」
「は、はい」

私は千円札を受け取ると、車を降りると少し先にある自販機に急いだ。誰にも見られないうちに車に戻らなきゃ。お金を入れようとした時だった。
ライトが点けられ私を照らし出した。おまけにクラクションを鳴らされる。私はパニック状態。慌てて車に駆け戻る。が、ドアが開かない。窓を叩くと中で彼が手招きしている。仕方なく車の前を回って運転席に駆け寄る。早く入れて、見られちゃう。

運転席の窓が開いた。

「ごめんごめん、びっくりさせたね」
「は…早く入れて下さい」
「いやぁ、自販機じゃなくてあそこのコンビニで買ってきてもらおうと思ってね」
「そんなの無理です、早く入れて」
「いやぁ無理じゃないよ、なんせ僕が頼んでるんだからね。DVD持ってる僕がね」
「そ…そんな。ひどい」
「近くだから歩いて行けるね。僕は先に行って駐車場で待ってるから」
「ち、ちょっと待って…」

彼は私を置き去りにして車で行ってしまった。

こうなったらもう行くしかない。私はできるだけ暗い所を選んで体を縮ませてコンビニに向かったの。幸いこの時間にすれ違う人はなかった。彼はコンビニの影の部分に車を停めて私を見ている。私は端の方からコンビニの中を伺う。どうやらお客さんはいないようだ。店員に見られるのはどうしようもない。私は自動ドアを開けた。

「いらっ…しゃいませ」

顔を上げた店員が私を見て目を丸くしている。そりゃそうだ。上はTシャツを着ているものの、下は薄いレオタードなのだから。でも私は、いかにもレッスンの帰りに立ち寄りました、この格好もいやらしいと思う方がいやらしいのよと言わんばかりに堂々と入って行った。こんな場合には恥ずかしがった方がいやらしく見えるから。

何でドリンクコーナーって一番奥なのよと思いながら店内を奥へと歩いてゆく。その間お尻に突き刺さる店員さんの視線。恥ずかしい筈なのに私は興奮している。

コーヒーの缶を二本手に取るとレジに向かって歩いてゆく。今度は店員も見つめているわけにはいかず、チラチラと私を見てる。もちろん視線の先は私の股間よね。そう思うとまた感じてきちゃった。

私はレジにコーヒーを置いた。さすがにまともに相手の顔を見れなかったので、下を向いたままでお金をお皿に置いた。が、なかなか店員が手を出さないので顔を上げた。すると、店員は私の股間を凝視している、エッチね。
私は頭の中で言った。もっと見ていいのよ。もう私のあそこ濡れちゃってる……やばい、薄いレオタードは濡れると透けてしまう。という事は……今、あそこを見られてるって事?私はあせった。袋はいりませんと言うとお釣りとコーヒーを握りしめて店を飛び出した。小走りに彼の車へ向かう。

つづき「彼氏見つかりました5」へ


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