1 電車にて
その日、歩美はいつものように通学の電車に揺られていた。
セーラー服に、コート。スカートは最近の高校生らしく短い。まだまだ発育途中の青さが残る歩美の身体だが、その日は男を引きつける空気をまとっていた。
(どうしよう……じんじんするよぅ…)
今朝起きる直前まで、歩美は淫らな夢を見ていた。見知らぬ男に襲われ、抵抗もむなしく犯される夢。服を剥ぎ取られたあげく、歩美がすすり泣いてよがるまで愛撫を施され、深々とペニスを挿入されてレイプされたのだ。
絶頂の瞬間に目が覚めた歩美のパンティは、愛液でびしょびしょだった。時間も遅刻ぎりぎりで、慌ててパンティだけはきかえてきたのだが。
身体が、疼いている。
歩美は処女ではない。高校に入ってすぐに付き合いだした社会人の男に処女は捧げた。かなり遊びなれた男で、何も知らなかった歩美の身体を隅々まで開発し、快楽を教え込んだ。けれどつい1ヶ月前、突然別れを切り出され、それ以来合っていない。
欲求不満と生理前ということも相まって、今朝の歩美は発情していた。はきかえたパンティも溢れてきた愛液ですでに湿っている。
車内はラッシュ時のため、身動きもとれないほど混み合っている。電車の揺れに合わせて周囲の人と服がこすれ合うのさえ、今の歩美には辛かった。
ガタン!
ひときわ大きく電車が揺れた。身体を支えるためか、扉に向かって立っている歩美の目の前の窓に後ろから手が伸びる。
(あ、スーツ……)
背後に立っているのはサラリーマンなのだろう。節ばった指に、歩美の鼓動は跳ね上がった。
(男の、人だ)
意識した途端、身体のうずきが酷くなる。後ろから覆い被さるようにされている、それだけで歩美は興奮してしまっていた。無意識に胸を押さえるように両手で包み込む。制服の上からでも自分の乳首が尖りきっているのがわかって、歩美は恥ずかしくてたまらなくなった。
「……どうしたの?」
「ひ……っ」
突然耳元で囁かれて、飛び上がる。後ろのサラリーマンが、歩美の耳を舐めるような近さで尋ねてきた。
「胸押さえて。苦しいの?」
「え、いえ…あの…」
歩美は慌てて胸から手を離す。と、窓に突かれていた男の手が、するりと歩美の胸に触れてきた。
「ここかな?」
両手で歩美の胸を鷲掴みにしてくる。
「ぃや…!」
「しっ!静かに。楽にしてあげるよ」
ゆっくりと男は制服の上から歩美の胸を揉み込んだ。看病というにはあまりにもいやらしい手つきだ。
(やだ、この人チカン…?)
たっぷりとしたボリュームを楽しむように両手で乳房を弄び、指を潜り込ませてくる。
「あれ?」
笑いを含んだ声がして、制服のシャツ越しに乳首が男の指先に捕らえられた。
「乳首ビンビンだね。感じちゃった?」
指先ですりあわせるようにして刺激される。
「ひぁ…!んんっ」
思わず大きな声が出そうになり、歩美は唇をかんだ。放置され、発情しきった身体には、もう力が入らない。胸への悪戯だけで、歩美は堕ちていた。
「エッチな子だな。Dカップ、いやFカップはあるかな?治療してるだけなのに、おっぱいで感じちゃうんだ?」
歩美が抵抗しないと見て、男の行為はエスカレートしていく。
(あう…やだ、お尻に硬いのあたってるよぉ)
背後からグリグリと歩美のお尻に押しつけられる男の股間では、すでに硬くなったものが存在を主張している。もしかしたら男も歩美と同じく、電車に乗り込んだ時から発情していたのかもしれない。
「ん、んふぅん」
「気持ちいい?もっと気持ちよくしてあげようか」
太股に男の魔手がのばされる。すべすべとした若い肌を楽しむように撫でられて、歩美は思わず逃れようと後ろに腰を逃がす。けれどそれは男を悦ばせるだけだった。柔らかな歩美のヒップの感触に男の股間がますます強張る。
「やめ、てぇ……」
快感と羞恥で涙目になりながら、歩美は訴える。それを咎めるように、右耳が軽く噛まれる。
「やん!」
(やだ、耳…耳弱いの)
そのまま耳の穴に舌が入ってくる。歩美はもう立っているのもやっとの状態で、扉にしがみついた。
「は…はふ…くぅ」
太股をたどっていた男の指が、パンティの脇に辿り着く。
「ああ…いけないなぁ。清純そうな顔をして、こんないやらしいパンティをはくなんて」
朝、急いで替えた下着は、両脇を紐で結ぶだけの、いわゆるヒモパンだった。
「没収だよ」
そういって、男は歩美のパンティを剥ぎ取った。
「君の蜜でぐしぐしょだよ」
布がはずれる瞬間、クチュリと水音がしたのは気のせいではなかったらしい。男はそういって歩美をからかうと、とうとう濡れた花びらに触れてきた。
まず餌食にされたのは、歩美の薄い陰毛だった。
「ずいぶん薄いね。これじゃ丸見えだ」
軽く引っ張りながら囁く。実際歩美の陰毛は産毛と言ってもいいほどの薄さで、ほとんど性器を隠せず、その割れ目を飾る役目しか果たしていなかった。
男の指は更に奥へと進む。
「くぅん!」
「一気に根本まで入っちゃったね」
歩美自身の愛液を絡ませた男の太い指が、一気に奥まで突き込まれた。待ちわびていた膣壁がここぞとばかりに絡み付く。歩美の意志とは関係なく、歩美の膣内は男の太く長い中指を奥へと誘い込むように蠕動していた。
「んぁぁ、あ、あ、あぁっ」
「処女ではないけど…あんまり使ってないのかな。きゅうきゅう吸い付いてくる」
(どうしよう…きもちいい、きもちいい、よぉ……っ)
理性では見ず知らずの男性に電車でこんなことをされて気持ちよくなるなんて、いけないことだと分かっている。けれど歩美の女の部分、本能の雌の部分が男のくれる快楽をどうしようもなく求めていた。
「もう一本入れるよ?」
「や……あうぅっ」
一度引き抜かれた中指が、人差し指を伴って再び潜り込んでくる。二本の指は歩美の中を隅々まで確かめるように動き回り、いったん奥まで含ませるとセックスの動きを模して出し入れを始めた。歩美の自然と揺れてしまう腰が、背後の男をも刺激してしまっている。
「キツキツなのにぬるぬるで、いいオマンコだね」
褒めるようにいって、男は歩美の耳を舐めながら微妙に曲げた指でGスポットを探り当てた。がくがくと機械仕掛けのように歩美の腰がはねる。
「ひぃ…ん!」
「じっとして。周りの人に痴漢されて感じちゃう、恥ずかしい子だってばれちゃうよ?」
愛液が内股を伝う、その感触さえたまらない。
「さぁて…じゃあ、淫乱女子高生のクリトリスは、どうかな…」
男の言葉に、歩美は目を見開いた。
「だめぇ…っ、そこは…っめなの……!」
密やかな、決死の訴えは無視され、歩美の雌蕊までが男の手に落ちる。花びらの合わせ目、その頂点が男の指に剥き出しにされた。
「~~~~っっ!!」
電流を流されたような快感に、歩美は背中をのけぞらせた。
「すごい…」
ごくりと男が唾を飲む音が生々しく響く。膣をえぐるものとは逆の手で探り出したそれを確かめるように、男は愛液にまみれた指で弄くった。
「触る前からズル剥けで…しかもこんなに大きいクリトリス、初めてだよ……」
「くぅ、ひん、んあ、あ~!」
それは別れた彼からもさんざん言われたことだった。「パイパンに勃起クリなんて、本当に歩美は淫乱なオマンコをしているな」と。
「こんなオマンコじゃあ、大変でしょ?いつもどうしてるの。オナニーじゃ足りなくて、いやらしいパンティはいて電車で痴漢を誘ってるの?」
膣を指で突かれ、雌蕊を容赦なく転がされながら、歩美は必死で首を振った。
「嘘はいけないなぁ。そうでなきゃ、どうしてこんなにぬるぬるなの?痴漢されて、クリトリス、ビンビンにして、ひだひだを吸い付かせてくるなんて、こんなオマンコ、淫乱以外のなんだっていうの」
男の言うとおりだ。歩美の身体はもはや男の意のままだった。
(でも、淫乱なんて…)
淫乱そのものの反応を示しながら、歩美はそれを認められなかった。開発されきったとはいえ、歩美の身体は一人の男しか知らないのだ。手だれた男の手練手管で、歩美の身体だけが花開かされていた。発情してしまった今日、たまたまそれを嗅ぎつけた見知らぬ男の手に落ちてしまったのだ。
「んん、…ぉ、もぉ……っ!」
「ん?いっちゃう?」
ゾクゾクとした痺れが背筋を這い上ってくる。歩美は限界を感じて、両手で口を押さえた。
(ああ…だめっ、電車で痴漢されてなんて……!)
けれど一度走り出した快楽は止まらない。なおさら、男の攻めが激しさを増す。
「いいよ…ほら!いっちゃえ!!」
指のピストンがGスポットを襲う。陰核は押しつぶされ、耳たぶを甘噛みされる。
もう、耐えられるはずがなかった。
「ひっ、くうぅぅ……………っっ!!」
全身を痙攣させながら、歩美は絶頂に達した。その最中にも男の指は止まらず、歩美の絶頂は長く尾を引いた。
『--お降りのお客様は、お忘れ物にご注意ください』
息も絶え絶えの歩美が我に返ると、ちょうど降りる駅に着いたところだった。震える脚で、人の流れに押し出されるようにホームに立つ。散々に弄られた場所が余韻にヒクついて、立っているのがやっとだ。
『ドアが閉まります』
呆然と立ちつくす歩美の目の前で扉が閉まる。
と、一番前に立っていたサラリーマンが、白いものを振って見せた。歩美のパンティだ。
下着を奪われ、内股を自分の愛液でしとどに濡らした歩美をおいて、電車は次の駅へと走り去っていった。
2 コンビニにて
(どうしよう……)
学校近くのコンビニで、歩美は困り果てていた。
いつも通りの一日。ただちょっとエッチな夢を見て、遅刻ぎりぎりで目覚めただけ……のはずだったのに。歩美の発情に気付いた見知らぬ男に、通学電車の中で散々身体を弄ばれたあげく、望まぬ絶頂を味わわされ、下着まで奪われた。駅のトイレで膝にまで滴った愛液を拭ったものの、パンティは痴漢男に奪われてしまったため、スカートの中が心許ない。今日はスパッツもはいていなかったし、体育もないのでショートパンツもない。
しかたなく駅から学校への道の途中にあるコンビニで買おうとしたのだが。
「その制服、××高校だよね?まったく、こんなものを万引きなんて……」
コンビニの奥のスタッフルーム、テーブルを挟んだ向かいに座る中年男が苦り切ったため息を漏らす。
「ち…違います、わたし万引きなんてしてませんっ」
「でもねぇ。現にこうして、君のバッグから未会計の商品が出てきてるんだし」
トントンと中年男はテーブルの上に置かれた箱を指先で叩いた。
下着を買おうと入ったこのコンビニには男の店員しかおらず、歩美は恥ずかしくなって何も買わずに店を出た。だが数歩も歩かないうちに追いかけてきたこの店員に呼び止められ、ここへ連れ込まれたのだ。
身に覚えのない万引き容疑。何故か店員にあらためられた歩美のバッグの中から、会計のすんでいない商品が出てきた。
「でも…わたし、こんな……」
ちらりとテーブルに置かれた箱を見て、歩美は微かに頬を染めた。
コンドーム。
歩美のバッグから出てきたのは、男性用の避妊具だった。
「学校に連絡させてもらうよ。万引きは犯罪だからね」
「待ってください!」
(まずいよ、そんなの)
やってもいない万引きで学校に連絡されては困る。しかも盗んだとされる物が物だ。
電話をかけようと事務机に向かった中年店員に、歩美は慌てて駆け寄った。
「わたし、本当にやってません!」
受話器を取る男の腕に取りすがる。
「離しなさい」
中年店員はうっとうしげに腕を振り払った。その拍子に、歩美はバランスを崩して床に尻餅をついてしまった。
「い…ったぁ…」
「…………!!」
テーブルの脚に手をぶつけた歩美は、男が驚愕の眼差しで見ていることにしばらく気付かない。ようやく痛みが引いてから、自分がとんでもない姿をさらしていることを知る。
「あっ!」
ころんだ勢いで短いスカートの裾がめくれ、足の付け根までが男の目にさらされていた。もちろんパンティをはいていないため、産毛のような陰毛はもちろん、恥ずかしい割れ目や勃起したままの雌蕊までもが露わになってしまっている。
歩美は真っ赤になってスカートを押さえた。
(どうしよう…見られた、よね)
「……あの」
「へえ」
何とかいい訳をしようとした歩美の言葉を、妙にかすれた男の声が遮る。
「コンドームなんて万引きするとんでもない子だと思ってたら、さらにその上をいく、オマンコ女子高生だったのか」
「ひっ」
突然しゃがみ込んできた中年店員に足首を捕まれて、歩美は小さく悲鳴を上げる。逆さまになったような状態で、歩美は半ば宙づりにされてしまった。スカートは完全にまくれあがり、男の目に再び歩美の秘部がさらされる。
「どうしてパンツはいてないのかな?その上、クリを起たせて、蜜まで垂らして」
痴漢に散々弄くられた歩美の花びらの間からは、絶頂の余韻の愛液が未だにじみ出ていた。陰核は充血したままで、閉じられ蜜にまみれた陰唇とあいまって、すさまじくいやらしい。
「ゴム盗んで、彼氏とセックスする気満々だったんだな。期待で朝からオマンコびしょびしょにして」
「いやぁ!」
今度は膝裏を捕まれ、のしかかるようにして大股を開かされた。中年店員の顔が、歩美の股間に近づく。
「やめて…くださいぃっ」
「静かにしなさい。…これはただの身体検査だよ。ここに……」
ぬぷりと中年店員の指が歩美の膣を突いた。
「ふあぁん!!」
衝撃にのけぞる歩美の中を、嫌らしい笑みを浮かべながら男は探る。
「ここに、他にも盗んだ物を隠し持っていないか、確かめているんだ」
「そ…な……!」
そんなところに何も隠してはいない。歩美は必死になって抵抗したが、男には敵わなかった。ついさっき絶頂を味わった場所を、またしても責められているのだ、力が入ろうはずもない。
激しい水音を立てて、歩美の膣はまさぐられた。
「遊んでる割には綺麗なオマンコだな。色もピンクだし、毛も薄くて……ああ、でもちょっと濡れすぎだ」
言うと突然、中年店員は指を抜き、歩美の陰唇にむしゃぶりついた。
「あああ…っ!んん、や、やぁ……っ」
「んちゅ…、ん。うるさいな、ぬるぬるで調べにくいから…くちゅ……舐めて取ってあげてるんだろぉ?」
「だめ、舐めちゃいや……だめぇ!」
歩美の懇願を無視して、男はクンニを再開する。
(舌が、奥まで……っ)
まるで歩美の陰部にディープキスをするように、中年店員は膣の奥まで舌を侵入させ、愛液を啜った。男からすれば、歩美は自分では滅多にありつけない獲物だ。隅々まで味わい、しゃぶり尽くすつもりなのだ。
「ひぃうっ、あ、ああん!」
歩美は床の上で身をよじらせてすすり泣いた処女を捧げた男と別れて以来、我慢出来ずに何度かオナニーはした。けれどさすがに舌での愛撫は自分では出来ない。久々の快楽に、歩美の身体は溺れていった。
「ちょっと声が大きいよ、君。これでもくわえてなさい」
「……っや!」
突然目の前に出されたモノに、歩美は絶句する。69の体勢になった中年店員が、自分の陰茎を歩美に突きつけたのだ。青筋を立て、先走りに黒光る先端が、歩美の鼻先にあった。
「いやじゃないでしょ。店まで聞こえたらどうするの」
「いやぁ、いや…」
首を振って拒んだ歩美だったが、膣内を指でかき回され、感じた隙をついて男根を無理矢理くわえさせられてしまう。
「んぐ、ん、んふっ」
唇まで汚されてしまった歩美のこめかみを涙が伝った。
「歯を立てたら、万引きで学校に連絡するからね」
そう脅しをかけた後、中年店員の興味は歩美の雌蕊へとそそがれた。
「エッチなクリトリスだ……こんなに大きいなんて、さてはこの中かな」
呟いて、勃起したままの歩美の陰核に吸い付いた。
「んんう!んっふ、ふ!」
女なら誰もが一番感じるポイントの一つだ。歩美はのけぞって快感に耐えた。男は歩美を責めながら上から腰を使ってくるので、喉も苦しい。けれど口に広がる先走りの味に、さらに官能を刺激されてしまっているのも事実だった。
(どうしよう……知らないおじさんのオチンチン、しゃぶっちゃってるよぉ)
Gスポットを指で突かれながら、雌蕊を吸われる。それは歩美の好む愛撫だった。いままさに、男は歩美の陰部にそれをほどこしている。
(あ、だめ!わたし、また……っ)
頂の予感に、歩美の身体が強張る。それを察したのか、男が歩美の陰核に舌を絡めた。
「くぅんん!」
吸い付き、唇に挟んだ雌蕊の先端を舌先で何度も弾く。これには歩美もひとたまりもなかった。
「んぅ、んんんんん~~~っっ!!」
激しく腰を踊らせて、歩美は達した。同時に締め付けた喉奥で中年店員の陰茎も弾ける。
「お、おおおぅ!」
お互いの体液を分け合うようにして、二人は床の上で相手の性器をしゃぶった。
(わたし……)
精液の苦みを飲み下しながら、歩美は今日2度目の絶頂に酔いしれていた。
3 部室にて
結局コンビニの中年店員は、最後まで犯すことはなく、フェラチオだけで歩美を解放した。警戒心が働いたのか、もしくはそういう趣向の持ち主なのか。
歩美はほっとすると同時に、物足りなさを感じてしまっていた。朝から立て続けにアクメに溺れた身体。けれど目の前で見せられた男根を思い出すと、膣がくわえるモノを欲しがるように蠢く。
そう、もはや歩美の身体はペニスによってしか、発情を静められなくなってしまっていたのだ。
(朝見た夢みたいに、オチンチン奥まで欲しいよぉ…)
けれどわずかに残った理性が、欲望を押しとどめている。
(今日はもう二回も、知らない人にエッチなことされちゃってるんだよ?こんなの、だめだよ)
ため息をついて、バッグを押さえる。中にはコンビニの中年店員から無理矢理持たされたコンドームが一箱入っていた。
とっくに授業は始まっているが、歩美は学校へ向かっていた。ともかく、何かスカートの下にはかなければいけない。所属しているテニス部の部室に行けば、何かあるだろう。それをはいて、今日はもう帰ろう、そう考えていた。
クラブハウスは校舎から離れた校庭の隅にある。歩美は教師に見つからないように、こっそりとテニス部のドアに手をかけた。
と。
「あれ?歩美ちゃんじゃん?」
いきなり名前を呼ばれて、歩美は凍りついた。振り向けばサッカー部の部室から男が顔を出している。
「なんだ、歩美ちゃんもサボり?こっちきなよ」
「いえ、あの……」
サッカー部の幽霊部員、校内でも悪い噂しか聞かない、一学年上の生徒だ。
「まま、そういわないで」
強引に歩美の二の腕をつかむとずるずると引きずっていってしまう。
「は~い、一名様ご案内~」
男は一人ではなかった。いつも連んでいる仲間が二人、部室で歩美を待ちかまえていた。
「お~!校内ランキング・ナンバーワンの、浦河歩美じゃ~ん!」
「まじでカワイイ~」
冷やかすように言って、パイプいすから立ち上がる。
(なに、これ)
不穏な気配を感じて、歩美は後ずさった。
「あ、あのわたし、体調が悪いので……」
その肩を、背後から掴まれる。
「ちょっとぐらい、いいじゃん。俺ら退屈してたんだよね」
「そうそう。偶然つかまえたことだしぃ、俺前からお前に聞きたいことあったんだ」
にやにやと笑いながら、少年達は歩美を取り囲んだ。
「おまえさ、エンコーしてるってホント?」
正面に立った少年が言う。歩美は驚いて否定した。
「そんなことしてません!」
「ええ、まじで~?」
心底意外そうに、少年達は声をそろえた。
「だって歩美ちゃん、おっぱいおっきいし」
「たっぷり男に揉まれて、大きくしたんだろ?って。なんかおっさんとよくデートしてんの見たし」
別れた彼と会っていたのを見られたのだろう。いよいよ危機感をつのらせて、歩美は出ていこうともがいた。
「放してください!」
けれど少年達に歩美を解放する気はない。三人で卑猥な質問をあびせかける。
「てか、あんなおっさんとのセックスで満足?」
「俺らなんか最近ご無沙汰でさ~。一ヶ月は抜いてないね」
「まじ、溜まりまくり。だからさぁ」
ぐっと一人の顔が近づけられる。
「今日は誰か輪姦してやろうぜ、って決めてたんだ」
「な…っ」
驚いた歩美の唇に噛みつくようにして、少年はキスをしてきた。逃れようと首を振る歩美の後頭部をがっちり押さえ込んで、口内を貪る。痛いほどに舌を吸ってから、唇は離れた。
「…捕まったのがお前で、良かったよ」
「一回このおっぱい触りまくってみたかったんだよなぁ。うは~まじすげぇボリューム!」
一人が背後から乳房を鷲掴みにしてきた。大きさを楽しむように、手のひらで全体を揉み込む。
「やめ…はな、放して……っ」
まだ歩美の中で官能はくすぶっているのだ。こんなことをされては、ひとたまりもない。
(どうしよう、このままじゃ)
しかも今、歩美は下着をつけていないのだ。彼らにそれがばれれば、どんなことになるか分からない。痴漢やコンビニ店員のようにはいかないだろう。彼らは歩美にペニスを挿入し、射精するまで満足するはずもない。
身体は男を求めていても、レイプされるのは怖かった。
「放してください……っ!!」
叫んで身をよじらせた時、歩美が持っていた通学バッグが床に落ちた。開いたままの開口部から、中身が外へとばらまかれる。
思わずそれに目をやった少年たちから、ごくり、と息をのむ音がした。
「……へぇ、何だよ、お前もヤル気満々だったんじゃん」
「男と待ち合わせでもしてたのか?」
「え…?」
少年たちの声に床にばらまかれたモノを見て、歩美は目を見張った。
「ゴム持って登校なんて、やるじゃん?」
コンビニの店員に無理矢理持たされた男性用避妊具。少年の一人がそれを拾い上げて、いやらしい笑みを浮かべながら歩美に詰め寄る。
「ち、違うの!それは、無理矢理……」
「無理矢理コンドーム持たされて登校かよ?どんなプレイだ、それ」
「まあどうでもいいじゃん。どうせ男とハメハメするつもりだったんだろ?代わりに俺らがヤッてやるって」
「そうそう。チンポ多い方がいいだろ?」
「いや……っ、んんぅ!!」
悲鳴を上げようとした歩美の口が、背後の少年にふさがれる。もう一人の少年が歩美の両手を押さえつけ、最後の一人が歩美の制服のブラウスに魔手をのばした。一番上のボタンは残して、第二ボタンから胸だけを露出するように開いてゆく。すぐにキャミソールに包まれた歩美の柔らかな胸が露わにされてしまった。
「ひょ~!カワイイ下着だな」
「男とヤルつもりだったから、勝負下着ってやつじゃね?」
羞恥に真っ赤になりながら、歩美は必死で首を横に振るが、少年たちは意にも介さない。
「どんな下着だろうが、俺らが興味あんのは中身だから関係ねぇっつうの。オラ!!」
「!!」
うす桃色のキャミソールの胸元が、手荒く破られた。同じ色のレースをあしらったブラジャーと、若々しい素肌が丸見えになってしまう。更に容赦なく、ブラジャーのカップも少年の手によって押し下げられた。
「…………」
歩美は羞恥に涙を浮かべながら目を閉じる。
(おっぱい…見られちゃってる……)
弾けるようにカップから飛び出した歩美の胸に、少年たちは釘付けになっていた。想像以上の大きさと、グラビアアイドルも顔負けの整った形。しかもその頂上で恥ずかしげに震える乳首は、処女のようなベビーピンク。
「すげ……」
思わずと言った様子で呟いて、一人が歩美のその見事な乳房を嬲りだした。
まずたっぷりとした量感を楽しむように両手で揉み込むと、その狭間に顔を埋める。
「んぅ…ん~!」
「ああ、すべすべ~きもち~」
「はは、変態かよお前」
「歩美ちゃんは早く乳首いじめて欲しいってよ」
後ろの少年が、口を押さえているのとは別の手で、歩美の乳首をつまんだ。
「ひぃ……っん」
びくん、と歩美の身体が揺れる。電車の中で、散々痴漢に悪戯された胸だ。その快感が残っている乳首を責められてはひとたまりもない。
「気持ちい?歩美ちゃん」
耳元で後ろの男が囁く。
(あぅ…息が、耳にあたって……っ)
首をすくめた歩美に気付いたのか、いきなり耳にむしゃぶりつかれた。
「……あん!!」
突然性感帯を刺激されて、反射的に歩美の背がのけぞる。はずみで少年の手が外れた唇から、嬌声以外の何物でもない声がこぼれる。
「あ、あ、……めて、耳、やめ…てぇっ」
「何だよ、耳感じるのか?」
さらに耳たぶを甘噛みされ、穴の中にまで舌が入ってくる。
「ふぁ…あっ、あ!」
「もっと声出せよ、ほら」
耳と同じように、乳首ももう一人の少年の口に含まれた。たっぷりとした乳房をまさぐりながら、乳首を甘噛みしたり、舌で弾いて転される。
「んだよ、俺も混ぜろっつうの」
「!!」
残った少年の手が歩美のスカートに伸ばされる。歩美は身もだえながら、必死でスカートを押さえた。
「抵抗すんなよ、邪魔くせえな」
「ゃあああんっ」
乳首を強く吸われて、歩美の抵抗が弱まる。その隙をついて、無情にもスカートはまくり上げられてしまった。
「はぁ?!なんだ、こいつ。パンツはいてねえぞ!」
「まじで?」
耳をしゃぶっていた少年の指が、歩美の脚の間を確かめる。
くちゅり、と濡れた音がたって、歩美は羞恥に真っ赤になった。
「…………」
少年たちの歩美を見る目が変わった。今までは捕まえた獲物をからかっているような所があったのが、一気に獲物を食い散らかす獣の目に変わる。
「……俺が一番だ」
「きゃぁ!」
歩美は床に突き飛ばされ、上から押さえつけられた。両腕を頭上で掴まれた歩美の上に、ズボンと下着をおろして性器を取り出しながら、一人が覆い被さってくる。
(…どうしよう、私……)
犯される、とはっきりとした恐怖がわいてくる。
へそまで反りかえった男性器に歩美の持っていた避妊具をつけながら、少年は卑猥に笑っていった。
「安心しろよ、ちゃんとつけてヤルって。妊娠したら、後が面倒だろ?」
「…ねがい、やめて…」
歩美の太股を大きく開かせ、少年の陰茎が膣に狙いを定めてくる。
「入れるのはだめ…だめ、……あ、ああああっ!!」
ずるりと歩美は簡単に最奥まで犯されてしまった。薄い膜越しに、歩美の子宮口と少年の鈴口が口づけ合う。
「ああ…いやあ……」
(いれられちゃった、よぉ)
心の葛藤とは別に、歩美の身体は久しぶりの男の味に、よだれを流してむしゃぶりついていた。オナニーでは味わえない、本物の男。硬く勃起した少年の陰茎を奥深くまでくわえ込まされ、その太さや長さ、卑猥に浮いた血管までもを無理矢理教えられてしまった。
「う…お、すげえ、こいつ…」
手慣れた男に開発された歩美の内壁が、きゅうきゅうと男を締め付ける。たっぷりの愛液をこぼしながら、痙攣するように更に奥へと蠕動しているのだ。
まだ十代の少年にはたまらない。
「くそっ、すげえ、こいつ!こいつの、オマンコッ」
いきなりトップスピードで腰を振り立てられ、歩美は悲鳴を上げる。
「いやぁ、や、あん、あ、あっ」
根本からカリ首までを使って、長いストロークで激しく突かれる。少年も自分ではコントロール出来ない快楽に駆り立てられているようだった。
挿入が久しぶりの歩美も、この若い牡の攻めには耐えられなかった。
(どうしよう、気持ちいい!気持ちいいっ)
Gスポットや子宮口といった性感帯を、容赦なく突き回される。朝から散々刺激されたあげく、とどめの男根だ。
しかも歩美の付き合っていた男は女慣れしていて、こんなにがむしゃらに腰を振ってくることはなかった。いつも歩美が感じすぎて自らはしたなく腰を振るまでは、陰茎を奥まで嵌めてあまり動かさず、焦れた歩美が懇願するまでそのまま緩く腰を回すだけということもよくあった。
けれどそんな大人の余裕という物を少年は持っていない。最高に気持ちのいい穴に挿入し、腰を振り立てる。動物のように自分の快感だけを求めて、歩美の膣で男根をしごき上げた。
そんな牡の腰振りに、発情期の歩美が我慢出来るはずが無かった。
(いや、私…いっちゃ…う……)
「だめぇ!こん…なっ、……っちゃ…」
「おぅ…締まる……!」
だめ押しに、少年が歩美の中で弾けた。膜越しに、精液をまき散らしながら暴れ回る陰茎に、歩美も絶頂へと押し上げられた。
「だめ、いっちゃ…うぅ……んんんあああああっ!!」
「うあ、すげ、吸い取られ……っ」
全身を狂ったように痙攣させる歩美に、少年は本能のままに腰突き上げた。より奥深くまで、陰嚢すらも挿入する勢いで突き入れ、射精する。今は薄い膜に守られているが、それがなければ、歩美の子宮内に直接少年の精液が注ぎ込まれていたはずだ。
雌を孕ませる、それは正しく生物としての交尾の姿だった。
「……っは、……や、はあぁ……」
歩美が絶望と満足の入り交じった吐息をつく。名器に仕込まれた歩美の膣に搾り取られ、少年の射精は長く続いた。しかも射精をしながらも突き上げる動きをやめない。これには歩美も悲鳴を上げるしかなかった。
「やあぁ、も…うごか、ない、でぇ…!」
「おぉ、おふ……」
少年は獣のような声をあげて、やっと射精を終えた。ビクビクと余韻に揺れる陰茎が、歩美の膣圧に押し出される。避妊具の先端には濃い精液がたっぷりと溜まっている。歩美の花びらは奪われてしまった物を求めるように、ひくつきながらトロリとした愛液をこぼした。少年の男根によって散々に泡立てられた本気汁は、まるで中出しをされた精液があふれ出ているようで、さらに少年たちの加虐心をあおる。
気がつけば、もう二人目の少年が歩美の前に立ちはだかっていた。その腰の中心ではやはり、避妊具をかぶせた陰茎がたくましく反りかえり、歩美を犯すことを期待して揺れている。
「いや…ゆる、して…」
歩美はもう動くことも出来ない。そんな歩美の腰を抱え上げ、二人目は獣の体勢で後ろから貫いてきた。
「っは!まじ、すげ…!」
一度奪われてしまった肉棒を再度与えられ、歩美の内壁は悦んで絡み付いた。その蠕動だけで男根をしごき上げる。
「腰、腰とまんねぇっ」
二人目の少年も最初から激しい腰使いだった。
反りや硬さ、先端の張り具合までが違う陰茎に責め立てられ、歩美は朦朧となりながらあえいだ。もはや少年たちにとって、歩美は気持ちのいい『穴』でしかないのだ。
(ああ…私……)
少年たちに代わる代わる犯されながら、歩美はただ涙を流して身もだえ続けた。
輪姦は、数時間続いた。歩美は少年たちに何度も絶頂を迎えさせられ、またその身体で少年たちを何度も射精に導いた。
何度目かに、膜越しとはいえ、中で射精される度に歩美がいってしまうことを知られ、更に激しく犯された。少年たちにとって歩美のように可愛く、欲情をそそる身体をした上に淫乱な女は初めてだったのだ。
「…っくそ!もうゴムがねぇ」
長い陵辱の末、コンドームは使い切られてしまった。床に捨てられた使用済みの避妊具には、どれも少年たちの精液が大量に吐き出されている。
「あ、ああ……」
最後のゴムをまとった陰茎が、歩美の膣から抜き取られた。歩美の股間はあふれ出た愛液でしとどに濡れている。
いや、股間だけではない。順番を待ちきれなかった少年が自分の手でしごき、歩美の胸やへそなどにこすりつけ、射精したせいで、歩美の体中が濡れていた。まるで全身を犯されたかのようだ。特に胸は少年たちの欲望の対象になり、亀頭を乳首に押しつけて射精されると、まるで胸が性器になったようで歩美はよがり狂った。
「もういいじゃん、生でやろうぜ」
「まだやりたりねえよ」
あれだけ情欲を吐き出したにもかかわらず、少年たちはまだ満足していなかった。歩美があまりにいやらしすぎて、勃起が収まらないのだ。
ついに避妊具などなしの、生での姦淫を求めてきた。
(生で、って……だめ、そんなコトしたら妊娠、しちゃう……)
実際には歩美は生理前で、今日は安全日だ。けれどよく知らない少年たちに体内に射精されてしまうのは、身体だけでなく心まで犯されてしまうようで怖い。今でも数人がかりで犯されているというのに痛みを感じるどころか、快感に何度も気をやってしまったのだ。本物のセックスなどされてしまったら……。
狂乱の終わりは唐突に訪れた。
「お前たち、なにをしている!!」
扉が乱暴に開かれ、立っていたのは厳しいことで有名な生徒指導の教師だった。
4 生徒指導室にて
ドロドロになった制服から夏の体操服に着替えて、歩美は生徒指導室に座っていた。少年たちとは別々に連れてこられ、今は歩美と生徒指導の教師二人だけだ。
非日常の淫靡な空間から日常に引きずり出され、何だか落ち着かない。着ている物もそうだ。パンティがないどころかブラジャーまでが少年たちの精液で汚されてしまい、つけられなくなってしまった。今歩美は上下とも下着をつけずに白い夏物の体操着と、昔の体操着のブルマーを身につけているのだ。しこったままの乳首は布を押し上げ、その色までも浮き上がらせそうにしているし、ブルマーはわずかに食い込んで歩美の縦すじを教えてしまっている。
「お前が誘ったそうじゃないか、ああ?」
教師の言葉に、歩美は泣きそうになりながら否定した。
「ち、違いますっ」
無理矢理部室に連れ込まれ犯されたのは、歩美の方なのだ。
「じゃあ、なんでパンティをはかずにあんな時間、あんな所にいたんだ?!」
「それは……」
答えられずに口ごもる。
教師はため息をついて頭をかいた。
「あいつらが言うには……お前がスカートをめくって自分の性器を見せて『犯してくれ』と迫ったそうじゃないか」
「そんなこと、」
「コンドームまで持ってきて、好きなだけつっこんでくれと言われたのでやった、とあいつらは言ってるんだがなぁ」
「言ってません…っ」
とんでもないことだ。どうやら少年たちは歩美にすべての罪をなすりつけるつもりらしい。
「立て」
「?」
「いいから立ってこっちに来てみろ」
言われるままに歩美はパイプ椅子に座っている教師の前に立った。今の歩美がどれだけ男にとって好色な獲物に見えるかも知らずに。
「よし、ブルマーを下ろせ」
「……!」
(え、なんで?!)
唐突な命令に、歩美は驚いて動けなかった。ブルマーを下ろせばパンティをはいていない歩美の性器は丸見えになってしまう。すると教師は乱暴に傍らのテーブルを叩いた。
「いいから下ろせ!教師の言うことが聞けないのか!!」
「……っ」
あまりの剣幕に、歩美は凍りついた。
「あいつらの話では、お前、援助交際もしてるらしいじゃないか。全く最近の高校生は……」
「え、援助交際なんてしてませんっ」
必死で言い募った歩美を鼻で笑って、教師はいやらしい笑みを口元に浮かべる。
「だったらお前のオマンコ、見せてみろ。あいつらに犯されるまで処女だったって言うなら、先生が見てたしかめてやる」
(そんな……)
教師の無茶な命令に、歩美は震えることしか出来ない。少年たちに犯される前に、歩美の処女はもう散らされていたのだ。しかしそれを言えば「やっぱり援助交際をしていたんだろう」と言われてしまうだろう。
だからといって、昼間の生徒指導室、こんな場所で自ら性器を露出することなど出来るはずもない。
「ほら、早くしろ!」
「…っきゃああ!」
ブルマを気にするあまり無防備だった体操服の上着を、教師が乱暴にめくり上げる。歩美の豊満な乳房が勢いよくまろびでて、大きくぶるんと揺れた。
「だいたい何だ、この牛のような乳は!」
「いやっ」
とっさに自分の乳房を押さえた両腕を乱暴に引きはがされ、歩美の白い肌が教師の眼前にさらされてしまう。
ゴクリ、と生唾を飲む音がした。教師はねっとりとした視線で歩美の豊満で若々しい張りのある乳房や、その頂で震える乳首を思う存分観察する。散々少年たちに弄ばれた乳房は所々に吸い痕を浮かび上がらせ、特に気に入られて可愛がられた乳首は赤く尖ってしまっていた。
「全く最近の子供は、身体ばっかり一丁前に育ちやがって……」
両乳房を鷲掴みにされ、罵詈雑言とともに揉みしだかれる。歩美は必死で抵抗したが、大人の男の力に敵うはずもなかった。
「どうせ男に揉まれまくってオッパイ大きくしたんだろうが!こんなえげつない乳してるから、ガキ共にレイプされちまうんだよ」
「あぅ……っそんな」
「ほら、オマンコ見せてみろ!」
無情にも、ブルマまでが膝上まで引きずり下ろされてしまう。無毛の性器を見た教師の目に、いやらしい光が宿る。
「なんだぁ、このオマンコは?ええ?」
教師は羞恥に震える歩美を乱暴に突き飛ばすと、無理矢理机の上に座らせた。その上で自分は机の前に跪き、膝を開かせた歩美の股間に陣取る。
今や教師の目前に、歩美の性器はさらされていた。
「や…見ない……でぇ…っ」
か細い懇願など無視して、教師はじっくりと歩美の性器を視姦する。
散々に少年たちに嬲られた歩美の性器は、花びらは閉じてはいるものの、わずかにはみ出してしまい、未だに愛液を滲ませている。合わせ目の頂上ではコリコリと充血したままの雌芯が男の愛撫を誘い、ふっくらとした土手を飾るわずかな陰毛は、歩美の呼吸とともにそよいでいる。
「ずいぶんいやらしいパイパンマンコじゃないか。どら」
「ひ……ああっ!」
教師は花びらに両手をかけると、果物を割るように左右に開いた。奥に溜まっていた愛液がどっとあふれ出し、中の媚肉が露わになる。
「おうおう、中もかなりスケベなつくりだなぁ。本当にちょっと前まで処女だったのか?」
「くふぅんっ!だめぇ…触っちゃ……」
「何で触っちゃダメなんだ、浦河?どぉれ、処女膜の残りはあるかな?」
教師の野太い指が、無遠慮なまでに歩美の媚肉を暴く。奥まで覗き込むように、教師はそのいやらしい表情を浮かべた顔を近づけた。
「奥までドロドロで、ヒダヒダが震えてるなあ?処女マンコにしてはキュウキュウ吸い付いてきやがる。それに……」
「きゃぁう!」
当然のように陰核までが変態教師の餌食となった。右手の中指、薬指で膣内を弄りつつ、人差し指と親指で腫上がったクリトリスを摘まれる。
「こんなオマンコ見せられちゃあ、ガキ共は他愛なかっただろうよ。この嘘つきの、メスガキが!援助交際に飽きて、若いチンポ漁ろうとしたんだろうが!」
(違う、違うよぉ!)
歩美はあえぎながら必死で首を横に振った。
(援助交際なんて……してない、チ……漁りなんて、して、ない…………)
けれど意思とは裏腹に、歩美の体はもう快楽に堕ちていた。両手を後ろ手につき、無意識に腰を突き出してしまっている。そんな媚態に、教師が煽られないはずがなかった。
「お前みたいな淫乱に、ぴったりのものをくれてやるよ」
そう言って教師が取り出したものは。
「ひ……や、やぁっ」
半透明のピンク色をした性玩具。男性器を模したそれは根元が卑猥に枝分かれし、女を苛むためのいぼ状の突起がいくつも張り付いている。
「これ以上うちの男子生徒を漁られて、風紀が乱れても困るからなぁ。チンポが欲しけりゃ、これを突っ込んどけ。お前には特別に、オマンコに嵌めたままの登校を許してやるよ。そぉら!!」
容赦なく、歩美の最奥までが玩具で貫かれてしまう。
「はあぁあっ、いやぁ!!」
人工男根を膣内いっぱいに埋め込まれ、歩美はのたうった。本物とは違う硬さ、人工物ゆえの冷たさが、歩美の散々に嬲られた性器を埋める。
しかし教師の攻めはそれで終わりではなかった。
「っっきゃああああ!」
突然の刺激に、歩美は悲鳴を上げる。膣内を満たした人工男根が動き出したのだ。
「いやっ…これ、な……あ、ああ、あーーっ!」
本物のペニスではありえない動きが、歩美を襲う。うねうねと回転しながらいくつもの突起が内壁を擦り上げ、しかも時折伸び上がるように最奥を突く。その上根元で枝分かれした物は、クリトリスとアナルをそれぞれ刺激してくるのだ。
(いやぁ、これキツイ……っ)
無機物だけに容赦がない。淡々と歩美の秘部を攻め立ててくる性玩具に、歩美はガクガクと体を痙攣させるしかなかった。
「おい、何自分だけ楽しんでるんだぁ、浦川?」
バイブにのた打ち回る歩美をにやにやと一頻り見やってから、おもむろに教師は声をかけた。
「んあ……、あ、はひぃ……」
「気持ちいいプレゼントしてやった先生に、お礼もなしか。ほら、こっちにこい!」
勝手な言い分で歩美を机から下ろすと、当然のようにジャージの股間から自らの男根を取り出す。
「ほら、その自慢のデカパイで挟むんだよ!」
「あ、ああ…」
歩美は抵抗もできず、教師の言いなりのまま、その胸の谷間に男根を挟み込んだ。
「両手で支えて…おぅ、そうだよ。やればできるじゃないか」
そのまま乱暴に、教師は腰を振り出した。
「おお、このオッパイマンコ!前から犯してやろうと思ってたんだよ!ユサユサ揺らしながら歩きやがって!!」
「はぁ、はぁ、ああ……ん」
隠語をつぶやきながら、教師は歩美の乳房を味わう。
(私のおっぱい、先生に犯されてる……!)
さっきの少年たちのように、こすり付けているだけではない。まさに歩美の乳房は今性器として扱われているのだ。
「くぅ…どうなってやがんだ、この…乳肉はぁっ」
よっぽど歩美のパイズリが気持ちいいのか、教師がうめきながら腰を振る。
「淫乱の…メスブタが!…くぅ、くらえ!!」
「ひっ…、あ、熱……やあ、あああああ!!」
とどめとばかりに繰り出された一突きで、ペニスは弾けた。歩美の快楽にとろけた童顔に、濃い精液がぶちまけられる。
それと同時に、歩美も人口男根の攻めに耐え切れず、激しく気をやってしまった。
(ああ、私、もう……)
悦楽と絶望に身を震わせながら、歩美は唇についたザーメンを飲み込んだ。
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