この話はつづきです。はじめから読まれる方は「僕は美少女」へ
翌朝、目覚めた智也は布団からすぐに起き上がることができなかった。
十五歳の若い肉体は、少々の睡眠不足などどうということもなかったが、ぼんやりとした頭だけはすぐに起きてくれない。
夕べ寝たのは夜中の3時を過ぎていただろうか--。
秀美のショーツを部屋に持って帰った智也は、叔母夫婦のセックスを見てしまった興奮もそのままに、何度もオナニーをした。
まずショーツをまじまじと観察した。
赤いショーツの前部分のレースは秀美の恥毛も透けて見せるはずだ。こんなに細いTバックなら、秀美はほとんどお尻丸出しで、紐も秀美のお尻の割れ目に食い込んで…。
裏地のクロッチにはうっすらと線状の染みがついていた。智也が匂ってみると、オシッコのような汗のような、でも、それらとはまた違う、すっぱいような甘いような不快なような、不思議な匂いがした。
秀美叔母さんのあそこの匂いかも…!
そう思うと、秀美の敬之との獣のような交合が目蓋の裏側に浮かんでくる。
智也は裸で喘ぐ秀美の姿を思い出し、ショーツの匂いを嗅ぎ、頭からかぶり、最終的にはショーツを自ら履いてオナニーを繰り返した。
憧れの叔母のショーツを履いてみると、なんともいえない興奮に包まれた。
秀美の恥毛や陰部が触れていた部分に自分のペニスが当たっているのだ。
智也はショーツを履いたまま、何度も下腹部を敷き布団にこすりつけた。秀美に優しく童貞を奪われることを想像して…。
想像の中で秀美は智也のペニスを受け入れて絶叫する。
『智君のチンポすごぉい!叔母ちゃん、もうイっちゃう!』
頭の中で想像を巡らせると、股間がまた熱くなってきた。
そして、智也はハッとした。
ぼ、僕まだ秀美叔母さんのパンツ履いてる…!
夏用の薄い布団を捲ると、智也の華奢な下半身は秀美の赤いショーツに包まれていた。
智也は秀美のショーツを履いたまま寝てしまったことに初めて気づいた。
朝になる前に脱衣籠に戻しておこうと思ってたんだ…。それなのに僕は…!ていうか…今…何時だ…?
時計を見ると、もう午前9時前だった。
(しまった…!)
智也の顔が青ざめた。
その時、部屋のドアが開いた。
(あ…!)
入ってきたのは秀美だった。
秀美は短めのスカートにノースリーブのブラウスという服装だった。
「もう、起きてた智君?」
秀美は夕べの姿が嘘のように、涼しげな優しい笑みを浮かべていた。
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