T大進学率トップの女子校に通うお嬢様、森ゆか。
今日は家庭教師の女子大生、水村らんに現社を教えてもらう日だった。
「あ笑ゆかちゃん」
「先生こんばんは、待ってたよ笑」
部屋に来たらんは机にいるゆかの横に座った。
「今日も始めよっか?」
「うん」
ゆかは軽く目を閉じてキレイならんがいつもしてくれる愛撫を待った。
「じゃあ、辻川さんお願いしまーす」
しかし、らんの声に答えて、まったく予想外のことが始まる。
なんかキツイ臭い……ゆかが驚いて目を開けると、目の前には全然知らない、それも明らかにホームレスの若い女が立っていた。
「きゃあ!」
「よろしくお願いします」
女はたぶん20代前半、のろのろとあいさつすると臭い体でいきなりゆかを抱きにかかった。
「きゃ、きゃあー!」
「ゆかちゃん、今日は現代社会の『格差問題』を勉強するの。この方はホームレス女性の辻川えりなさん。今日は、わたしに代わってえりなさんがエッチを教えてくれるよ」
先生の話が耳に入らないゆか。
ホームレスのえりなが抱こうと顔を近づけただけで、ゆかは臭いで嘔吐した。
「あ、ゆかちゃん……それはえりなさんに失礼よ!」
ゆかは先生のらんに怒られる。
そしてえりなには机の吐瀉物を掃除してもらうゆか――
のろのろと生気のない目で吐瀉物を拭くえりなが怖く見える。
「今度はちゃんと抱いてもらいなさい」
片付けたえりなが、ゆかをまた抱きにかかる。
大好きな先生のために、今度は息を殺して椅子で耐えるゆか。
「――」
えりなはゆかの唇にキスをし、次に首すじ、服を脱がして胸、アソコへとキスを続けていった。
「ハァ――」
極度の緊張と嫌悪感に、官能が合わさって、ゆかの健康なココロをめちゃくちゃにする。
「ゆかちゃんどう?」
「もう、頭おかしくなりそう――」
「そう? えりなさんがキモイから?」
「はい」
「えりなさんが臭いから?」
「はい!」
「えりなさんがホームレスの人だから?」
「……はいっ!」
ゆかは迷わずわめいた。
「でもねーー、ゆかちゃん」
「え?……アァーー…」
「あなたT大希望だよね――このえりなさんはね、ホームレスだけどT大の大学院卒業してるんだよ笑」
ゆかは高学歴ホームレス女の気持ち悪いクンニをアソコにされながら、格差の恐ろしさを子宮で考えていた。
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