百人一首かるた+α_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

百人一首かるた+α

15-06-14 10:50

振り袖姿の女が10人、会場に集まった。

今日は1日3日、恒例の百人一首かるた会である。


ただ少し、ではなくかなり、その趣向は凝ったものだった。

20から22才の美人ぞろいの彼女らは、

単に取り札の枚数を競うだけでなく、

そのあと開かれる本命のパーティーのため真剣そのものだった。

あらかじめ、100枚の取り札には100人のイケメンがそれぞれ割り当てられていて、

10人の彼女たちはその対応関係を頭に叩き込んでから、普通の百人一首かるたに臨む。

そして、取った札の割り当てだけ、パーティーでイケメンを相手にセックスできるという趣向だった。

まさに、知とエロの勝負といったところである。

――――

激しい百人一首かるた戦は終了し、

振り袖姿の美しき才女たちは、エロを競うためにパーティーに出席する。

目の前には居並ぶ全裸のイケメン100人。

まずはかるた会優勝者、橘いろはが取り札48枚分に割り当てられたイケメンを48人自分のまわりに集める。

次は同じように22枚の彼女が22人、

15枚の彼女が15人……

というように。

すべて整ったところで、

10個のサークルでそれぞれ1人の才女を相手にイケメンたちのセックスが始まる。

とりわけ優勝者の橘いろはは、

48人の裸のイケメンたちにじっと視姦されるのを感じながら、1人ずつ振り袖姿の自分と交わるのを許す。
条件は、着物ははだけても脱がさないでセックスすること――

1時間後、パーティー会場にはセックスが終わってヒマなサークルと、まだ続いてるサークルに分かれていた。

優勝者のいろははもちろんまだセックス中で――まだ8人目のイケメンと交尾中だった。

才女の喘ぎ声が会場に上がる。

いろはの体内には7人分の精液が出されていた。

「いろはさんみたいに頭のいい子生ませたい!」

8人目のイケメン、周防宙(てん)は、自分のそんなささやかな望みを口走りながらいろはに中出しする。

「あたしも、…ハアハア…宙くんの顔とスタイルの子ほしいよー!」

いろはは、宙にはマジのようだった。

まだこれからセックスのイケメンたちは、オナニーしたいのをぐっとこらえて、美しき才女いろはの交尾を見守った。


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索