この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ご主人様の奴隷です1」へ
目覚ましが鳴った。
久しぶりにゆっくり寝た気がする。
一通り朝の行事を終わらせてコーヒーカップを手にうろうろしてみる。
今日はデート。
どんな格好で行こうかな。
あれやこれやと迷ってるうちに出発の時間が迫ってくる。
ああ、あれを持ってかなくちゃ。
私は風呂場へ行き干しておいた秘密のポケット付きパンティーとローター、リモコンを小袋に入れバッグにしまった。
これでよし。では出発。
ちょうど来た電車に乗る。
土曜日なので車内は混んでいる。
私は座るのをあきらめ立ってドアにもたれた。
待ち合わせの駅までは20分ぐらい。
その間、これからの事を考える。
食事していきなりホテルかなぁ。
まずは裸にされてあそこをチェックされるかな。
それから縛られて、足を開かされて指でいじられちゃう。
でもなかなかイカせてもらえなくて、恥ずかしい事をいっぱい言わされるの。
泣きそうになったところでやっとイカせてくれる。
そんな想像(妄想)をしてたら20分はあっという間だった。
でもパンティーを濡らしちゃった。
駅に着いて改札を出る。
ちょっと早く着いたんだけど、彼はもう来ていてにこにこしてた。
遅くなりましたって言ったら、やっぱり今来たとこだよって言ってくれた。
普段はこんなに優しいのに、プレイの時はとっても厳しい。
お昼ご飯は予約してくれてるらしく、まだ時間があるからってデパートに行って服を買ってもらっちゃった。
予約してるお店って本でも紹介される人気店だった。
ちょっとお値段高目のお店。
やった!
「ここ来たかったんです」
「そりゃ良かった。ま、気楽に」だって、よく来るのかなぁ。
中に入るとやっぱり高級感がある。
通されたのは個室ではないけれど一応壁で囲まれたコーナー。
彼が奥に座り私は店内に背を向けた席。
やがて料理が運ばれてくる。
その料理を食べている間も楽しませてくれる。
そして、食後のコーヒーを飲んでいる時、彼が変わった。
「お腹いっぱいになった?」
「お陰様で。またダイエットしなくちゃ」
「ここケーキもおいしいよ」
「いえ、もう入りません」
「そう、それじゃこの後の準備をしようか」
「準備?」
「夕べの事は覚えてる?」
「夕べ?」
「私の言う事に逆らわないって約束したろ?」
「…はい」
「それじゃ早速試してみよう。今日由美子はどんなパンティー履いてきたのかな?」
「え?あの、ふつうのです」
「それじゃ分からないよ。見せてもらわなくちゃ」
「こ、ここでですか?」
「そうだよ、ほら立って」
私は立ち上がる。
「スカートをめくって」
「…」
「早くしないとお店の人来ちゃうよ」
仕方なくスカートをめくる。
「もっと…そうだ。今日はブルーのパンティーなんだ」
彼はそう言うとコーヒーを口に運ぶ。
「あの、もういいですか?」
「まあまあ、そうせかさないでゆっくり見せてよ。あれ?ちょっと足を広げてみて?」
「もう、許して」
「足を広げなさい」
「ああ」
私は足を開いた。
「やっぱりそうだ。由美子、パンティー濡らしたな。あそこのとこだけ色が濃くなってるよ。どういう事だ?」
「あ、あの、電車で卓也さんの事を考えてたら…」
「違うな。今これからされる事を考えて濡らしたんだ。そうだろ?」
バレてる。
私は頷いた。
「そういう時はこう言うんだ。…。言ってごらん」
「ゆ、由美子は…いじめられるのを想像しただけで、ぱ、パンティーを濡らしました」
「よしいいだろう。スカートを下ろしていいよ」
私はほっとした。
スカートから手を離し椅子に座った。
「昨日あげた物は持ってるね?」
「はい」
「じゃあ、履き替えようか」
「い、今ですか?」
「そうだよ。それともあっちのロビーの方がいい?」
「い、いやです」
私は中腰になると、掃いているパンティーの横紐に指をかけ、一気に膝のあたりまで下ろした。
後は腰を下ろしテーブルの下で足首から抜き取る。
それをバッグにしまおうとした時、彼が手を伸ばした。
「こっちへ」私は脱いだパンティーを手の中に握りしめたまま首を振った。
無駄だと分かっているのに。
「渡しなさい」
彼に命令口調で言われると私は逆らえない。
丸まったままのパンティーを彼の手に乗せる。
そして信じられない事にテーブルの上に広げて置いた。
「いやっ」
私は取り上げようとパンティーを掴む。
でも、彼に手首を握られて引っ込められない。
「手を離しなさい」
「恥ずかしいからしまって、お願い」
「手を離しなさい」
私は仕方なくパンティーから手を離した。
「由美子、よく見てごらん。ほらここどうなってる?」
恥ずかしくて下を向いている私に言う。
顔を少し上げると、色が濃くなっている部分を指差している。
「ぬ、濡れてます」
「そうだね、由美子は想像だけでこんなに濡らしてたんだよ。
自分がどんなにいやらしいかよく分かっただろう?」
「は、はい」
否定したかったが、今は一秒でも早く、この恥ずかし過ぎる状況から抜け出したかった。
「分かればいいんだ。これは没収だ」
彼はパンティーをバッグにしまった。
「じゃあ持ってきたパンティーを履いて」
私はバッグから貰ったパンティーを取り出すと足首を通した。
そして膝まで引き上げると、また中腰になってお尻を包んだ。
「秘密のポケットにローターを入れなさい」
「…はい」
私はまたバッグから取り出しパンティーに手を入れた。
ああ、クリトリスが押される。
「電池を入れ替えておこうか」
新しい電池を渡され、私はテーブルの下で電池を入れ替え箱を腰の部分に取り付けた。
「リモコンを渡しなさい」
彼がまた手を差し出す。
私はそれを渡した。
「こっちも入れ替えておこう。
夕べ由美子がだいぶ使っちゃったからな」
電池を入れ替えながら言う。
「よし、これでいい。ちゃんと動くかな?」
突然ローターが動き出した。私は思わず股間を押さえる。
「あ、ちょ、ちょっと、こんなところで、やめて」
彼は意地悪く微笑んでウエイターを呼んだ。
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