この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ご主人様の奴隷です1」へ
それから私は正直に電柱ごとにON/OFFを繰り返す。
今度は電柱毎にスイッチを切れるのだから楽なのかと思いきや、実際にやってみると、ずっとローターが動いてるよりもつらかった。
ずっと動いていれば少しは慣れてくるけど、今度は気持ち良くなってきたところで止まっちゃうから、まるでじらされてるみたいで、ローターが動くたびに快感が倍増していくのだ。
駅に着いた時にはローターは動いていた。
平坦な道を歩くのも大変だったのに階段を昇るのは無理だ。
今日もエスカレーターにする。
でも甘かった。
今日は金曜日で人が多い。
他の人と密着してると音で気付かれちゃうかもしれない。
結局歩いて昇る事になった。
やっぱり階段はつらかった。
道を歩いている時よりは刺激が強い。
2階に着いた時にはイキそうになっていた。
電車もいつもより人が多かった。
座ろうとすると他の人とくっつくいてしまうので、私は人のいない連結のあたりに立った。
あいかわらず敏感な所は刺激され続けている。
もう我慢も限界だった。
私は車内に背を向け吊り広告を見てるフリをしながらイッた。
体がピクピク動くが止められない。
あ、また気持ち良くなってきた。
だめ、何回もイッてたらおかしな女だと思われちゃう、我慢しなきゃ。
…でも無駄な努力だった。
電車を降りるまで誰にも声をかけられる事は無かったが、結局…何回イッたろう、少なくとも5回はイッたんじゃないかな。
そしてまたON/OFFを繰り返し、やっとの思いで家にたどり着いた時もローターは動いていた。
ドアの鍵をかけると、ヨロヨロとした足取りでキッチンのカウンターにたどり着きもたれかかった。
気を緩めるとまたイッてしまう。
携帯を取り出し電話をかける、が、なかなか彼は出てくれない。
早く出て、イッちゃう。
「もしもし」
「あ、由美子です…あ、だめ、あ、イッちゃうああ…」
「おい、どうした?」
「あ、ああ。う、家に着きました」
「ああ、お疲れさん。ちょうどイッたところだったみたいだな。もうちょっと我慢してくれれば良かったのに」
「だ、だって、電話したのになかなか出てくれないから…ああ」
「ごめんごめん。遅いからコーヒー入れてたんだ」
「ひどい、私がこんなに大変だったのに。ああん。あの、もう止めてもいいですか?」
「何だ、まだ動かしてたのか。好きだな由美子は」
「そ、そんな。最後の電柱でスイッチ入れたから、ああ」
「そうか、勝手にイクんじゃないぞ。で?」
「な、何ですか?ああもう」
ローターは、私が何回イこうがお構い無しに敏感なクリを刺激し続けている。
「途中でイッたのか?」
「ああ。イキました。ああもう…」
「何回イッたんだ?」
「ああ、分かりません」
「分からないぐらいイッたのか」
「多分6回…ああ」
「人に見られながらそんなにイッたのか、いやらしいなぁ」
「ああもう、イッてもいいですか?」
「まだだ。6回もイッたんだから我慢できるだろ?」
「ああ、お願い。イカせて下さい」
「そんなおねだりするようじゃ、由美子も相当なスケベだな」
「ああ、お願いします、イカせて下さい。あ、あ」
「勝手にイッたらお仕置きだぞ。わかってるな?」
「ああ、はい。だからお願い、あ、あ、ダメ」
「まだいいって言ってないぞ」
「あ、ダメです。イッちゃいます。ああ、ごめんなさい、あ、イク、イク、イクぅ」
私はその場に崩れ落ちた。
少し間をおいて声がした。
「イッたんだな?」
「…はい」
「そうか。もうスイッチを切りなさい」
私はポケットからリモコンを取り出しOFFにした。
やっとローターの震えが止まった。
「止まりました」
「うん。気持ち良かったか?」
「すごく良かった。死んじゃうかと思った」
「そうか、では今勝手にイッた事は大目に見てやろう。では明日、約束の時間に。楽しみにしてるよ。おやすみ」
「おやすみなさい」
私は風呂場へ行きお湯を溜める。
その間にヌルヌルになったキッチンの床を拭き、服を脱ぎパンティー一枚になった。
脱衣場でローターを取り出した。
ネバネバの液がべったり付いている。
これがずっと私をいじめてたの。
小さいのにたくましいわなどと思いつつタオルで綺麗に拭いた。
それから私は姿見に体を映してみる。
よく見るとツルツルだったあそこに、ポツポツと黒いものが見えた。
彼からの指示は無かったけど、剃っておいた方がいいかしら。
私は風呂場へ入った。
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