この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ご主人様の奴隷です1」へ
もうすぐお店の仕事が終わる時間だ。
彼に言われた通りトイレに入ってメールする。
すぐに電話がかかってきた。
「はい」
「誰かに聞かれちゃうとまずいだろうから、由美子は最低限の返事をしてくれればいいからね」
「はい」
「私があげた包みは持ってるね?」
「はい」
「じゃ、出してみて」
私はごそごそと中身を出した。
一見普通のパンティーだが、内側に小さいポケットが付いている。
それと…ピンクローター。
でも私が持ってるのとは違う。
スイッチがやたらにでかい。
あれ?もう一つスイッチみたいなのがあった。
「まずパンティーを履こうか」
「はい」
私は貰ったパンティーに足を通す。
「履きました」
「そのパンティー、内側に秘密のポケットがあるだろ?」
「はい」
「そこにローターを入れなさい」
「はい」
言われた通りにする。
あ、ちょうどクリに当たる場所だ。
「入れました」
「コードの先のボックスはパンティーの横に引っ掛けるんだ」
また言われた通りにする。
「できました」
「もう一つの小さいのがスイッチだ、分かるか?」
「はあ」
「①のボタンを押してごらん」
ボタンを押す。
私はまた①のボタンを押す。
途端にローターが奮え始めた。
「あ」
慌てて口を押さえる。
「気持ちいいだろ?音も静かなやつだから、由美子が変な声を出さなければバレないはずだよ。今日はそれを履いて帰るんだ、いいね?」
「は、はい」
「じゃあスイッチを切って仕度をしなさい」
「はい」
私はスイッチを切るとトイレから出て着替えを始める。
店を出てエレベーターを待ってる間に電話をする。
「一人?」
「はい」
「じゃあ①を押して」
「はい」
ローターが震え出しクリが刺激される。
「ああ、このままじゃイッちゃいます」
私はもじもじしながら言った。
「我慢しなさい。次はコンビニの前から電話して」
「あ、あの」
電話は切れてる。
仕方なく携帯をしまうと快感に耐えながらエレベーターを待った。
あれ?静かな所だとかすかに音が聞こえてる。
エレベーターに誰か乗ってたら気がつかれちゃうかも。
エレベーターのドアが開く、誰も乗ってなかった。
中に入り一階のボタンを押して壁にもたれると、足をギュッと閉じて股間を抑える。
こうしていないとイッちゃいそう。
チーン。
えっ?まだ3階。
やばい誰か乗ってくる。
私は慌ててスイッチを切る。
ローターの振動が止まる。
ほっとした。
男の人が乗ってきた。
他の店のお客さんかな、一階につくとさっさと歩いて行ってしまった。
私はまた①のボタンを押す。
クリの刺激が始まった。
足をすり合わせながらゆっくり歩く。
我慢しながらやっとコンビニに着いた。
正面でモジモジするわけにはいかないので、店の裏、明かりの届かない場所から電話をかける。
「由美子です。今コンビニの前です」
「随分かかったな」
「だって、クリをいじめられてたからまともに歩けないんです」
「エレベーターの中でイッたりしてないだろうな?」
「ないです。途中で人が乗って来ちゃったし…」
「ほお、だからってスイッチ切ったりしてないよな?」
「…」
「どうなんだ?命令を無視して勝手にスイッチを切ったりしてないよな?」
「…あの、切りました、ごめんなさい」
「…ほぉ」
「でもあの、ちょっと音がしてて、あの、聞かれちゃう…」
「言い訳はいい。由美子はまた私の言う事をきかなかったわけだ。そうだな?」
「…ごめんなさい」
「…罰だな、何回言っても分からないなら厳しいお仕置きをしなくちゃな」
「お願い、ひどい事は…」
「イキなさい」
「え?」
「そこでイクんだよ」
「そんな」
「命令だ」
「…は、はい」
弱いけど確実にクリを刺激し続けられてるから、ちょっと気を緩めるとすぐに気持ち良くなる。
「あ、あ、気持ちいい、ああ、あ、イキそうです。あ、イキます。イク、イク、イク」
「…」
「あ、あの、い、イキました。これで…許して…貰えますか?ああ」
イッてなおさら敏感になったクリはまだ刺激され続けている。
「何言ってるんだ、由美子が気持ち良かっただけじゃないか」
「あぁ、そんな、明日は私がしますから…ああん」
「します?」
「あぁ、さ、させて頂きますから」
「…明日は楽しいデートのつもりだったが、その前に調教してやらなくちゃならないようだな」
「あ、あ、そんな…ああ、また、イッちゃいそうです」
「勝手にイクんじゃないぞ。明日はそういう事もきっちり教え込んでやる、いいな」
「ああ、はい…お願いです、もう」
「ちゃんと由美子を調教して下さいって言ってみろ」
「ああ、由美子を、ああ、調教、して下さい。…あ、またイッちゃう…イク、イク、ああ」
またイッてしまった。
「また勝手にイッたんだな」
「ああ、だってずっと動いてるから…」
「仕方ないなぁ、スイッチ切っていいぞ」
私はローターを止めた。
「それじゃ、時間も遅くなったし、帰るとしようか。でもそのままじゃ退屈だろうから、歩いている時は電柱があるたびにスイッチを入れたり切ったりする事にしようか。電車に乗っている時は入れたままだ、いいな」
「ああ、今日はもう何回もイッちゃったからこれ以上は…」
「命令がきけないのか?」
「い、いえ、そういうわけじゃ…」
「そうか、…明日は何か急用ができちゃうような気がするなぁ」
「そんな、ずるいです」
「仕方ないだろ?仕事なんだから」
「分かりました。やりますから」
「あれ?私が無理矢理させるみたいな言い方するなぁ」
「ああ、やりたいです、させて下さい」
冷静に考えれば命令された上に、脅してるんだから、無理矢理以外の何者でもないんだけど、その時の私は冷静では無かったし、そういうことを言われ言わされるのが快感だった。
やっぱりドMなのかもしれない。
「分かった。由美子がそこまで言うからにはちゃんとやるんだよ、いいね?じゃ、家に着いたら電話してきなさい」
「はい」
電話は切れた。
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