この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ご主人様の奴隷です1」へ
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今日はお店に行く日、会社にいる一日が長くなりそう。
でも、彼にどんな事をされるのかと想像していたら案外早く時間が過ぎた。
仕事の方はちょっとやっつけだったけど。
退社時間になっていそいそと帰り支度を始める。
同僚に飲みに行こうって誘われたけど今日はダメ。
だって彼にいじめてもらいに行くんだもの。
あれ?私今いじめてもらいにって思った?
そう、彼に逢ってから段々変態になってきてるみたい。
また満員電車に揺られてお店に向かう。
駅に着いてからは自然と足早になっちゃう。
予約して来るって言ってたから、早く着いたって早く逢えるわけじゃないのに。
途中で珍しくお店の女の子と一緒になった。
今日はなんか楽しそうねとか言われちゃった。
「おはようございまぁす」ってお店に入ると、スタッフから予約が入ってるよって言われた。
約束通り来てくれたんだ。
急いで支度しなくちゃ。
手早く服を脱ぐとロッカーに放り込む。
キャミを着ると準備ができた事をスタッフに伝える。
今彼が声をかけられた、今案内されて部屋に入った、そしてスタッフが呼びに来る。
「かすみさん、お願いします」
ほーらぴったり。
「3番120分です」
へぇ、延長まで付けてくれたんだぁ。
急ぎ足になりそうなのを抑えてわざとゆっくり歩く。
部屋の前で深呼吸するとカーテンを開ける。
「こんばんわぁ」
「やぁ着たよ」
ベッドに座ってニコニコしている。
今日は備え付けのガウンを着てる。
時間がゆっくりだからかな。
挨拶替わりのキスをすると私も隣に座る。
「ホントに来てくれたのね」
「約束だからね。約束は守るよ、由美ちゃん…かすみちゃんも約束守ってくれたんだろう?」
彼の手が私の膝に置かれる。
「あん、ちゃんとしてきましたってば」
彼の手を振り払う仕ぐさをしてみせる。
「じゃあ後でゆっくりじっくり見せてもらおうかな」
「もう、エッチなんだから」
「あはは、かすみちゃんエッチな方が好きなくせに」
「そんな事ありませんって。でも延長までしてくれたんですね、高かったでしょ?」
「いやいや、まあまあ稼いでる方だから、かすみちゃんとゆっくりできるなら高くはないさ」
「由美子でいいですよ、じゃあ今日は私にもさせて下さいね」
「うん、由美ちゃんが満足して、まだ時間があったらね」
私は彼の首に手を回すと唇を押し付けた。
彼も私の腰に手を回して舌を入れてくれる。ディープキスを堪能する。
それでプレイのスイッチが入った。
彼が命令する立場で私は命令される立場。
私はそれだけで濡れた。
「じゃあまず由美子が言われた通りにしてきたかどうか調べさせてもらおうかな。こっちに来て」
私はベッドに上がり壁の前に立たされた。
彼は前に座り私の顔を見上げている。
「キャミソールを脱いで」
静かな声で命令される。
「はい」
私は肩紐をはずすとキャミを足元に落とした。
ブラをつけない乳房が掃き出しになる。
初めて見せるわけでもないのに無意識に両手で隠した。
「隠すんじゃない、手は体の横だ」
両手を下ろす。
「なんだ乳首が立ってるじゃないか、触ってもいないのにいやらしいなぁ。そんな様子じゃ下も濡らしてるんだろう。パンティーを調べてやるから足を広げなさい」
「…」
パンティーのその部分が濡れて染みになってる事は分かっている。
会社にいる時から夜の事を考えて濡らしてたんだから。
「どうした?足を広げるんだ、言う事がきけないのか?」
こういう事を期待していたのにやっぱり恥ずかしい。
私は少し足を広げた。
「何だ?それで広げたつもりか?もっと広げないと一番見たいところが見えないだろ」
また少し足を開く。
「もっとだ」
私は肩幅ぐらいまで足を開いた。
「よーし、じゃあパンティー調べるからそのままだぞ」
彼が身を乗り出して私の太ももを掴むと股間を覗き込んだ。
ああもうダメ、染みができるほど濡らしてるのを知られちゃう。
咄嗟に手で股間を隠す。
「隠すなと言っただろ、手をどけなさい」
私は両手を自分の太ももに置いた。
彼が足の間を覗き込む。
ああ何て言われるんだろう、期待でまた濡れる。
「やっぱり染みになってる。こりゃひどい濡れ方だなぁ、どうせ仕事してる時から濡らしてたんだろう?由美子は本当にいやらしい変態女なんだな」
「ち、違います」
ひどい事を言われているのに、嫌どころか感じて濡らしている。
「違わないよ、ほら今だってパンティーの外側までまん汁が溢れてるじゃないか。こうやって恥ずかしいところを見られるのが嬉しいんだろ?」
顔を見つめられるが恥ずかしさでとても彼の顔を見れない。
彼が元の位置に戻った。
「さあ、いよいよだな。由美子のツルツルのおまんこを見せてもらおうかな。パンティーを脱ぐんだ」
私は下を向いてパンティーの腰の部分に手をかけた。
少しずつパンティーを下ろしてゆく。
「おお、毛がないねぇ、ホントに剃ってきたんだね」
また少し下りる。
「割れ目が見えたぞ、毛が無いからいやらしい割れ目がまる見えだ」
いちいち私を辱める言葉と、夕べ自分で見たグロテスクな眺めが重なり、思わずも手で股間を隠しながらパンティーを足首から抜き取る。
彼は私がとまどうぐらい黙って私の体を見ている。
「どうして隠すんだ?」
「だって、恥ずかしい」
「由美子は私に見せるためにパンティーを脱いだんじゃないのか?」
「手をどけて」
「…」
「仕方ないなぁ」
彼が立ち上がった。
何をされるんだろう、ドキドキしながら目で彼を追う。
彼は壁にかかっているもう一着のガウンを手に取ると帯を抜き取った。
そして私の後ろに回る。
え?何をされるの?ちょっと不安になる私。
前に回った手で私の両手首を掴まれた。
そのまま背中に回される。
え?縛られちゃうの?やっぱり私の両手にガウンの帯が巻き付けられる。
でも全然嫌じゃなかった。
私はおとなしく縛られる。
その間も
「ああもうこれで抵抗できなくなっちゃった。ツルツルの割れ目どころか、恥ずかしい部分を広げられて中まで見られちゃっても隠すことさえできないんだ」
なんて事を考えてずっと濡らし続けてた。
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