この話はつづきです。はじめから読まれる方は「壁(改)1~悪夢~」へ
「あ~あ、恵子またイケなかった。ってそんなこと全く頭にないって感じですね。
ん~、どうします?もう止めます?恋人が自分以外の人にイカされるのって
やっぱりショックですよね。
由香里先輩って年は20才でも一応セクは
タチだから、この先も同じように一美おねえさんが責められ役だと
思うんですけど」
「貴女は恋人が他の人を愛してるのを我慢できるの?」
「もちろん私だって我慢できませんよ。由香里先輩の指が私以外の体に
触れるなんて気が狂いそうです。でも私達愛し合ってるって信じてるから。
私の知っている所で私も含めてSEXするんなら我慢します。だって
それだけじゃないんです。さっき隣の様子を想像しながら美香おねえさんに
触ってもらった時、私すごく興奮してていつも以上に感じちゃった。ほら」
そう言って恵子ちゃんは私の手を力ずくでアソコにあてがった。そこは先程よりも
更に濡れていた。
「私魅力ないですか?おねえさんから見たらまだまだ子供かもしれないけど
私だってもうりっぱな女なんです。隣ばかり気にしないで今は私を見てください」
恵子ちゃんの真剣な眼差しに圧倒された。とても今は直視出来ず目を逸らせた。
「もう!恵子諦めないもん。絶対美香おねえさんにイカせてもらうんだから。
こうなったら実力行使で、おねえさんをその気にさせてやるう~」
恵子ちゃんはじゃれ合う様に後ろから絡んできた。
「ええ~ちょっとお、困るう~」
私はひどく焦った。ある事を知られたくなかったからだ。
「あれえ~、おねえさん、もしかしてすごく濡れてない?」
一気に顔が熱くなった。
「ふ~ん、美香おねえさんもやっぱり興奮してたんだ」
困惑していた。嫉妬で狂いそうな感情とは裏腹に恵子ちゃん同様、興奮している
自分に。
「おねえさんの胸凄く綺麗。感度良さそう」
恵子ちゃんの右手が後ろからオッパイを包み込むように優しく擦る。
「はっああ~」
「へへェ~、私普段はネコなんだけど、おねえさんがその気になれるように
はりきっちゃおう」
左手で私の濡れた割れ目を頼りないぐらいソフトになぞった。
「ううっ」
そのまま二人横になって恵子ちゃんの本格的な愛撫が始まった。
彼女は指と口を使って高校生とは思えぬ巧みさで私の体を紅く染めていった。
「おねえさん、背中凄く感じるんだね」
自らの三つ編みにした髪の先端を筆のようにして背中をスーっとなぞる。
「はああ~ん」
同時にクリトリスに中指を当て多彩に弄った。
触れるか触れない程度にそっと撫で回していたかと思うと、素早く
バイブレーションさせたり、中指と薬指で挟み込み上下させたり。指先で
リズムよく延々とツンツンつつかれた時には頭のヒューズが1本
飛んじゃいそうなくらい切なくなり懇願した。私がしていた愛撫に恵子ちゃんは
さらに多彩なバリエーションを加え、私の腰をガクガクと暴れさせる。
「ヒィィィィィー」
突拍子もない声が喉の奥から弾け飛ぶ。
もちろん空いた右手や口は絶えず体中を這い回っている。そのあくまでソフトな
責めはもどかしかったが徐々に体中の感度が鋭くなっていくのがわかる。
いつしか私はイッているのかイッてないのかさえわからなくなる程、体中
敏感になり気持ち良過ぎて狂いそうになっていた。隣の声はもう耳に届かず、
自分の声だけが頭に鳴り響いていた。
「あああ~、もうダメェ~、どうにかしてェ~、あああああ」
大きな波が迫り来る予感で全身が期待に震える。
「うわあっ、くっ、くるっ、くるっ、飛んじゃうっっっ」
だが恵子ちゃんはスッと左手をクリトリスから離した。
「えっ?あ~ん、どうしてェ~」
思わず高校生相手に情けないセリフが口から飛び出してしまった。
「だっておねえさんだって恵子をイカせてくれなかったでしょ。これでおあいこ」
そう言った彼女の顔は最初キスした時の甘えた子ネコのような顔とは違っていた。
返す言葉もなく物欲しそうな顔をしている私に恵子ちゃんは足を絡ませてきた。
「私これが好きなんです」
私の片足を持ち上げ丸見えのアソコに恵子ちゃんの股間が密着してきた。
「ヒャッ!?」
高ぶって熱くなっているアソコに同じ物が重なる感触は初めての感覚だった。
何をどうすればいいか戸惑っている私に恵子ちゃんが腰を振り始め女性器同士を
擦り合わせた。
「あっ、あっ、あっ」
初めて味わう女性器の奇妙な感触は、先程イク寸前で止められていた私に再び
大きな波を呼び戻してきた。潤沢な愛液でヌルヌルした柔らかい物が
私の女性器全体を愛撫する。指とはちがうビラビラした物がクリトリスの上を
擦ったり叩いたり。
「ああ、これすごい、気持ちイイ、ああっ、ああっ、あああ~ダメ、イキそう」
「待って、私もイキそう、一緒にイこう、ああん、ああん」
「ダメッ、我慢できない、イッてもいい?ああ、ダメっ、イクっイクっ、
イグうううううう~」
「私も~、あああ、あああああ~」
私はエクスタシーの最中さらに貪欲に腰を2、3度ぶるん、ぶるるんと震わせ快感を
貪った。
(女同士ってこんなやり方もあるんだ)
変に冷静になって感心していた。
・・・いいいい~、ダメェ~、ヒイィィィィ~・・・
隣では一美の声がまだ続いていた。
つづき「壁(改)8〜彼女達の技巧〜」へ
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